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理想の寺子屋

マナviva!寺子屋」は、現代の"寺子屋" を目指している。
江戸時代に全国に広がった"寺子屋"や、緒方洪庵が江戸後期に大阪に開いた"適塾" のコンセプトを踏襲しつつ、今のこどもたちに ①不足していると思われること、②適していると思われること、③理想と思われることを付加したいと考えている。

先達から踏襲したいことは、学年や学校に囚われることのない自由闊達な学びの場を提供することだ。
講師とスタッフがリードし、個別学習的に対応するが、こどもたちの主体的な学びの場を形成したい。時には目上のこどもが教えたり、教え合うことも生まれるような場になったら理想ではないだろうか。

①今のこどもに不足していると思われることは、自から学ぶ姿勢だと考えている。こどもに限らず、「与えられるのが当たり前」の感覚に侵されていると感じる。結果として、主体性は生まれにくい。
マナviva!寺子屋」では、講師と一緒にこどもが当日の学習計画を立てることからスタートする。
自分の学習計画に追われたり、計画通りにいかない経験も、次はこうしようと自ら考えることに繋がる
ため、自ら学ぶ感覚が養われていく。

②今のこどもに適していると思われことは、ゲームやアニメでの主人公感覚ではないかと考えている。
もう少し言ってしまえば、主人公感覚を植えつけてしまうことだと思う。もちろん、好き勝手と言うことではない。主人公になるためには、我慢は不可欠だ。
何のために勉強するのか→自分のこれからの人生の主役になるためと、簡単だけど難しいこどと思う。

③今のこどもに理想と思われることは、何があっても大丈夫と言う安心感を与えることだと思う。表現を変えれば、自分を信じる力、生き抜く力なのかもしれない。「マナviva!寺子屋」を安心できる場にしたいと思うパックボーンでもある。
何が起こるか、世の中がどうなるのか分からないのだから、不安ばかり抱えていたら救いがない、生きることが辛いばかりだ。何となく勉強ができれば安心みたいな感覚では仕方ないだろう。


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