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生きづらさを感じたら、本を読んでみてほしい。

生きづらさを感じたことはないですか?

ぼくはあります。

学生の時に自分がなんとなく周りと馴染めていないと感じたり、
社会人になって、業務中にひどく消耗したり。

もし今、あなたが生きづらさを感じているなら、それはあなたのせいではないと思います。

あなたのせいではなく、根本的には、あなたが身を置いてきた過去の環境や、あなたが身を置いている現在の環境が、あなたに生きづらさを感じさせているんだと思います。

あなたがその環境に身を置くことになってしまったことに対して、あなたに責任は全くないです。

そして一方で、あなたが心穏やかに過ごせる環境は必ずあります。

あなたは、この時代という環境、この日本という環境では、生きにくい人かもしれない。

もしかしたらあなたは江戸時代のような環境だと心地よく過ごせたかもしれない。
日本以外の国で生活した方が心地よく過ごせるかもしれない。
都会ではなく森の中で生活した方が心地よく過ごせるかもしれない。

あなたが生きづらさを感じているのは全くおかしくなく、環境があなたに生きづらさを感じさせているということ、あなたが心地よく過ごせる環境が今のあなたの環境以外に存在するということを知るために、本を読んでみてほしいです。

ぼくの場合、これまで、自分の生きづらさがおかしなものではないと本に気づかせてもらったことがたんさんあります。

例えば、中学生のころ、ぼくはとても従順だったので、部活の顧問から教えられる道徳が絶対だと信じていました。
一方で、その道徳と自分の感情との矛盾に悩んでいたことがありました。
そのとき、夏目漱石の『こころ』を読んで、道徳と自分の感情とのジレンマを抱えてしまうことはおかしなことではないと気づかせてもらいました。
それで気持ちが楽になったことを覚えています。

あなたが生きづらさを感じているのは全くおかしくなく、環境があなたに生きづらさを感じさせているということ、あなたが心地よく過ごせる環境が今のあなたの環境以外にあるということを、過去の時代を生きた人や同時代の他地域で生きる人が、本を通じて、あなたに伝えてくれます。

そんな本と出会って、生きづらさの根本的な原因はあなたではないとまずは気づいてほしいです。

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