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プロローグ 〜 エピソード 1

プロローグ


ブログを始めて1カ月を過ぎて

KMOBである自分への興味が日に日に高まってきた

とりわけ 幼少期を回想することが多くなった 

なんと呆れてしまうことが多いことか なんと自由

闊達(我儘)だったことか こどもらしく可愛いと

言われた記憶は無い 多分親からも、、、

エピソード 1 初めての脱走


通っていた保育園の"おばちゃん先生"は 優しく厳しいキリスト教徒だった

園の方針なのかは定かではないが、、、給食を残すことは許してもらえなかった 

なんとか隠そうとして 見つかっては叱られの繰り返しで 給食の時間は いつも "ひとりぽっち"

偏食の僕には 昼ごはんは"恐怖の時間"だった

初めての脱走


そっか! 「家に帰ってしまえばいいんだ」
そして 給食の時間が来る前に "初めての脱走"

幸福感と変な達成感もあって 喜び勇んで家に帰ると 
次の"恐怖の時間" が待っていた

連絡を受けて待ち構えていた母の「幼児監禁事件"」

有無を言わさずに 小屋に閉じ込められた

母も厳しいことをすっかり忘れていた

二度あることは三度もあった


意地になって強がり 泣くこともなく過ごしていた
少ししたら出してもらえるだろうと楽観していた

ところが 小屋の隙間から夜の気配がしても、、、
一向に出してもらえない 

真っ暗な空間は本当に怖かったけれど こどもなり
の意地もあって "ゴメンなさい" は言えなかった

二度あることは三度あった"恐怖の時間" だ

テレパシー

結局 父が帰るまで "恐怖の時間" は続いた

事情を聞いた父から 「やるじゃないか」と
テレパシーを受け取ったような気がした

「懲りる」と言う機能が備わっていないのか
"初めての脱走" から数年後 "初めての家出"
をすることになるとは 想像もしていなかった


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