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今更ながら2021年6月11日時点の長い長い自己紹介⑤そしてチームに恋をした。毎日仕事へのワクワクとドキドキが止まらなかった一年間。その時私は産めると確信した

皆さんは、毎日仕事に行くのが楽しくて楽しくてたまらない、という経験をしたことはありますか?

私は2013年、実際に経験しました。本日のお題目は『そしてチームに恋をした。毎日仕事へのワクワクとドキドキが止まらなかった一年間。その時私は産めると確信した』です。

顔面骨折を契機に自分が本当に心の底から望んでいることは、目の前の仕事に真剣に向き合うことと、出産だと気づいたのが2012年。

そんな私に2013年『一年間チームを組んで職場を活性化させる活動をしてみないか』と声がかかりました。

その職場に古くからある半公式なボランティア団体で、指名を受けた10人前後のメンバーが一年を通じてイベントを行ったりモラルアップ活動をするなどして、職場を盛り上げていくという活動です。

引き受けると1年出産を見送らなければならない。(なにせ本業と同時進行で活動していくので、そこそこハードなのです。)でも、私の心は決まっていました。

あの時大失敗をしてご迷惑をかけたのに暖かく受け入れてくださった方々にお詫びと恩返しがしたい。

だから、腹を括ってやりますと返事をしました。

そして、これまでの人生においてチームで活動してきて得た全てをその一年に突入したのです。

まず、活動開始にあたり、二泊三日の合宿を行いました。

合宿では、メンバーみんなで話し合ってチームの目的を決める。

その目的を果たすために何が必要か、年間計画に落とし込む。

落とし込んだ活動に対して10名のメンバーを細かくチーム分けして、担当を決める。

そして、決定したことをパワポに落とし込んで職場に発表する。


合宿から帰ってきて、ドキドキとワクワクが止まりませんでした。

もう、その頃には目的について本音で語り合えるメンバーのことが大好きになっていました。

楽しすぎて眠れない。これは一体なんなんだ?

そして、夜中にこの掟がふっと降りてきて、一気に書き上げました。

チームの名前 風楽祭(ふうらくさい)

ミッション

職場風土活性化に楽しく取り組み、お祭り(イベント)を実施して、職場を活気づける 

そのために守るべき風楽祭の掟

■風
1、 担当に責任を持つ
2、 担当だけで抱え込まない
3、 体調管理を徹底しよう
4、 倒れる前に助けを呼ぼう
5、 各チームの動きを全体で共有しよう(LINE、フォーラム、ノーツ)
6、 他のチームを積極的に手伝おう

■楽
7、 イベントには必ず上司を誘って自分たちの動きをみてもらおう
8、 自分の部所の上司、職場の仲間とよく話そう
9、 自分の部所じゃない人とよく話そう
10、 忙しい1年だからこそ有休をとって遊ぼう
11、 自分の求められる役割を意識しよう
・ ロー・・・スキルアップ、成長
・ ハイ・・・後輩の面倒、組織運営
・ チーフ・・・全体的な視点、職場のボトムアップ
・ 事務局・・・チームの円滑な運営の促進および職制との調整
11、10、の自分の求められる役割から一歩踏み出して物事を見よう

■祭
12、今後の展望を持とう
・ チームを経験して得た蓄積を本業へフィードバックしよう
・ 職場全体への視点をもとう
・ 全社的な視点をもとう
・ 世の中に対して
・ 自分の今後の生き方にたいして
13、仲間を大事にしょう
・ このメンバーで活動できるのはこの一年しかない。ご縁を大事に、仲間を大事に、まずはありがとうといってみよう。他者に対して思いやり、気配りをもって行動してみよう!

夜中に降りてきたこの掟は今に至るまで私の行動の道標です。

この掟を自分の中に設けて一年間活動した結果、毎日ドキドキとワクワクがとまりませんでした。

チームのメンバー一人ひとりが本当に大好きでした。

本業にも熱が入り、仕事がさらに楽しくなりました。

我ながらなんなんだろう?と振り返ったとき、『そうだ、私はチームに恋をしたんだ』と気づきました。

特定の誰かとかそういうことではなく、チームに恋をしたのです。

メンバーの中に周囲からの評判が割と良くなくて、お荷物だと思われているメンバーがいました。

でも、真剣に向き合い、真摯に話を聞いて、その子のスピードを見極めた上でフォローをしていくと、全然大丈夫でした。 何が問題児なの?と不思議に思えるくらいでした。

その上、周囲から浮いてしまうようなユニークな特性は、時に誰も思いつかないような創造性があり、そのアイデアがまたチーム活動に生かされていきました。

その子を一年間お世話した時、私は確信しました。『私はどんな子が産まれようと受け入れ愛せる』。

余談ですが、その後、まもなくして出産することになるのですが、一年間お世話したその子と同じ誕生日に娘は産まれてきました。

お世話していると思っていたけど、人を愛し育てるということはどういうことなのかの基礎を私が教わっていたのだと思います。

こうして、一年間の活動が終わる頃、もう本当にチームの解散が名残惜しくて寂しくてたまりませんでした。

解散会の前に、活動を振り返るムービーを作っている時、3時間くらい大号泣したのも良い思い出です。

以来、私はあの感じたチームで活動するエッセンスを自分の人生の中で常に意識して生きていきたいと思うようになりました。

それは、

このメンバーで活動できるのはこの一年しかない。ご縁を大事に、仲間を大事に、まずはありがとうといってみよう。他者に対して思いやり、気配りをもって行動してみよう!

ということです。

チームの解散から2ヶ月後、私は妊娠しました。

最初からそうなるように決まっていたかのような不思議な流れを感じました。

本日はここまで。明日は『夢にまでみた出産。しかし、産後は地獄。ママ友さんとの出会いで気づかされた育自(いくじ)と共育(きょういく)は一人ではできない。社会でやっていくもの。』です。

長い長い自己紹介。あと6年分。もう少しお付き合いください。

#日記 #エッセイ #毎日更新 #自己紹介

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