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数あるマーケティング手法の中でも、中小企業にぴったりな手法とは??

前回は、ダイレクトレスポンスマーケティング(以下DRM)について知っていただく前に、マーケティングについてと、DRMはマーケティングの中の一つの手法であるとお話ししました。

また、DRMは下記のような日本のビジネスの現状と、とても相性のいいマーケティング手法だともお話しました。

・流行り廃りのスピードが速い
・価値観の多様化による、ニーズの多様化
・信頼関係を大事にする習慣
・企業の99パーセントが中小企業企業である

今回は、なぜDRMが日本のビジネスの現状と相性がいいのかについてお話しします。

DRMとは

DRMは簡単にいうと、見込み客(お客様になっていただける可能性のある人)一人一人に、広告を発信し、ダイレクトレスポンスの名前の通り、反応(レスポンス)があった人に、直接(ダイレクト)的にコミュニケーションをとり、関係を作っていき、商品を販売していく手法です。

これに対し、真逆のマーケティング手法はマスマーケティングなどと呼ばれ、広範囲に、何度も広告を一方的に発信し続けます。テレビコマーシャルなどはこの手法ですね。

DRMとマスマーケティングについて、上記の日本のビジネスの現状を一つづつ取り上げ、どちらが相性がいい手法か見ていきましょう。


流行り廃りのスピードが速い

現代の日本のビジネス市場は昔に比べ本当に流行り廃りのスピードが速くなったと思います。
一つのブームが起こり、テレビに大きく取り上げられる頃にはもうそのブームは廃り始めていると考えた方がいいでしょう。

そんな現状に対して、

まずマスマーケティングは、テレビコマーシャルの企画を考え、企画を通し、映像を製作編集し、テレビに放送していきます。
商品ができてから、発信するまでにとても時間がかかります。またマスマーケティングの効果を出すには、一方的に何度も発信し、見込み客の頭に刷り込んでいく必要があります。その刷り込みにも時間がかかり、莫大な広告予算が必要となります。

流行り廃りのスピードが速いビジネス市場に対し、発信にたくさんの時間と費用をかけ、やっと浸透してきたところでその流行りが終わってしまう、ということが起こるのは安易に想像できます。


それに対して、DRMは、商品に対してどんな人が買っているか、どんな人にニーズがあるかを最初にリサーチし、ターゲットを絞ります。

そのターゲットに、興味を引くメッセージ、オファー(取引条件)を発信し、反応があるかを計測します。(メッセージ、オファーの詳しい説明は、また次回以降に取り上げます。)

反応があったお客様に、詳しい商品説明や、商品を買った人の声などの情報を直接発信して、関係を築きながら、商品の購買に導いていきます。

同時に反応するお客様の数を増やすためにメッセージやオファーを改良し、また計測をします。

マスマーケティングとの違い

マスマーケティングとの一番の違いは、発信のスピードが速いことと、発信する内容の改善がすぐにできることです。
また、ターゲットを絞ることによって、限られた予算でも広告を発信できます。(具体的な広告方法についてもまた次回以降に。)

このように、流行り廃りのスピード速い市場に対して、柔軟かつスピーディーに発信でき、改良改善ができるDRMは、とても相性のいいマーケティング手法だといえます。

次回は下記の三点を取り上げて、さらに日本の市場とDRMの相性の良さを感じていただければと思います。

1、価値観の多様化による、ニーズの多様化
2、信頼関係を大事にする習慣
3、企業の99パーセントが中小企業企業である

最後までお読みいただきありがとうございました!


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