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まだまだ他人軸

久しぶりの投稿です。

昨日、気づきがありました。
それは、まだまだ他人の価値観の影響を受けていたということ。
自分自身の考えや信念を持っているつもりでいたけれど、
他人の意見や社会の期待を基準にしていました。

きっかけは義姉からの電話。
そもそも私に用事があったわけではなかったのだけど、
スモールトークをきっかけに
私にずっと言いたかったであろうことを伝えてきたのでした。

「あなたは〇〇(夫)のお陰で生活ができているけれど、年金のことも考えてるの?これからは自分で稼いでいかないといけないし、人ともっと接しないといけないわよ!幼稚園とか老人ホームは人不足なんだから、この2、3年で資格持って働いたら?」

彼女の意見は全くもって正しいです。
ドイツではほとんどの女性は働いています。
だから働かないと「負け犬」みたいに見られたり、
社会に何も貢献していないつまらない人と思われることもあります。
自分が食べていくお金すら稼ぐことができないので、
間違いはないかもしれません。
だから、その意見を認めるしかなく、
自分の不甲斐なさにかなり落ち込みました。
今も落ち込み中。

私はドイツに来てもう8年経ちますが、
いろいろなことに挑戦しては挫折してきました。
社会不適合者なんだと思います。
私は、際立って器用ではないけど小さい頃から手作りが好きなので、
ネットでハンドメイド作品を売り始めましたが、
悲しいことにあまり気に留めてもらえません。
その現実が「私」を象徴しているように感じて、
さらに辛くなってしまいました。

私たちは生まれ育った環境や文化・家族の影響を受けて
自分の価値観がつくられていきます。
だから、他人の価値観に感化されるのは当然のこと。
周りの人のおかげで世界が広がることもあります。

でも、私たちにとって
他人の価値観が一番重要だと
無意識に思ってしまうことが多いんじゃないかな。
私もその一人でした。
でも、そうじゃないと気づいてからは
「自分」がどのように感じているかを意識するようになったので、
他人の価値観とは切り離して考えられるようになったと思い込んでいました。

でも、昨日の義姉との会話で、
「他人がどう思うか」「社会は自分をどう見るか」を
とても気にしている自分に気づきました。
他人に認められることは嬉しいけど、
自分の本当の気持ちと反することをして幸せを感じるのか?
職業を選ぶ余地のない人にとっては贅沢な悩みかもしれません。
でも、やっぱり自分の人生は自分で納得する形にしたいのです。

こんな風に自分の意志を再確認できたことは良かったと思います。
他人の意見を聞くことは大切だけど、
それを受け入れるかどうかは自分次第。
自分の心に正直になって、
自分の価値観を探究していきたいと思います。

他人や社会の価値観に振り回されずに生きることは簡単じゃないけど、
私たちはみんな違う存在で個々の価値観を持っています。
他人の意見に左右されずに自分を受け入れ、
自分の信念を大切にすることが、
本当の自己実現に繋がっていくのだと思います。

私が素直に感じたことが、みなさんの心にも響くといいなと思います。

では、また次回お会いしましょう!


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