アナタが何故やめたいと思う習慣をやめることができないのか
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タバコ、お酒、SNS、お菓子、ゲーム、爪を噛む、ネガティブ思考、夜更かしなどなど
やめたいと思っている習慣はありませんか?
何度かやめようとトライしてみるもののなかなかやめられない
気づいたらまたやってしまっている。
これはアナタの意志が弱いからでしょうか。
やめようとしているのに、またやってしまって
「自分はなんてダメな人間なんだ」と後悔したことはありませんか?
実はこれ、意志が弱いのではなく、間違った方法でやめようとしているのです。
では、なぜやめたい習慣をやめることができないのでしょうか。
今回はそれを解説していきます。
やめようと考えるほどにやめられなくなる心理
「ピンクのパンダを想像しないでください!」
想像してはいけませんよ?
今皆さんの頭の中にはピンクのパンダが出てきているはずです
人は、「○○するな」と言われるとやりたくなってしまうものです。
それは、人間の根本には「自由でいたい」という心理があり、「やるな」と言われると本能的に反対の行動をとりたくなってしまうからなのです。
これをカリギュラ効果と言います。
・今から宿題をやろうとしているときに、お母さんに「宿題やりなさい」と言われてやる気がなくなる
・「痩せたいかた以外は見ないでください」という広告を見てしまう
・鶴に「絶対に覗いてはいけませんよ」と言われたおじいさん
これらはすべてその心理効果に影響されています。
それでは、「タバコを吸ってはダメだ」と考えるとどうなるでしょうか?
そうなんです。吸いたくなるんです!
自分にやってはいけないと言い聞かせれば言い聞かせるほど、その反動は大きいものになっていきます。
数日、数週間は我慢できたとしても、「一回だけ…」と手を伸ばした瞬間に大爆発します。
そして後から「自分はなんてダメな人間なんだ」と後悔することになるんです。
決してアナタはダメな人間なんかではありません!
やり方を間違えているだけなのです。
計画の立て方に問題あり。失敗することも計画せよ
「よし、今日から禁煙だ!」
といって目の前のタバコをゴミ箱に捨てる
コンビニによったとき、ついいつもの癖でタバコを買う
その時は「まぁいっか」とカバンに入れておく
吸いたくなってカバンからタバコを取り出し吸ってしまう。
「禁煙なんて無理だ!」と諦める
これはあえて口の悪い言い方をすると、「習慣の力を舐めきった行動」です。
そんな簡単にやめたい習慣をやめることができれば、人間そんなに苦労しません。
まずは、「自分は意志の力が強いから何とかなる」という思考を捨て去りましょう。
意志の力というのはそんなに強いものではなく、悪い習慣の前ではあまりに無力です。
習慣をやめるときは、目標を持ち、計画を立てて、焦らず前に進んでいくことが大切です。
例えば先ほどの例だと、まず最初に何をもって禁煙したというのかを明確にしなくてはいけません。
「タバコを見ても我慢すれば耐えられる」を禁煙というのか
「タバコに興味すらない状態」を禁煙というのか
何をもって禁煙というのかをはっきりさせなければ、自分が今どこにいるのかがわからなくなってしまいます。
そして、自分がどんな時にタバコを吸いたくなるのはどんなときか、それを避けるために何をするべきなのかをしっかりと計画することが大切です。
これがないと吸いたい衝動が突然襲ってきたとき、とっさに対処することができません。
ゲームに例えるなら、衝動はモンスターです。そのモンスターがどんな属性でどんな技を持っていて、どこが弱点なのかを分析して、倒し方を考えなければやられてしまいまうように、衝動も分析して計画を立てなくては抗えません。
さらに、やってしまったときのことを考えなくてはいけません。
習慣をやめるときにやってしまいがちなのが、何日連続でできたかを数えることです。
これをすると、一度失敗したときに、今までやめることで積みあがってきたものがなくなってしまうという感覚になります。
実際には、タバコを控えればそれだけ、タバコに反応する神経は弱くなりますし、他の習慣でも必ずプラスの効果があります。
でも一度の失敗でもう終わりという風にしてしまうと、せっかく得たプラスの効果をどぶに捨てることとなります。
なので、数えるのは連続日数ではなく合計日数にするべきなのです。
失敗するのは当たり前、もし失敗しても次また挑戦したらいい。
そんな風に思うことが習慣を断つためには大切なのです。
まとめ
いかがだったでしょうか
やめるためには意志の力など必要なく、どうやってやりたい衝動に立ち向かうかを計画することが大切なのです。
自分が弱いことを知ることが前に進む力になります。
意志の力に頼ってはいけません!
カリギュラ効果で頼りたくならないでくださいね笑
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最後までご覧いただきありがとうございました!
皆さんの明日がより豊かになることを願っております。
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