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生きているからこそ悩む

環境が変わるたびに本当にびっくりするくらいいろんなことに悩む。

ストレスを溜めたり愚痴って観たり、時に悪口めいたことを言ってみたり。

自分は本当にいくつになってま、相変わらず成長しないなと自分にがっかりする瞬間もある。

一方で、昔に比べたら、ずいぶんと落とし所が見えるようになっなと思う。

落とし所というのは、

・きっと時間の経過とともに、今のこの状態は変化していくし、ずっとこのままではない。

それが分かっているということだ。

若い頃は違っていた。

もう人生おしまいだー!!!という文字通り大袈裟な絶望感にしょっちゅう苛まれていた。

今は悩んでも、きっとそのうち落ち着く、そう思えている。

そして、最近思うこと。

悩みが全てなくなって、日々平穏で安らいだ気持ちで生きられたら、それはそれで良いのだろうが、そんな全ての悩みから解放されて、日々悟りきっていきていくことを果たして自分は望んでいるのだろうか。

何かを乗り越えると、また新たな悩みが発生して、それを乗り越えるとまた新たな悩みが発生する。

どれ一つとっても全く同じ悩みはなかったし、乗り越えるたび、逃げるたび、経験値が増していった。

むしろ、悩んだからこそ、気づけることも多かった。

悩みはむしろわたしにとっては生きている証でもある。

もちろん、積極的に悩みたいわけでもないし、悩まないでスマートにこなしていけたら良いのだろうが、そんなに器用なタイプではない。

一つひとつ向き合って、一つひとつ自分なりに納得のいく道を探していきたい。

振り返れば、そこに私だけにしか生きられない私の人生があるのだから。

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