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ビジネスとクリエイティブの両立のためのTips

ニジボックスさんのイベントで機会をいただいて、大企業における、ビジネスとクリエイティブの話をさせて戴きました!
本記事はそのサマリと振り返りをお届けしたいと思っています

関係の質・思考の質・行動の質、これら三つの改善が結果の質につながるというモデルを使って、組織全体として取り組んできたことを、具体的な組織の状況や課題を例に挙げてお話ししてきました。

資料は公開OKということでこちらに貼っておきます。

↑の資料は主に「大企業の中で」ということを前提にしており、ステークホルダーが多い中で、どんなことに苦心し行動してきたか、を説明していますが、
その中で特にわたしが特に大事!と、個人的に思うことを抜き出してイベントの感想と共に書いてみようと思います!

1. 関係の質を改善すること

まずはじめに強く述べたのは、上下左右のメンバー・ステークホルダーを巻き込むこと
チーム内の左右のチームビルディングにとどまらない、事業意思決定者などチーム外のステークホルダーも巻き込んだ、組織力の向上です

この行動をして、多くのステークホルダーの人と関わるようになってわかったことは、
意思決定する人の戦略や決断には、どんな事業であれ(当たり前に)事業をよくしたい、ひいては事業に関わる全ての人たちにとって良いサービスでありたい、という意志があるのだ、ということでした。
それを遂行することが自分たちへの期待なのだ、と認識することで、
一段高いモチベーションで仕事に取り組むことができました。

こういったことは、頭ではわかっているものの、自分たちの期待を直接に語りかけられ、認識するだけで、チーム全体のモチベーションや結束力は格段に高まるのです。

2. 思考の質を最上に高める体制作りをすること

ここでは、各自の職能を生かし議論を深める場をつくり、それ以外の場は効率化・削減しまくろう、ということをお話ししました。

↑これはもちろん、どの組織にとってもありたい姿だと思うのですが、中々実現にたどり着かなかったり、削減しすぎてあるべき議論がされなかったりすることもあり、塩梅の難しいポイントだなと思います。

チームの中でみんなで色々やってみて、効率化をうまく実現する方法の一つは、徹底的なフロー分解→振り返りの流れだと感じています。

ありたい姿を描いて、それをフローに分解しギャップを探る、そういったことを積極的に取り組んでくれたメンバーがいたからこそ、実現できた効率化だと思っています。

プロダクトのデザイナーという仕事とは直接関係ないところだけど、むしろこういうところをUXの職能持ってる人がどんどん改善していくべきなんだよな。
こういうことできる人は本当に大事。

3. 行動の質を高めていくスタンスを持ち続けること

ここでは、「発射角を決める」という単語を用いて、ありたい姿をに向かってテストし進み続ける、という話をしました。

複数のデザイナーが関わるフェーズだからこそ
一つのプロダクトとして、一貫した体験を届けるために、みんなでどこに向かっていくかきめることが必要でした。

これはカスタマージャーニーマップでも、UIイメージでも、ペルソナでもいいと思いますが、具体的にどのような使われ方をする未来がある、というところまで思い描けるといいと思っています。

私たちも今、一歩一歩進んでいます

イベントを終えて

登壇資料をつくったり、それをマネージャーにレビューしてもらったりする中で、この一年、自分たちが頑張ってきたことを再認識できました。
思い通りに中々いかないことも、たくさんチームのメンバー同士で相談しながら、
みんなでやりたいことを実現できてきた気がします。

あんまり具体的なことは書けなかったり、大企業では難しい...みたいなこともあったりで、物足りない人もいたと思うので、
ちゃんとそこら辺の前置きと、もう少しエッセンスを濃いめに抽出して話せばよかったかなーと反省しています

これからもUXデザイナーとして、頑張っていきたいとおもいます!
あと、人に刺さる話ができるようになっていく!
やっていき!

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