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老後を見据えた働き方を考えた結果。

1年もの長期休暇(失業期間)を経て、無事に社会復帰を果たしたのが昨年の12月。

小さな事務所のパートのおばちゃん、それなりがんばって働いておりましたが、先日思い切って退職いたしました。

はい、人生初の試用期間中での退職です。それに、子供を持ってからの職歴で、自己都合で退職するのも初めて。(今までは2か所とも会社都合での退職)

今回、これだ!という退職の決定打はないのですが、強いて言うなら、社長が昭和チックで、自ずと社風もそうなり、それがどうしても合わなかったことでしょうか。(でも、どこで働こうと、全てが自分の思った通りでないのはわかっています)

仕事としては、知らなかったことを知る機会にもなったし、短い間なりに引継ぎができるぐらいの仕事はしたので、良い経験をさせてもらいました。

でも、もしかしたら、もう少し若ければ、もうひと踏ん張りして頑張っていたかもしれません。

子供を育てているときは、仕事を辞めたくなっても、現実的に辞めると困るのは目に見えていたので、私の気持ちなどは二の次。「子育て」はいいモチベーションとして機能していました。

でも、その子育てが終わり、働く目的が私の生活を継続するためとなった今、「自分の気持ち」の比重がとても重要になったんですよね。

そして、とても個人的な事情を話せば、海外で暮らしていた期間は年金を払っていませんから、当然この先もらえるはずの年金の金額に反映されます。要するに、とても少ないのです。

ですから、老後の完全隠居生活はとても無理。これからも可能な限り働いて収入を得ないといけません。

そんな事情と自分の気持ちを考えると、細く長く、気持ちよく働ける職場が私には理想的。

だから、今回は何か違うなと自覚したので、退職に至った訳です。


50過ぎのおばちゃんに働き口があるだけでも十分にありがたいことなのですが、自分の気持ちを優先させることもとても大切だと思うのです。

会社やそこで働く人たちとの相性がよければ、仕事が忙しかろうと難しかろうと働くことができるけど、相性が悪ければ、そんな意欲はあまり湧きません。(あくまでも私は…という話です)

そんな理由で仕事を辞めたことは、わがままなのかもしれないけど、娘たちや数少ない友人たちは、こんな私の行動を理解してくれている。とてもありがたい存在たちです。

それにしても、幸せな老後を過ごすために仕事を探すことは、理想論過ぎるのでしょうか。そんなに甘くはないでしょうか。

いいえ、そんなこともないはずです。きっと次にいい仕事とご縁を結ぶために、今回の出来事があったのだと、私は信じています。


最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。

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