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第17話 協力

GW中に本格デビューしたカピリナ。

私は1日だけお手伝いにいった。
GW後半の中日。
当日はホコ天にして
6万人が集まると聞いていた。

天気は晴れ。
絶好のキッチンカー日和。
私は汗っかきなので
首にタオルを巻いて
髪は全部上にあげてオールバック!w

いざ出陣!!

会場に行くと彼女と彼女の旦那さんが
設営作業をしていたので手伝った。
開始時間は10:00。私が到着したのは9:45。
ぎりぎり。
でもすでに人が通ったり集まっている。

そしてついにオープン。

カピリナはオレンジの車体でめっちゃ目立つし
なによりオレンジがめっちゃ可愛い。

開店と同時にすごい人。
私は簡単にOJTをうけてたけど
やっぱり初めての場所で
はじめてのたこ焼き販売。

コンビニのレジや
居酒屋、服飾の接客とは
全く勝手が違っていて
彼女のルールがあって
全然慣れない。

「いつもよりお客さん少ない方だよ
 全然回ってないよ」
と言われて、
この忙しさで?!と信じられなかった。
でも慣れる頃には「あー確かにな」
と思ったくらい
私はピークの途中から
取り置き注文を受付るタイミング
トッピングの盛り付けに入るタイミング
お客さんを呼ぶタイミング
レジでの接客に慣れ始めた。

やることがたくさんありすぎて
割りばしの量も足りなくて
私の旦那も出動した。w
旦那に近くのコンビニから
割りばしを買いに行ってもらったり
ビニールの袋を開いて準備してもらったり
ちょっとした私の補助。
だんなも汗かいて働いている私のことを
ずっと応援してくれてた。
愛だねww

キッチンカーの中はめちゃめちゃ暑くて
水分補給だけはしてたけど
トイレ休憩なしのぶっ通しのお手伝い。
(終了時間は16:00)
でも、人に喜んでもらえる快感に比べたら
そんなこと、どうでもよくなるくらい
最高の気分だった。

終わってみるとあっという間で
終了時間30分前に生地がなくなって完売。

売り上げは分からないけど
良い金額いったんじゃないかな?
と思ってるww

少しで役にたてたなら嬉しいな。

帰りには、私たちの分のために
焼いてくれたたこ焼きをもらって
私たち夫婦はそのままトンボ帰り。
帰ってから、今日の興奮に
私は飲まずにはいられなかったw

カピリナのお手伝いから
自分の道に進む活力をもらった。

私と彼女の物語はここで一旦終わり。
またお互いに成長したら会おうと約束して
私のデザインデビューは幕を閉じる。



つづく。

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