地元の自然の継承
前回は、とある社長様の地元愛についての記事を書かせていただきました。
そして今回は、まったくぼく個人の話になりますが、子供が間もなく家を巣立ち自立しようというタイミングです。
彼とは、小さなころから山にも一緒に出掛けていました。そのころは、同級生と遊ぶより僕たち大人と遊ぶことが好き。
また、僕の山登りスタイルが好きなようで、そこら辺の『趣味、登山です』っていう大人より地元のマニアックな山に登っていました。
子供の一言一言は、忖度のある大人と違い、見たままの真相をついています。
『鹿だらけ』
『どうしてここだけ木が枯れてるの』
『道がないよ』
『楽しい、最高』
『美味しい』
受験も終わり、彼が言ったことは、『宮崎らしい景色を見ておきたい』。
まずは、霧島連山の高千穂の峰。今では、全国的に知られている霧島酒造のラベルにもなっている山です。
そしてトレーニングとして僕が、好きなランニングコースの堀切峠ランニング。
いよいよ最後にいられる3月には、仲間も一緒に日豊海岸で行われるロードレースに参加します。
青い海、青い空、緑の半島の景色の中をランニングできることを期待します。このレースの参加賞は、桜鯛1匹だそうです。まさしく地元のイベントに参加した思い出にできます。
大人たちの自然保護活動は、活動しだした時点でほぼ終わりです。
子供たちの世代に、自分たちの恵まれている環境。地元の自然の歴史。地域の人たちを引き継いでいかないと、今の自然環境を残すことは不可能ではないでしょうか。今の60代(政治家たち)よりもここから40年、自然を利用する子供たち世代に、何が正しいのか、どんな行動をしないと今の自然環境がなくなってしまうのかを継承していかないといけません。
環境は、一度崩して今うと、再生には、途方もない時間がかかります。そのことも含めて、大人が教えないと後から知ったでは、かわいそうすぎます。地元を知り、地元の景色を記憶に留めることこそが、【持続可能な開発目標】ではないでしょうか。
この言葉自体が、子供のためではなく、大人のための合言葉で僕は、好きではないですが。
とにかく、自分本位の環境保護や大人の自己満足のための環境保護が、SNSでは正当化され、『いいね』をもらっていますが、何のための自然保護なのでしょう。人類が滅びるなら保護する必要なないのではないでしょうか。では、後世に残すため、自分たちがより良い環境で『生きる』を感じれる瞬間を感じるため。正解は、ないのかもしれません。でも、綺麗な水、綺麗いな森、鳥のさえずり、紅葉などなど、今当たり前に僕たちが感じられている四季の景色は、心地よいです。
『ふるさと』という言葉を近頃考える日々なので、超、個人的な主観の文章でした。
追伸として、トップの写真は、近頃始めたミラーレスカメラで撮った一枚です。いい環境、いい景色を継承する手段として写真も頑張ります。
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