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エスペラントをご存知ですか? 熊本のエスペラント運動
エスペラントという言語をご存知だろうか?
エスペラントはユダヤ系ポーランド人のラザーロ・ルドヴィゴ・ザメンホフが考案した人工言語である。
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ザメンホフは母語が違う人々が簡単に意思疎通できるようにするためにエスペラント語をシンプルで機能的な言語としてデザインし、彼の思想に共感した人々によって世界に広められた。
日本への流入は意外と早く、明治36年(1906年)に二葉亭四迷がエスペラント語の教科書『世界語』を刊行したことを嚆矢として、各地に学習会や協会などが設立され現在に至っている。
熊本では、熊本エスペラント会・宇土エスペラント会・八代エスペラント会・有明エスペラント会などがありそれぞれイベントへの参加や学習会など精力的に活動を続けている。
9月30日に熊本市中央区新市街において開催された「第28回 熊本国際交流祭典」では熊本エスペラント会もブースを出しており、会長の畠田ミツ子さん、会員の田端眞理子さんにお話を伺うことができた。
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退職後、畠田さんに誘われてエスペラント語を学び始めた田端眞理子さんは、エスペラント語の魅力を次のように語ってくれた。「エスペラントは、発音や文法がシンプルに誰もが使いやすいような形になっている。平和のための言葉としてザメンホフが作ったように、簡単な言葉で意思疎通できれば平和の礎になるのではないだろうか。」もちろんエスペラントにもヨーロッパ基準という限界はある。しかし、ヨーロッパの様々な言語と通じ合い、文法の学習にも最適なエスペラントは、学習者の世界を必ず広げてくれるだろう。
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熊本エスペラント会では、月一回の初心者講習会と月2回のオンライン学習会を実施している。直近のイベントとして、八代エスペラント会が12月2日に八代市立図書館で「ザメンホフ祭」を開催予定だ。
かつて熊本大学にもエスペラント研究会という謎のサークルがあったが残念ながら活動休止中である。かつて熊大エスペラント研究会に所属していたOBは「進学や卒業で活動が停止してしまったが、かつてのメンバーは台湾、東大、京大などで研究者などとして活動している」と語り、エスペラントを学ぶ活動は現在でも各地で様々な形で息づいている。
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エスペラントに興味がある読者諸君は熊本エスペラント会の活動に参加してみてはいかがだろうか。
【エスペラントに興味のある方はこちらにご連絡を!】
熊本エスペラント会 事務局
〒862-0941 熊本市中央区出水5丁目9-29
代表 畠田ミツ子(電話080-5203-6628)
【熊本県エスペラント会合同ウェブサイト】