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"報恩" はこどもたちに

もっともっと」と言う時代は遥か昔に終わったのに、自分のこどもに対してはどうだろうか?
戦中の厳しい時代を生きた私の両親は正にその典型で、自分たちが与えてもらえなかったことをこどもに与えようと必死だったのだと思う。
少しでもこの子のために、少しでも幸せになることを願って。窮屈なこども時代だったし、反抗もよくしたが、今となれば、親心が身に染みる。本当にありがたかった。御恩に少しでも報いたいと思うが、両親はもういない。報恩は、社会にするしかない。
そんな想いと未来を担うこどもたちに願いを込めて、「マナviva!」に取り組んでいる。

今のこどもたちは、私のような「親の心子知らず」ではないように感じている。むしろ、親の気持ちを感じとり、優先し過ぎてしまう感じがする。
生き苦しいのかも知れないな、と思うこともある。
こどもらしく、ヤンチャでいいんじゃないのかな、時には親に心配をかけてもいいんじゃないのかな、
本気で親に思いの丈をぶつけていいんじゃないかな
と思う。何があっても、いつも受け止め、抱きしめてくれるのが親なんだから。

親子関係に土足で踏み込むつもりなど毛頭ないが、「マナviva!」でご縁ができたこどもたちには、自分の親の願いは、「こどもが自分らしく、幸せに生きるために、伸び伸び勉強して欲しいこと」であることを伝えていきたいと思う。


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