宮崎県の山紹介

宮崎県の山紹介の続きです。祖母傾山縦走路上のわき役的な山ですが、その分、魅力あるテン場が２つあり、春の花の時期には満開のアケボノツツジで登山道が飾られるほどの素敵な山を2つ紹介させていただきます。

０5．本谷山　1643ｍ

体力　　　★★★☆☆

装備　　　★★☆☆☆

水　　　　★★★★☆

絶景　　　★★★★☆

交通機関　★★☆☆☆(公共小、トイレ無し、駐車場あり)

道迷い　　★★★☆☆

本谷山(ほんたにやま)は、山頂の眺望は期待できないですが、祖母傾山縦走路上にあり最高のテン場、ブナ広場から1時間ほどです。ブナ広場には水場もありぜひテン泊していただきたい場所の1つです。

ブナ広場から本谷山山頂までは1時間の登りで約250m標高を上げる登りが続きますが、稜線上は展望が良いのであまり苦にならないと思います。

山頂に近づくにつれて登山道わきには、クマザサが茂っており快適な縦走路となります。

尾平越えトンネルにある縦走路、登山道の案内板です。手作り感満載です。

06．笠松山　1522m

体力　　　★★★★☆

装備　　　★★☆☆☆

水　　　　★★★☆☆

絶景　　　★★☆☆☆

交通機関　★★☆☆☆(公共小、トイレ無し、駐車場あり)

道迷い　　★★★☆☆

笠松山も祖母傾山の縦走路上にあり本谷山同様縦走路上の通過点として登られることが多いと思います。ただ、目立たない山ですが春の花においては非常に魅力的な山となっています。

本谷山も笠松山も稜線を隔てて宮崎県高千穂町と大分県豊後大野市との境目に位置しています。山頂近くに昔、遭難された方を供養するための遭難碑があるので通過する際には、立ち止まり手を合わせるようにしましょう。

ここまでくれば九折越もあと少しです。九折越は、山の交差点みたいなもので大分側登山口、宮崎県側登山口、傾山方向、祖母山方向と4方に登山道が交わる場所です。

尚且つ、無人の山小屋、ふかふかのテン場もあり非常に魅力的な場所です。この山域には、ぜひともテントを担いで山泊を楽しんでいただきたいですね。テン泊は荷物も増えて重量が増えた分キツイですが、自分で担いできた物のみでのテン泊は充実感があり、テント張り終わりまったり夕暮れ時の時間、テン場での夜明けは癖になりますね。春になったらこのあたりのテン場もにぎわうのでしょうね。