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【相続問題】親子で『相続』の話を切り出すテクニック

こんにちは。
不動産マニアです。

今日は、「終活」や「相続対策」についてのお話です。
世の中には、親子で『相続』について話し合いたいのに、
話せずに、悶々としている人が非常に多くいます。

そこで、
どうして相続の話を親子で話し合えていないのか
どうしたら相続の話を切り出すことができるか

を考えていきます。

『親の相続』について話せていない親子は多い。

私は、不動産の専門家として活動していますが、
『相続』に関する相談も多数頂いてます。

そして、その中で断トツに多い相談が
親子で、『親の相続』について話せていなくて困っている
というものなんです。
「相続税対策ができてなくて…」とかいう次元でなく、
「話せていない…」という悩みです。
一見すると、「じゃあ、話せばいいじゃん」とツッコミみたくなるような、
あまりにも初歩的な悩みにも見えます。

ところが、現実には、この「話す」という初歩的な作業が、
とてつもなく難しいんです。
なぜか。
それは、親子という立場の違いから、お互いに
「遠慮」や「警戒」が生まれやすいから
です。

立場の違いから「話せない理由」を考える

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まず、子供は、どうして親に対して
相続の話題を切り出しづらいのでしょうか。

主な理由は、
親の「死」と「お金」に関わるからです。
この2つは、日常会話ではタブーともされる、
繊細な話題ツートップ
だと思います。
迂闊に話を切り出して、
「早く死ねって言いたいのか!?」
「財産狙ってるのか!?」
とでも誤解されたらと想像すると、
切り出しづらくなるのは当然とも言えます。

一方で、親は子供に対してどうでしょうか。
主な理由は、
「子供に迷惑をかけたくない」
「自分の死と向き合う不安」

が気持ちの根底にあるからです。

子供が自分自身の人生を歩みだしているのに、
「親のことで手間を取らせたくない」と思うのです。
さらに、「自分の死を考える」というのは、
健康な人ほど実感が沸かないでしょうし、
リアルに考えるほど、不安や恐怖も生じるでしょう。
その意味で、
子供に対して話を切り出すモチベーションは
どうしても起こりにくい背景があるとも言えます。

どうしたら親子で「相続」について話せるか

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では、どうしたら相続について
親子で話せるようになるでしょうか。

私が一番オススメしているのは、
話の「目的」「ゴール」をきちんと共有して話す
ことです。

例えば、子から親へ、漠然と
「親父の財産っていくらなの?」
「不動産の権利書って何処にあるの?」
なんて聞いたら、質問の意図(目的)が分からず、
「親の財産を狙ってるのか!?」
と勘違いされてしまうかもしれません。

でも、
「不動産の名義が先祖のままで止まっているのが
社会問題になっているらしい。
近いうちに名義変更が義務化されて、罰則もできるらしいから、
一緒に権利書確認してみない?」

といったように、
話す/聞く理由
それを話す/答えることのメリット
(≒話さないことによるリスク)

とともに、目的とゴールを明確にすれば、
繊細な話題でも、スムーズに会話をしやすくなります。
そうすれば、他に切り出しにくかった話題も、
そこに関連付けて話しやすくなるでしょう。

親子で「相続」を話すときの注意点

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ここで、一つ注意点をお伝えしておきたいのですが、
親子だと、関係が近すぎるが故に、
相手を責めるような質問や言い方はNGです。

「なんで名義変更してないの?」とか
「いちいち口出ししてくるな」ですとか、
相手を責めるような言い回しが多いほど、
会話できたはずの話もできなくなってしまいます。

もしかしたら、相手に対して
「優柔不断だな」とか、
「頑固で人の話を聞かない」といった
普段から色々と"思うところ”はあるかもしれません。

話が白熱してくると、
相手への不満も絡まった話し方になりがちですが、
こういう繊細な話だからこそ、
「目的」と「ゴール」から
ブレないよう意識して頂きたいと思います。

そうすれば、
「遠慮」や「警戒」
に支配された会話ではなく、
「思いやり」と「安心」
をお互いに感じられる会話になって、
きっと円満な相続準備ができることでしょう。



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9歳から不動産業界に入ることを決めた不動産マニア|「負動産×相続」専門会社、㈱KLC代表|業界歴17年|マニアの目から見た不動産の面白さや奥深さを、リアルな事例などを交えて発信しています!|テーマ別にマガジンを作っていますので、是非ご覧ください!|★『KLC 負動産』で検索★