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賢者は身近なところにいる

喜多川泰さん著の小説、「賢者の書」を読みました。主人公サイードが旅に出て、9人の賢者に教えを受け、人生のビジョンを見つける物語です。

それぞれの賢者が人生で大切な事をおしえてくれます。

この小説を読み、

真に学ぶ姿勢がある者にとっては、世の中のあらゆる人が師となりうるのだ。

賢者の書(喜多川泰著)

という一文が心に残りました。

最近Netflixでストーンオーシャン(ジョジョの奇妙な冒険6部)を見ていますが、人の出会いには引力があるという考え方に共感しています。

すべての出会いには意味がある。その時点ではわからないこともあるけれど、それから時間が経って振り返ってみると、あの出会いには意味があった。人生が変わったという出会いがいくつもあります。

好きな人だけでなく、嫌いな人も。
楽しい出来事だけでなく、つらい出来事も。

人や出来事から素直な心、広い視野で学ぶことができると、自分の生き方を肯定できるようになると思います。嫌いな人や、つらかった出来事にも感謝の気持ちがわいてくるようなこともあります。


師は素晴らしいと尊敬できる人であるときも、あんな風になりたくないなと思うような反面教師の時もあります。

その人たちから何を学び、何を感じ、自分の人生に取り入れていくか。謙虚な心であらゆる人から学んでいきたいと思います。

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