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学校の先生もびっくり! 学童支援員100人に聞いた”仕事で困っていること”とは? 子どもたちが毎日楽しく過ごしている学童を運営している私から、「心が軽くなるヒント」 No. 5

新しいことにチャレンジをしたいけど、先輩たちの手前、
躊躇してできません・・・

「学校や研修で、今の子どもたちに合ったやり方を教えてもらっても、
今の勤務先は、古い方が多くて新しいやり方を試すことができないんです」

このコメントを複数の方からお伺いした時に感じたことは、非常にもったいないと同時に、積極的にチャレンジをしてほしいと思いました。
 
私たちの育った時代と、今の子どもたちの置かれている環境も、社会も全く異なっていることに気づいているあなたは、すばらしいのです。

どのような時代であろうとも、人として大切なことは変わりませんが、
古き良きものと新しいものをコラボさせていくことは、必要不可欠だからです。そのようにして、あらゆるものが受け継がれていくのですからー
  
ロボットを例にとってみましょう。

これは、高度成長期に同じものを同じ品質で大量に生産するために、積極的に工場へ導入されていきました。その結果、工場からは人間が減り、数人がロボットが正しく動いているかをチェックするために勤務しています。
その技術は、先進国の問題である人口減少による人員不足を補うために、お店のレジや、事務員、ホテルのフロントなどへも発展し、今後ますます活躍する場所は増えていくでしょう。
  
ロボットのように動くことを求められた時代から、ロボットの監視、さらには、より高度な任務ができるロボット開発へと、人に課せられる仕事が変わっているのがお分かりいただけたと思います。
 
その結果、学校教育も変わっています。

言われたことに従って行動できる人を育成することから、自らの頭で考え、仲間と力を合わせて問題解決を図ったり、新しいことを生み出すことのできる人材育成へと大きく舵が切られています。
 
次に、この大切な変化をいち早くつかみ、問題意識をもっているあなたが、何から始めれば、子どもたちのおかれている環境に時代の変化を取り入れていくことができるかを考えてみましょう。
 
本来であれば、せっかく時間とお金を使って学んできているのですから、次は、チャレンジをしてみることが求められているのですが、組織全体で新しいことを全員がすぐにやるというのは、一般的には難しいと言わざるを得ないのでしょう。
 
そこで、第一歩目は、どんなに小さなことでも構いません。あなたが“すぐに”できることから始めることをオススメします。
 
そうすることで、自然と理解者が現れ、仲間も増えていきます。その数を一人ずつ増やしていけば、組織全体へと広がり、外部から面白い情報やより良いアプローチ方法なども自然と入ってくるようになります。
あなたにチャレンジする機会も増えていくでしょう。
 
その結果、常により良き環境を子どもたちに提供できるようになっていく組織へと変化していくのです。

恐らく、はじめの一歩は、勇気が必要となるでしょう。
大きな力を振り絞る必要もあるでしょう。

しかし、常に、子どもにとって何が良いかを考えるあなたには、変化を生み出すためのチャレンジをしてほしいと思います。
 
組織の中心に子どもたちをおき、いついかなる時であろうとも、子どもたちにとって「何が最適か」を考え、できることを提供すればするほど、あなたや子どもを取り囲む雰囲気も変わり、チャレンジを楽しめる環境へと変わっていくことは間違えありません。
 
もし、どうしても一人ではとても勇気が出ない……ということであれば、
周囲に、あなたに近しい考えをしている方を探して、一緒に取り組んでみてみませんか?
 
子どもたちの成長を支援するために、新しいことやこれまでに取り組んだことのないことも提供してみたいと思われているあなたの言葉に、きっと力を貸してくれる方が現れてくるでしょう。
 
ぜひ、子どもたちのために、勇気ある一歩を踏み出してくださいね。
応援しています。


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