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James BLUES LAND 店主/鈴木隆一さん特別インタビュー③

『Kobe Music LOUNGE vol.3』の開催を記念し,
20周年を迎える会場 James BLUES LAND の店主 鈴木隆一さんに特別インタビュー。本日は最終回となる第三弾を公開。

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『昨日と違う何かを見つける、ライブは人生の大学』


 話がKobe Music LOUNGEについてのことに移ると「(最初は)正直上手くいかないこともありました」と神足さん。すると鈴木さんが「僕はね」とすでに3本目の煙草の火を擦り消してこう続ける。「”ライブ”はすごい色んなことを経験できると思うねん。それはライブをする人も参加する人もライブを企てる人もね」つまりそれは生で人の声や表現に触れることがいかに重要かということだった。鈴木さん自身、今でも誰かのライブを見て教えられることが色々あるという。

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 「ライブは人生の大学みたいなもんで、いくら後悔してもええから、昨日と違う何かを見つけてくれたらええと思うね」とイベントに参加するすべての人に対する思いを語った後、鈴木さんは「なんせ好きなことを続けてる人が好きやからね」と柔らかく微笑んで照れくさそうに4本目の煙草に火をつけた。

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今回のKobe Music LOUNGE vol.3では兵庫県出身の10〜20代のアーティストが参加する。そこで最後に神戸の音楽について聞いてみた。すると「地元が神戸という港やったおかげで幼い頃から異文化に触れる機会が多かった」という鈴木さん。音楽だけでなく、神戸の港から入ってきた海外からの文化や芸術が兵庫県には今もなお、数多く残っているのは確かだ。「そういった新しいもんが入ってきて交わって、でも淀まない。これからもそういう街であってほしいね」と鈴木さんは語ってくれた。

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 神戸港のすぐそばにあって様々な人が集まるJames Blues Landで、ジャンルを超えた音楽が集まるKobe Music LOUNGEが開催されるというのはまさに神戸ならではと言えるだろう。今年で64歳になるという鈴木さんとJames Blues Landをもっと多くの人に知ってもらいたいという神足さんの思いから決まった今回の企画。お二人の話を聞いていくうちに3月6日にいよいよ迫った「Kobe Music LOUNGE vol.3」がますます楽しみになってきた。何より、お忙しいにも関わらず今回協力いただいた鈴木さんに深く感謝したい。

鈴木さん、ありがとうございました!

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・writer:安楽悠作
・Interviewer:NAOYA KOTARI(Kobe Music LOUNGE)

James BLUES LAND 店主/鈴木隆一さん特別インタビュー①②はコチラ
https://note.com/kml/m/m1fe737767d9f

James BLUES LAND HP https://www.kobe-james.com/
Kobe Music LOUNGE Twitter https://twitter.com/musickobe
ライター 安楽悠作 Twitter https://twitter.com/luckyousuck

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