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地質と遊び

近頃の僕の投稿が『ウジウジ系』になってきているのでこのあたりで、好きなお話を整理しつつ皆様にマニアックな遊びのご紹介です。
上のスクリーンショット画像は、僕たちが足しげく通っている宮崎県のクライミングができる地域の地質図です。中央付近にある比叡山という山。ここがクライミングスポット。gpという赤い表記が、クライミングに適花崗斑岩です。これはリングダイク(環状岩脈)、漢字の通り帯状に同類の岩質が表れているのです。一般的な岩質より硬く風化、浸食の影響を受けにくく吐出した崖地形が形成されます。
地質図カタログ参照
だから、硬く、吐出して、クライマーを引き付ける地形となっているのです。

花崗斑岩を登る僕

要は、地質学を知れば、いい岩のありかがわかり、周りの地質より硬く高低差が地形図より読み解ければ、いいクライミングスポットにありつけるということなのです。

比叡山と矢筈岳。山が急峻になったポイントは、真ん中に流れる川の存在です。

もう一つ紹介です。これは、スマホに入れておくと、とても役に立ちマニアックなページです。

日本シームレス地形図v2

一見複雑に見えますが、よくできたサイトです。十字マーカーの場所の形成年代・岩相・付加体区分が瞬時で確認できる優れものです。
このサイトや、地質図をいつもお世話になっているお店の店主とクライミングをしていた頃に、お店で確認しながら盛り上がったこともありました。この店主が、渓流釣りが好きで、何度かご一緒した際に、僕は、魚よりも川から見る浸食され、ナメられた美しく露頭された川床や渓谷の姿に魅了さてました。

美しいですが、ここを遡上するのは、信頼できるパートナーでないと楽しめません(笑)

だって数百万年前・数千万年前の地質を掘削せずに触れるのが沢の魅力と思います(マニアからすればです)。

魚のことは分かりませんが、こんなのがいっぱい釣れてました。因みに、貸し切り。


地質、地形の事は、語り、調べ出すと寝不足、飲み過ぎになるのでこのあたりで終了とさせていただきます。
何事も、趣味とプラスαすることで、深みが増すかもしれませんね。

釣りなのに沢登りふうでカッコつけた僕
(店主撮影)


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