見出し画像

『プリティーリズム・レインボーライブ』全話感想


ポッドキャストへのおたよりで「キンプリを観てください」と薦められたので観たところ、わたしの最終的な感想は「元ネタのTVアニメ『プリティーリズム・レインボーライブ』を観てみたい」というものでした。
件のおたよりでも、『レインボーライブ』は「私の人生におけるぶっちぎりNo.1アニメ作品」として激推しされていたし、キンプリをよく理解するためにも、レインボーライブ全51話(4クール)を視聴するモチベが高まったので、視聴を始めました。

なお、わたしは所謂「女児向けアニメ」の視聴経験が乏しく、『レインボーライブ』の後継作(続編ではない)の『プリパラ』を2期(89話)まで観たくらいです。

(今気付きましたが、プリパラ2期の感想noteを投稿してませんね……)


なので、ところどころ、プリパラとの比較はしつつ、基本的には「プリティシリーズ初心者」であり「女児向けアニメ初心者」としての感想になっています。(世代ではないので「TRF初心者」でもあります)

なお、「全話感想」と銘打っていますが、はじめの3話だけはちゃんと感想メモを取っていなかったのでひとまとめになっています。


それではどうぞ




・第1クール(1~13話)

6/18
・1~3話
キンプリ映画2作を観たので、本家?に興味をもって観始めた。
プリズムライブ、ダンスよりも楽器演奏やジャンプ?に重心があるようですこし残念
黄色いひと、プリパラのみれぃと同じ声優じゃん。
りんねちゃんは前作というかプリティシリーズを通じて出てくるメタキャラ的な立ち位置なの?

6/24
・4話 イースター回
ライバル3人組?の、緑髪お団子の子すきかも

7/1土
・5話
コウジ楽曲提供回。ついに歌声だけじゃなく姿がちゃんと登場した!
いつものアイドル宗教啓示展開だった
「田中です」さんも出てきた

7/2日
・6話「クールなハートがビートでヒート!」
ようやく面白くなってきた。キンプリの男子勢(コウジ、ヒロ…)となるたちが絡むとおもしろい。なんか四角関係みたいになってるし。
トラックがトランスフォームしてステージになるのかっこいい。その時のBGMもacid jazz風で良い
りんねちゃん無表情/無言のまましれっとミスコン優勝してきてるの草

7/8土
・7話「ガンコ親父にスイートマジック」 あんちゃん家族回
がっつり問題のある家庭環境の話をやっている…… 親御さんとの面談の取り付けの早さはアニメ『U149』のPよりも遥かにマシ
いとちゃんがギターじゃなくてピアノを弾くのは、別離したお母さん由来だったのか。ギターの父とピアノの母。ロックとクラシックのあいだに引き裂かれた可哀想な子供……
会話に参加せずクッキーもぐもぐしてるりんねちゃん好き
やっぱ歌とプリズムライブ(演奏)の遷移をもっと滑らかにしてくれ~~ ブツ切りは音楽ライブとして気になるって。

・8話 男の勝負はダンスバトル
神回 クソ笑ったwww
緑髪のわかなちゃん好き
楽曲の著作権を巡っての権利闘争をまじめに扱う……と思いきや、「男の勝負」にすべて持ってかれた。
なる「ダンスバトルって、プリズムショーで喧嘩をすることでしょ!?」 そ、そうだったのか……!!
しかしまじめに考えれば、本シリーズにおける女子キャラと男子キャラの違いというか、決定的な差異は、根底に「みんなを楽しませたい」があるか、「競争したい」があるか、だということか。主語がデカすぎるならば、なるちゃんの思想といってもいい。

ここで男子キャラの初CGライブ。バトルなのに向き合わずに並んで踊るのとか、キンプリで見た覚えのある、やけに誇張したギャグっぽい演出とか、ずっと爆笑してた。オバレずっと出しててくれ。いとちゃんがやけにコウジに当たり強いのも良い。
カヅキとコウジが幼稚園以来の幼馴染で、ヒロはコウジとそのあとで知り合ったんだな。激アツ三角関係やん
惜しむらくは、ストリートダンスといいながらカヅキ先輩はスケボーやってるところしか見せてくれなかったこと。しょうがないね……作画コストの問題があるからね……

7/9日
9話 プリズムライブは晴れのち嵐
野外ライブ招待回
プリズムストーンとエーデルローズの3人ずつがそれぞれいい感じに関係を構築している
なる⇔べる
あん⇔わかな
いと⇔おとは

わかなさんのライブ衣装が良いのではやく観たいな~~
いと×おと の胎動を感じた。いとちゃんの私服かわいい
雷雨でステージが台無しになったところで、りんねちゃんがステージの下の水たまり塩湖的なところでパフォーマンスをするの良い。
りんねちゃん、勝手に彷徨したり変なとこ佇んだりライブしたりとマイペースなところすごく好きなんだけど、もうひとつ刺さりきらないのは、明らかにシリーズ通しての超重要キャラというか、そういうスケールの大きなものを背負わされているところがあるからだと思う。そういう余計な文脈なしで、実力もそこそこでマイペースに生きているキャラだったら最高だった。
てか「ダンスバトル」ってまじでこの世界ではプリズムショーで戦うことを指していたんだな……

10話 謎の生物 プリズムストーンに現る!
オーナー招待判明回……かと思いきや、最後まで「謎のピンクの生物=オーナー」には辿り着かないし、大会出場をめぐる3人の葛藤に焦点を当てたなかなか興味深い回だった。
エーデルローズ3人と対応するのと同様に、男子キャラ3人とも
なる⇔ヒロ
あん⇔カヅキ
いと⇔コウジ
という図式で対応するってことでいいのかな
なるちゃんはやっぱり競争が苦手みたい。でも素直すぎてすぐ口車に乗せられてしまう。心配や
いとちゃんがいないとツッコミ役がいなくて話が進まないから大切だな……
わかな、あん達にだけじゃなくてべる様も煽ってて草 手あたり次第かよ
べる様視点に立つと、隣にいるふたりの仲間が、片方は隙あらば煽ってきて、もう片方は過剰なまでに媚びへつらってくるので、かなり孤独感を覚えているんじゃないのか……? このエーデルローズ3人組の掘り下げ回は見たい。
べる様とヒロの関係も気になる。つまり、プリズムストーン3人/エーデルローズ3/オバレ3人 の計9名のキャラの因縁が絡み合っているってことやんな。おもしろい!

11話 Go for ドリーミングセッション!
いとvsおとは回
おとはの初ライブめっちゃ良かった! ダンスモーションすごい 「俺を刺した蜂に似ている」の元ネタっておとはのことだったのか
おとははすぐに人(自分に優しくしてくれた女の子)に惚れて信奉してしまう性質なんだな。ふだん気弱だけど本番では強キャラになるやつ、王道で好き。
いと、おとはとの圧倒的な実力差で負けたのかと思いきや、「プリズムライブ(演奏パート)がルールで認められていない」ために採点されていなかった、とかいうオチww キンプリPride The HEROを思い出すルールの頑強さ。
オーナー、人間形態に変身してるんじゃなくてロボット的なものを身に纏ってただけなのか。DJ cooさんがオーナーの首元にスパナを突っ込んでるところを目撃して赤面するあんちゃん……

12話 はばたけ!勇気の羽
わかなvsあん回
これは神回。号泣した。まさかあの流れでしっかり失敗させるとは・・・・・・
まずわかなのプリズムショー、Lockダンス!!! 猫の「にゃん」のポーズをLockingの動きと掛け合わせている。今のところいちばんしっかりストリートダンスをやっているのがわかなで興奮した。(それだけに、ダンスは途中で打ち切って?、スケートとプリズムジャンプで勝敗が決してしまうのがやっぱり悲しい。『プリパラ』は、メイキングドラマはあるけど一応ちゃんと最後まで踊ってたぞ。アーケード筐体ゲームの内容上仕方ないのだろうけど。)
プリズムライブ演奏は採点対象外だけど、演奏の最中にプリズムジャンプを跳ぶことは可能ってことか。このへんの仕組みがよくわからん。

カヅキ先輩まっすぐでほんと良いひと……… ほかの男ふたりが陰湿というか色々と抱えているのとは好対照。
アニメキャラの挫折描写に弱いのでマジで刺さった。あん・・・ これもう熱血スポ根アニメじゃん
「失敗しないでね」元ネタもここだったのか。めっちゃギスギスしてるエーデルローズトリオだいすき
三連続ジャンプの直前で日和って安定チャートを選んだわかなと、思い切りすっころんだあんの対比がまたいい味出してる。わかなのほうにむしろ感情移入してしまう。「競技」ではなくお客を最後まで楽しませる「ショー」の観点では、わかなの選んだ行動はプロとして、エンターテイナーとして何も間違っていない。でも、本人はそんなところで悩んでいるのではない。「失敗すらできなかった」という失敗を抱えた真の敗者の物語をみせてくれ。

13話 心をつなぐ虹のかけ橋
べるvsなる回。第1クール最終話
べる様のステージは特に面白くなかった。
プリズムストーンのオーディション以来の、ステージ上で棒立ちなるちゃん。アニメキャラの挫折描写が性癖なので…(ry
予定調和の主人公覚醒展開だけど、そのきっかけが、自力とかりんねちゃんとか あん/いと達仲間とかライバルとかではなくコウジだというのが面白い。ついに美声ではぴなるな自分の曲を歌った。
ヒロ様めちゃくちゃ敵役・やられ役を謳歌しててほんとおもろい。どうしてお前がそんなにコウジに固執するのかはやく説明してくれ。

初の公式戦で敗退、挫折するもようやく本気の「夢」が持てるようになってここから努力していく決意を改めたところで1クール目おわり。これもうジャンプのスポ根アニメだろ。『ハイキュー!!』か?
なるちゃん前半は棒立ちだったとはいえ、0点はないだろ~と思ったら時間オーバーで草。せっかく跳んだ3連続ジャンプも公式記録として認められず。やっぱりルールブックや「公式記録」といった規範・権威はちゃんと生きてるんだな。それを現行の長が変革しようとしている? →エーデルローズだか、このプリズムショーを主催・運営しているのやらな「会長」さんが登場して、「保守的」な審査基準を批判していた。
ベル様となるちゃん同い年だったのか…… 男子勢はやや年上ってことだよね
オーナーがべる様のステージ中やなるのステージ後にまで「お腹すいた」と言ってるのがなんか良かった。

これで1クール見終わったけど、暫定の感想としては、前半はぼちぼちで、後半、男子キャラがちゃんと話に絡み始める6話目あたりからグッと面白くなって、ライバルチーム・エーデルローズの3人との対決編もすごく良かった。ライバルキャラや、主人公たちを応援してくれたり利用しようとしたりする年上男子キャラたちの活躍によって、主人公勢3人(&りんねちゃん)たちの魅力も増してきて、今後の展開が楽しみ。


・第2クール(14~26話)

14話
2クール目開始。OPが「Ez Do Dance」に変わった。映像を見る限り第二クールはエーデルローズの3人の掘り下げが進み、敵チームから仲間になるまでを描くっぽい。楽しみ
わかなの猫Lock音ハメ最高

カヅキ先輩とあんとわかなの三角関係にも焦点当たるの楽しみ!!
両方の三角関係に顔を出すわかなさん……

Aパートは総集編回
りんねちゃんの正体はプリズムワールド出身の、プリズムショーの煌めきを布教する使者で、時空の裂け目から現代世界へ不時着したらしい。プリリズ1期と2期と繋がったらしい。これで1話冒頭のシーンの意味がようやくわかった。
プリズムショー協会の会長さんなのね、氷室さん。
オーナー、胸部からパックリ開いてメカバレとかすごいな
あと単純に前回のもお腹空いてただけかい!

なるちゃんって、こういう女子アイドルアニメの典型的な主役キャラっぽくて、意外と「夢に一直線!」とか熱血タイプではないというか、かなりぼけ~っとしている。ひたすら純粋で素直で天然なだけ。平沢唯みたいなタイプ。情熱キャラはあんちゃんのほうが受け持っている。日常系から引っ張り出されてアイドルスポ根の思想を少しずつインストールされていく平沢唯……と書くと、めちゃくちゃ嫌な印象だが、じぶんはアイドルアニメは嫌いだけどスポ根モノは好きなので、今のところなるちゃんはバランスも良くてかなり魅力的にうつる。

15話 おとは引き抜き回
これは神回。おとはさん好き!!
いと-おとは の関係と、べる-おとは の関係の両方がとても良い! カップリングというよりは、いろんな人間模様が絡み合ってドラマを作っていて、あぁこれは自分好みのやつだ……

べる様、エースとしてのプレッシャーゆえか、自ら孤立していってるのが哀れだ… そんなべるにもおとはにも柔軟に立ち回るわかながまた良いんだよなぁ
このまま一人ひとりがエーデルローズからプリズムストーンに移籍していく展開か。アツいな〜

今更だけどプリズムストーンっていろんな店舗事業を中学生3人(と大人ふたり?)で回してるの激務ってレベルじゃねぇ!

あのマスコットペンギンたちがプリズムライブ用の楽器になるという設定すぐ忘れちゃう。あいつらかげ薄い……し、楽器演奏も今のところそんなに面白くないので。

16話 わかな、ハッピーフリーダム!にゃ
うおおおおおおお 最高すぎる 超神回です
森園わかなさん、ここまで自分好みのキャラがいていいものだろうか……? 幼馴染三角関係じゃねーか!!!
わかな→カヅキ の描写さぁ…… カヅキ先輩ほんとあんたって人は……

わかなの家庭環境が悪すぎる。典型的なモラハラ・DV父親じゃねーか。そりゃあ、外ではあぁいう飄々とした、出来るだけ何にもコミットしない道化的なキャラになるわ。

13話で歌えなくなったなるをコウジが救ったように、今回も、カヅキがわかなをエーデルローズの呪縛から「フリーダム」に解き放つ……という、「年上男子キャラが年下女子キャラを救う」展開。ヘテロ恋愛描写と合わせて、このへんは普通に自分が嫌ってもおかしくないんだけど、なぜだろう……? あくまで主役・視点は女子キャラ側にあって、男子側に今のところ恋愛感情がまったくないのと、コウジやカヅキの造形が上手いのはあるのかな。
アニメキャラが赤面する描写ニガテだけど、わかなの赤面はものすごく刺さる。

カヅキ先輩、ストリート好きだけど実家は看板屋さんで、グラフィティ的にデカい筆で文字を書くのが得意とか『サイダーのように言葉が湧き上がる』じゃん!!!

なんか今回、脚本だけじゃなくて引きの構図とか、射的の瞬間のコンテとか、レイアウト/演出面もめちゃくちゃ良くなかった?


17話 気高く強くべるは咲く
べる回
このところずっと泣いてるんだが
べるの家庭は母がテンプレの抑圧的な毒親。何? このアニメって親世代からの抑圧に苦しむ子供たちの相互互助共同体の模索、みたいなテーマなの?(まぁ児童向けアニメではありがちではある)
DJ Cooさんがいなかったら成り立ってないよね。
オーナーの機械露出表現ほんとすごいな。こういうメカバレを「美少女」キャラじゃなくてある程度歳のいった大人の女性でやるのって珍しい気がする。ペンギン達のなかではいちばんかわいいと思います

とりあえずわかなはほんと最高
ヒロがわかなを評した「寂しそうにしてるのに、構うと怒る」が的確すぎる。コウジが絡まなければ完璧な男ヒロ様。
べると付き合いが最も長いのもわかなって盛られずぎでは?? こんなにキャラ設定優遇されちゃってていいんすかほんとに!?
小学生わかな、テストで100点を取れなかったべるを母から救うために自分のテスト用紙と交換して母親の前でべるを褒める、という作戦を思いついて完璧に演技遂行できるの賢すぎる。そうして転校続きだったわかなに初めて心からの友達ができる。そりゃあ引っ越したくないよなぁ~……
わかなは物心ついたときからクソ親父から母親を守るための言動を無意識にしてきたからこそ、他者の心境を察して自分から動くことが得意なんだろうな。だから息をするように煽ることもできる。相手が言われて嫌なことも嬉しがることも分かるからこそ。
エーデルローズの3人(はやく正式なユニット名ほしい)の関係の素晴らしさよ。
わかな→べる 「昔はありがとうって言えてたよ」 ←パンチライン入りました

ここ数話でわかなの株が急上昇とかみんな(コメントで)言ってるけど、オレは初登場時から好きだったからな!? とマウントを取ってしまいたくなる。

18話 俺はヒロ!絶対アイドル☆愛・N・G
ヒロデビュー回。「pride」初披露
キンプリで観たやつだ~~~ 18話でやるのね、盗作騒動も。。
ヒロほんと立ち回りも台詞もすべてがおもしろい。すばらしい。プリズムショーも最高でした、ヒロ様……(prideふつうに名曲
そういや いとちゃんが父の高額ギターを買い戻したいって設定あったな。すっかり忘れてた
コウジだけいとのことを「クロス」と呼ぶのがまだ生きてるのもおもろい

19話 心を結ぶいと
いと-コウジ回
いとちゃんの名前の由来完全に中島みゆきじゃん 両親は離婚じゃなくて別居してるだけ? そのへんの事情をkwsk
コウジへの恋心を自覚したときに覚醒して3連続プリズムジャンプを初成功させられた、というのは、ものすごくヘテロ恋愛中心主義でグロテスクではある・・・ 家族を再生させたいという願望が根底にあるから、異性愛およびロマンティックラブイデオロギーに目覚めるのもみんなより早いってことか。父親を交通事故で失っているという近いトラウマをもつコウジにはどうしても惹かれてしまういとちゃん。
あんちゃんはカヅキ先輩に今のところ恋愛感情は抱いてないんだっけ。いずれなってわかなと2人で取り合うんだろうけど。 これで店長すらも男子キャラ(ヒロ?)に堕ちたらさすがに救いがないな。現状、なるはりんねと同居しててそこのカップリングがいちばん濃いだろうけれど。あとはおとはちゃんの同性愛に頑張ってもらうしかない。べる様はわからん。

カヅキ先輩、学生じゃなくて家業をもうやってんの? 中卒ってこと? 男子勢は何歳なんだ  字だけじゃなくて絵もクソ上手い
あとカヅキ先輩エーデルローズのことをめちゃくちゃ悪く言ってて草 恨みでもあんのか

いとちゃんの今回のショー、曲がプリズムジャンプでもぶった切られずにそのままだったからすごく良かった。

女子6人男子3人、計9人の友情あり恋愛ありスポ根ありの人間模様を描いたストーリーとしてかなり上質じゃないか?

20話 心重ねてときめきセッション!
大トリセッション回
なるちゃんが観客にコール/コーラスを求めてみんなで歌うところは良かったけど、セッションといいつつ3人連続でプリズムライブをやっただけだった。てっきり3人で合奏するのかと。今後に期待
ジュネ様がやっと本格的に登場して氷室会長と喋った。ジュネ様もりんねと同じプリズムワールドの住人?
オーナーはプリズムワールドを追放されてる身だから戻るために現世でアイドルを育てなければいけないのか。
OPテンプレコメントのひとつ「お前たちのショー、すっげーフリーダムだったぞ!」ってカヅキ先輩だったのか・・・

21話 2度目のオーディション
おとは帰還回
これは神回! おとはのサックスプリズムライブめっちゃかっこよかった!! プリズムストーン3人のロックと対比させて、エーデルローズ3人はジャズ系でいくのかな? わかなの楽器すげぇ楽しみ……なんだろう……??
いとの恋心におとはだけは気付いていて、お返しのアドバイスをするのめっちゃ良い~~~!!!!
既にわかなとおとはは大好きなので、べるもここからもっと好きにならせてほしい。たのむ

22話 約束とスペシャルサンド
あん-わかな準備回
夏休みだからプリズムストーン店内に暇な小学生が大量にたむろしてるの良いなw
ホームページの掲示板で悩み相談コーナーやってるのとかも中学生らしくて良い

プリズムトランスフォームする出張ライブはだいたい名パフォーマンス製造機 ただ、今回あんの曲を流したままプリズムライブのドラム演奏に入って、ドコドコ叩いてるのに曲としてはまったく鳴っていないので違和感がすごかった。今さらではあるが……
DJ Cooさんも園児に大人気
あんわかの胎動を感じる……

23話 思い出運ぶプリズムの風
あんわか回
わかなにプリズムショーを教えたのはあんだったのかー
あの日、わかなが熱を出していたのかどうかの論争がカヅキ先輩の日誌によって即決着するの草 プリズム裁判 ほんとこういうとこ変にちゃんとしてるんだよな
けっきょくわかなが自分の症状を忘れていたのが悪いのでは??とも思うけど、まぁ仲直りできたし、ヨシ!
わかなの新衣装よかった。まさかの木琴!!! 
これでわかなもプリズムライブ経験者になってすっかり浄化されてしまったので、いよいよべる様の立場が……

7/10月
24話 ひとりぼっちの女王
べる挫折回 きちぃ~~~・・・・・・
べる周りの設定・話ってかなりおおあじで見慣れたやつではある(王者ゆえのプレッシャーが毒親によってもたらされる構図)んだけど、さすがに今回の展開は可哀想だよ。。 尊厳破壊、ワンピースの過去編を見ているかのようだった。
「プリズムラーイブ!」と両腕を天に突き出しながら何度も叫ぶ姿はあまりにも哀れで、滑稽ですらあった。さながら天の神へ雨乞いする農民か、切羽詰まった敬虔な信者のよう。プリズムショーとかプリズムライブとかいうよく意味の分からないものの宗教性を暗示しているようにもとらえられる。
プリズムライブを可能にするペンギン達が入っているあのデカい卵、ようはそれぞれの人物が「自分の殻を破る」ことのメタファーとして設定されているのだろうが、それがプリズムショー協会によってルールに組み込まれていくのが面白いし、残酷だ。
ショーの直前、わかなとおとはに向かってべるが今度は小声でも「ありがとう……」と言えたところで泣いた。
無残に失敗したべるを見てヒロが泣きながら眼鏡をつぶす。ヒロ→べるの心情もけっこう複雑だよなぁ。孤高のカリスマとして親近感を覚えつつ、じぶんとべるの間に一線を引こうともしている。その感情の分析が本人にとってもかなり難しいところだろう。

プリズムショー引退だと母に言われて絶望して歩道橋のうえに佇むべる、これが児童向けアニメでなかったら確実に自殺しようとしていただろうな。あの歩道橋って、エーデルローズとプリズムストーンのあいだの車道(四車線)に架かっている橋ってことでいいのかな。めっちゃ象徴的だ。

あと、こういうフィクションでの典型的な毒親な母の表象を見るたびに思うのは、父親の責任もしっかり問われてほしいということ。ドイツで高名な演奏家だかなんだかで活躍しているらしいけど、なぜ子育てを母親ひとりに押し付けてしまっているのか、それが作中で追及されることは滅多にないが、この酷いお母さんの「酷さ」は彼女だけの責任ではないし、ましてやこういう表象がミソジニーを再生産・強化するものであっては絶対にならない。
こういうタイプの母親キャラでいうと、『ちはやふる』の真島太一の母はめちゃくちゃ塩梅が上手いと思う。「ミセス・プレッシャー」としてネタにしつつ、子供(太一)の側から、全肯定でも全否定でも無いかたちで徐々に評価(赦しと裁き)を与え、また彼女じしんも物語のなかで変化していく構造。

そんな激重な べるのエピソードと並行して今回描かれたのは、新曲をめぐるいととコウジの物語。こっちはいとのコウジへの理解と愛情の深まりが、コウジをいっさい映さないままに描写されていてとても良かった。コウジがした歌詞のアレンジによって、彼がいかに自分のことを考えてくれているかを理解するとか、中世の貴族階級のような雅なやりとりでいとあはれ。
てか、いとパパもピアノ弾けるんだな。手の怪我でギターは弾けないらしいけど、ピアノは大丈夫なんだ。父がピアノ伴奏、娘が父のギターでセッションしたらめっちゃ良いな。

25話 さよなら、べる
ベルローズ結成回
ええっ!? そこで引き!?!? べるのプリズムライブのまま特殊エンディングでいいじゃんかよ~~~
ヒロ様が車の運転してるわけではない。学生だからね。……高校生だったよね?
りんねの使い方が上手い。本来感謝される側が先んじて「ありがとう」と言う。愛

プリズムストーンに浄化・懐柔されたあとのわかな、ちょっと魅力が減じていると思うのが正直なところ。「友情ごっこ」のアイドル全体主義理論だからね。今回のべるといい、孤城落日。

ただし、このアニメでは、基本的にキャラクターの家庭環境を劣悪なものに設定することで「親の呪縛からの解放→プリズムスター(アイドル)として覚醒」という移行を速やかにおこなっている。本来は、親の呪縛から自由になって、そのうえでアイドルとしてステージに立たない(覚醒しない)という選択肢もあるはずだが、それが無いものにされている。(なぜならそういうアニメだから) ここがちょっとずるいとは感じる。

そう考えると、主人公のなるだけ家庭環境が円満で、親からも十分に愛されて親子関係が作中でもっとも良好であるのは特筆すべきだ。なぜなら、彼女のプリズムスターとしての物語だけ、上記の「親の呪縛からの解放」という起爆剤/エンジンを使うことができないからだ。1クール目終盤では、なるの「競争に価値を見いだせない(ので努力も特にしない)」という気質をプロット上での "解決(変化)すべき問題系" として設定し、ライバルとの対決のなかで、本気でプリズムショーをやることの価値(憧れ)を得る……という風に話をまとめている。

家庭環境にそんなに問題がないといえばおとはもそうで、彼女はおどおどとした気弱な性格の矯正と、べるとの関係をフックに「成長」物語がつくられていた。
わかなは父親がヤバいけど、そこの親子関係の清算は今のところ行っておらず、むしろ、「問題があるけど順応してそれなりにやっていけてしまっている」ところにわかなの問題の根深さはある。そして、家庭問題をいったん脇に置いておいて、あんとの過去の確執を巡る話をやって覚醒した。

こう振り返ると、親子関係以外にも、友情(あるいは同性愛)、それから(主にいと→コウジの)ヘテロ恋愛感情が彼女たちの物語を駆動する燃料となっていることがわかる。これらのいずれの人間関係にもそれほど問題を抱えない なる がやはり異質で、彼女はあらゆる人間関係が円満すぎるがゆえに、特別な系を設定しなければ成長できない運命にある。そこで、りんねといういわば「人外」のキャラクターとの「関係」に焦点が当たるのが興味深い。いちおう友情関係ではあるのだろうけど……


26話 虹を呼ぶハッピーレイン
第2クール最終回!! めっちゃきれいにまとまった!! うおおおおお
前半の2クールで、主人公組とそのライバル組の物語をひとまず清算させて大団円にして、あとは男子勢……主にヒロの物語と、それからジュネ/りんね という作品世界設定の根幹に関わる重要キャラの物語を後半に残す。完璧な構成ッ!!

いととコウジが爆速で告白→キスをしやがった……
いとちゃんはすーぐ赤面するけど、コウジは決して赤面しない、というのが女児アニメでこういう描写を入れるうえでのライン取りで重要だと思う。男性側が発情してちゃアウトなので。あくまで能面のような男じゃないと。(ただし男同士の関係ではいくらでも盛って良い(ヒロ様))

しかも、なる…… さっき上で書いたこと、間違ってたよ…… 店長もコウジのことを…… 女児アニメで主人公のこんな失恋の描き方ある?? あそこで涙を流せる/流してしまうひとだったんだな、あなたは…… てんちょお~~~~~~~・・・・・・・・・・・・ 店長のことが一気に好きになっちゃった。。
子供向けアニメでこんな人間関係ビリヤード(造語)やるのか???? やってることほぼ凪あすじゃん。マリー脚本じゃん。
女児アニメと少女漫画のいいとこ取り、って感じ。
なるさん(呼び方が安定しない)、それでもあのあとですぐいつもの「はぴなるぅ♪」になってステージに立てるのがすげぇよ……もはや怖えよ…… ずっとりんねちゃんの胸で泣いててもええんやで。

ハッピーレイン、めっちゃいいユニット名じゃん
No rain, no rainbow. いいコンセプト。No pain, no gain.みたいだし。愛の前に立つ限り……

ハッピーレインに優勝を持ってかれたときにベルローズでいちばん晴れ晴れとした顔をしてるべる様いいよね。良かったね・・・
そのあと、わかなとおとはを抱きしめながらがっつりキスをするのは、ややメタにみればAパートのコウジ-いとのキスに張り合っている描写ってことでいいのか? 異性愛⇔同性愛 だけじゃなくて、二者関係⇔三者関係 ってのがアツいぜ。

それでいうと、いと&コウジの初キスを物陰から見ていたヒロが「フフフフ……これでますますコウジの歌にも、磨きがかかるか……」と満足げに笑っていた(くそおもろい)行動も興味深い。異性愛を排除・否定するかたちの同性(への複雑な)愛ではなく、異性愛も許容し、利用していく同性愛の在り方がここでは描かれている。これってマジで個人的には理想の多角関係ドラマのひとつなんだよな。どっちもあって、お互いに複雑に絡み合い、魅力を深め合う愛情(愛憎)群像劇。もちろん、異性愛でも同性愛でもない、ジェンダーに囚われないクィアな関係があればさらに良いし、上記のように、二者関係だけでなくもっと開かれた多者関係における愛情・感情のかたちが見れたら最高だ。

オーナーが露骨にこれまでの2クールを総括し出して笑った。「この半年間」=作中経過時と現実の放映経過時のオーバーラップ!! そういえば職業体験だったこれ。……職業体験の範疇じゃねえ!(ツッコミの遅さGPエントリー

とりあえず、キャラ単位では森園わかなさんがぶっ刺さった。ダントツで好み。後半クールではカヅキ先輩とあんとの三角関係が深堀りされるだろうからソワソワしている…… 今のとこあんちゃんはカヅキ先輩に対して明確な恋愛感情は抱いてないよね? カヅキ先輩は言わずもがな。。
わかなのカップリングとしては、カヅキ先輩、あん、べるの3人が主な対象だろうけれど、このなかだと現時点では断然べるわか(わかべる)派だな~~ いちおう幼馴染の歴でいえば、あん>カヅキ>べる の順に長いけど、好みの幼馴染関係なのはべる。それは、あんやカヅキに対しては小学生当時、受け身で仲良くしてもらっていた形だけど、べるに対してはわかな自身が積極的にべるを助けたり関わったりしているのが(わかな好きとして)良い点だと思う。
とはいえ、上でいったように、あくまで閉じた二者関係ではなく、開かれた三者関係やそれ以上の人間模様をまとめて愛していきたい所存。ベルローズは最高だし、カヅキ・あん・わかなの三角関係も最高だと言わせてほしいので頼んだ……
それから、わかながいちばんがっつりストリートダンスをやってくれているのが本当に嬉しい。これもう運命だろ。

↑本来のストリートのLockの参考用にテキトーに検索して出てきたもの↑。
偉そうにいってるけどロックは門外漢なのでわかなのスタイルとどれだけ近いかはわかりませんが……

ダンスを見てみれば、たしかに普段の服装もLockerがよくやってるファッションじゃん!という気付きもあってうれしい。パンツの裾の部分がやや開いてるやつ。なんて言うのか知らんけど。

プリズムショー・プリズムジャンプ・プリズムライブ……あたりの用語の意味がようやく理解できてきたとおもう。ほんとプリティシリーズ初見にはむずいって。
あと作中世界での「ダンスバトル」の意味がわれわれの世界のダンスバトルとはだいぶ異なっている。そもそも「ダンス」の概念がけっこう違う気はする。あのスケート靴を履いてやるプリズムショーありきの概念で、「ダンス」もそれと不可分なのだろう。(プリズムショーと無関係の「ダンス」はあの世界では存在しないと思った方がいい)
だから、カヅキ先輩のいう「ストリートダンス」もまたプリズムショーと無関係ではなくて、ふつうステージ上から観客に向けてパフォーマンスするものであるところのプリズムショーを、ステージ上ではなく「ストリート」で、あくまで自分たちのフリーダムな精神性の発露・追求のためにおこなうこと、及びその文化のことを「ストリートダンス」と呼んでるんですよね!? あってますかカヅキ先輩!!! うおおお、今ならキンプリの自称「ストリート系」の方々のことも少しは理解できる気がする……!

以上のように理解は深まったわけだが、個人的な好みでいえば、フィギュアスケート的なプリズムジャンプ及び楽器を演奏するプリズムライブありきのプリズムショーというのは、やっぱりあんまり好きじゃないというか、もっとがっつりダンスしてくれたほうが良かった!という気持ちは強い。プリズムライブの楽器演奏がキャラ描写としっかり繋がっているのは いと くらいだし(あんのせんべい焼き≒ドラムと、それに憧れたわかなの木琴…というのも一応あるけど)、何度も指摘してきたように、音楽がブツ切りになったり、楽器で弾いている音と鳴っている音のシンクロは基本的にやる気がなかったりで、アニメにおける「ショー」としての盛り上がりにどれだけ効果的なのかは疑問だ。

それに、プリズムライブとはいっても、最終的には楽器演奏ではなくて、2,3,4連続といったプリズムジャンプ(中の必殺技みたいな謎イメージ映像)にショーの成否はかかっており、演奏の必要性じたいが怪しい。ヒロの「pride」ではたしかプリズムライブをせずに連続プリズムジャンプを決めていたし、本当に演奏パートいるか?とは思う。冷静に判断するなら、プリズムライブとは、あくまで連続プリズムジャンプを成功させやすくするためのバフ呪文的な意義しかないんじゃないか、今のところは。氷室聖会長はプリズムライブにプリズムショーの未来を見ていたけれど、なんやかんやいっても結局はプリズムジャンプの回数なんだろ?というところの冷めがある。・・・やっぱ、ダンスにとっての真の敵はプリズムライブではなくプリズムジャンプなのか。

あーでも、いちおう26話の3人ライブでは、べるが初プリズムライブ成功→4連続ジャンプを成し遂げたベルローズよりも、三人同時のプリズムライブ→プリズムジャンプを一回だけ跳んだハッピーレインのほうが得点が高かった。ってことは、ジャンプの連続回数よりも、複数人同時ジャンプの人数のほうが加点要素としては優っているということで、連続ジャンプの回数をただ競っていた頃のプリズムショーとは明確にパラダイムが異なる。プリズムショー文化にとって革新性が高いのはプリズムライブ自体ではなく、3人いっしょのプリズムライブ=プリズムジャンプであるってことだよな。まぁ、プリズムライブが「あくまで複数人同時プリズムジャンプを可能にするための前段詠唱みたいなもの」にすり替わっただけで、プリズムジャンプ中心主義を揺るがせてはいないか。

2クール目の各プリズムショーで、プリズムジャンプというのが、本作において彼女たち子供キャラクターの成長を分かり易く表現する演出であることはよーく分かった。児童アニメたるもの、主役の子供キャラクターたちの健全な成長を描かねばならない。それをアイドルアニメとして鮮烈に、子供たちが見ても一目瞭然であるためには、単純にステージ上で踊るだけでは不十分で、プリズムジャンプのようなことをしなければならないのだろう。

……『プリパラ』とかはどうしてたっけ? メイキングドラマとかいう、プリズムジャンプ中のイメージ映像とほぼ同じような要素はあったけど、そのあとで衣装が光ってダンスで締めてたような気が。 ・・・そうそう! 『レインボーライブ』では、プリズムショーの最後はかならずプリズムジャンプ中のイメージ映像で、ステージ上でのリアリズム寄りのダンスではない。つまり、地に足がつかずに終わっている。(より正確には、「地に足がつくまでの過程をオミットしている」。) そこがなぁー・・・決定的にもやもやするところなのかもなぁ…… ダンスパフォーマンス中にいったんイメージ映像に切り替わるのはいいけど、またダンスに戻ってきてほしい。だからステージパフォーマンスだけを比べたら『プリパラ』のほうが好きだ。

↑ここから……
即、↑こう

で、3DCGのステージ上のダンスパートに還らずに手描き作画パート(非-プリズムショーの通常パート)に戻ってしまう。CGの最後が謎空間イメージ映像だというのが残念だということ。

プリズムライブ=楽器演奏も、もっとダンスとして音楽に合わせて描くことはできるはずなんだよ。そうそう! おとはの初プリズムライブのサックス演奏パートはものすごく良かった。あそこは吹いてる音がちゃんと鳴ってたし、曲調と楽器も合っているし、なにより演奏中のおとはの身体の動きがダンスとして良かった。プリズムライブ部門では暫定1位だな、おとはさんが。ショー前半のダンスパート部門ではわかなが圧倒的だけど。


・第3クール(27~39話)

7/11火
27話 ピコック先生 怒る!
第3クール開始。通算2回目の部分総集編回
ペンギンマスコットたちの会議めっちゃ好き 毎回振り返り副音声的なかんじでこれやってほしい なるが前話で失恋して泣いたとき、なるのペンギンも一緒に泣いてたのか……
でもオーナーがいちばんかわいい。「お前は何の役にも立ってない」っていうけど、そういう存在が作品内にいてくれることがどんなに助かることか。絶対に空腹本能には勝てないオーナーがいてくれなかったら息が詰まるよ。
ジュネ様のかぐや姫引用と新OP映像的に、りんねちゃんはプリズムワールドに帰ってなる達とはお別れするのかな。そこにジュネ様がどう関わるのか。7つの煌きが必要とか言われてたし、7人目ってことか。
ヒロの先輩として、キンプリの敵組織のボスが出てきた。三木さんCV
新EDすき。映像も二次元が完全勝利したし
忘れてた、べる母、ぜんっぜん改心してねぇ! これはちゃんとしたべる家庭回をまたやるってことなのか?

28話 ジュネ様と一緒にプリズムトーク!
トークショー、会話ほぼ1ターンで終わって草 ジュネ様のプリズムショー復帰宣言に微妙な表情のりんね
恋する乙女のいとちゃんかわいすぎるううううううう!!! ほんとコウジ側はしれっとしてるな
メインの女子キャラ6人中ひとりだけ恋人ができてめっちゃ幸せそうな状況でふつうに女児アニメが進行してるのすごいな。画期的?
いと父とコウジ母の因縁とは。いとのプリズムショー中に一瞬で息子との交際に気付く母マジでわろた。おもしろすぎる

29話 私はべる!店長にな~る♪
べる様プリズムストーン乗っ取り接客回
毒親の血を色濃く受け継いでいるべる様、こうしてネタ化していくのか……いやおもろいんだけど……
なるに店長いままでありがとうと小ボケ/いじりを振れるようになったいとちゃん、感慨深いよ……
ベルローズも3人同時プリズムライブを初披露。やっぱおとはのサックスがいちばんカッコいいし、単純に音色もよく聞こえる。わかなの木琴はもうちょい何とかならんかったのか。やっぱジャズ系統で統一してほしかったけど……(ジャズバイオリンというのは一応あるらしい) てか楽器の種類の問題じゃなくて、曲の問題だよな。なんかふつうにやや古めのダンスミュージック調だし。プリズムライブしないなら別にいい曲だとは思うけど。
髪下ろしわかな、心臓に悪いからあんま出さんといてほしい。。とりあえずギャップ萌えを狙っておけばいい的な安直なアレには屈しないぞッ……くうッ……

30話 誓いのクロスロード
修学旅行いと家族回
美瑛!!! 『夏のソラ』だ!!!! ハロウィンだけど!!!!!
プリズムトラックの神回確定演出ほんとすき 野外プリズムショーに弱いのかもしれない CGでのショー中も、ステージ外の美瑛の風景がちゃんと映っているのがすごく良い

cooさん東京→美瑛を夜通し運転してきたとかマジお疲れ様です。ドライブマイカーよりは短い距離だが。

いとの家族が別居している理由が明かされた。
まず、父は交通事故の被害者ではなく加害者だった…… 重い!!! けど、フィクションの設定としては非常に自分好み。なぜパパが頑なにギターを弾かずに売ってしまったのかも納得できる。コウジ(の家族)との関係が最終的にどのように清算されるのかもだいたいこれで分かった。
しかし、だからといって加害者の自罰意識のために幼い子供ふたりをひとりずつ受け持って両親別居するというのはヤバすぎるだろ。とんでもない家庭内暴力・児童虐待だよ。加害者が加害の罪をさらに重ねるんじゃな~い!!!

とはいえ、ここの両親の心理はある意味で家庭内暴力・児童虐待の本質を明らかにしていると思う。つまり、交通事故で赤の「他人」に甚大な害を与えてしまったことの償いとして自分の子供を引き離すというのは、子供は「他人」ではなく「身内」であり、自分自身といっても過言ではない存在者だと認識しているからこそ。つまり、子供への加害が自罰行為と同等に扱われているということは、子供を自分自身と未分化の存在と見做しているということだ。母親にとってはまさに最初は自分のなか(身内)に宿していたのであって、今でもその延長上に意識がある。だから、児童虐待とはある意味ではセルフネグレクトと同じ側面があるのだろう。なるほど~~ 児童虐待について学べる教育的な児童アニメだなぁ

いと-コウジのカップルが加害者(の子供)-被害者(の子供)という非対称な関係にあることが明かされたわけだけど、ジェンダーおよび年齢の非対称性とは反転しているのがキャラ設定として上手いな、と思う。コウジは年上の男性という二重の権力者なわけだが、まったく赤面も興奮もせず、理想化された非人間的な僧侶のように描かれていることでなんとか児童アニメ内での歳の差ヘテロ恋愛描写としてバランスをとっている。そこに、今回の属性が加わることで、さらにコウジ側の加害性を相殺・抹消しようとする思惑があるのだろう。真面目に考えれば、いや加害性ってそうやって相殺したりバランスをとったりできるものでは根本的にないよ、とツッコミが入るのだけど、まぁ、わりかし上手くやっている気はする……

織物の紋様のパターン…規則性は音楽のリズムとも通ずる。
クロスロードが単にこの織物の糸の交差にかかるだけじゃなくて、事故現場の蓋然性が高い"交差点"にもかかっているのが性格悪くていいですね
つまり、縦糸と横糸は人の縁を結ぶだけじゃなく、人が人に被害を与える場にもなりうるということだし、言い換えれば、交通事故もまた、最悪な形で赤の他人同士を結びつけ、一生消えない「縁」をつくる現象だということだ。縁結びは必ずしも幸せなものであるとは限らない。
だからこそ、いとが、親世代の因縁とは無関係なところで、コウジとの縁を結んで恋人関係になっていることの意義が出てくる。
あと、交通事故・クロスロードということで、道路交通モチーフについては考えたい。プリズムストーンとエーデルローズのあいだの4車線道路とか、今回プリズムトラックは陸路(道路)で列島を北上してきたわけだし、他方なる達は電車の路線で美瑛まで来ていた。レインボーライブにおける交通の表象について。それでいったら最初のプリズムワールドをりんねが旅していたときも、なにかレインボー"ロード"のような道筋に沿って移動していたような。

31話 目指すは勇者!フリーダム!!
カヅキvsヒロ回
男子回は神回確定!!! ここでカヅキ先輩のソロのプリズムショー初披露。キンプリでも観たけど、3連続ジャンプの映像はどう考えてもドラゴンクエストモンスターズバトルロード(アーケードゲーム)のとどめの一撃ですありがとうございました
男・男・男の三角関係もめちゃくちゃすき。コウジくん(の曲)の取り合い。彼が唯一の彼女持ちなのも効いている。
自分がかつて親友に告げた名言を歌詞にされて開幕即ダメージ入るのクソおもろい
地味にこの世界における「ストリート系」の定義も説明された。高架下や空き地などで自由にプリズムショーをやる人々のこと。前回から引き続き野外ライブっていいよね、になった。
カヅキ先輩のダンスは……まぁややhiphopだけどわかなのほうがよっぽどストリートダンスでした。

うわああああああああああああああああああああ


ヒロの家庭環境も悪すぎる……フロリダ・プロジェクト。 べるといい、父親は何をやってるんだ……

男子プリズムスターの3強 JIN, HIJIRI, REI ってのが回想で出てたけど、REIだけ未登場だよね


32話 愛に羽ばたく女神
ジュネ様初ショー回
REIってcooさんかよおおおおおおおおおお!?!? 気付かなかった~~~~~

オーナー若っ

cooさんはプリズムワールドからの使者ではないってことだよね。なのになぜオーナーと一緒にいるんだろう
てか、りんねと一緒にオーナーはこの世界にやってきたんだと勘違いしてた。もとからいて、引き取った形ってことか。

男子TOP3が、プリズムストーン(主人公勢)、エーデルローズ(ライバル/敵役勢)、ディアクラウン(→プリズムショー協会)にそれぞれ分かれていて、ディアクラウン/天羽ジュネ/氷室聖 の勢力が今のところ善悪・敵味方を超越したところに位置するように演出されているのがおもしろい。これぞ三角関係を基調とする作品設計。

聖の過去回想。ジュネに母親を幻視する。どいつもこいつもマザコンというか、母親の影が濃い!! 当時ジュネ様は13歳らしいけど、聖とは何歳差? そして今ジュネ様は何歳?
エーデルローズ主宰:法月仁のやり口、ノリがイナズマイレブンの帝国学園総統:影山零治を思い出す。建物に細工して鉄骨を落とすのかスケートリンクを脆くするのか程度の違いしかない。

ジュネ様のプリズムライブ、まさかの指揮棒かよwwww それは反則だろwwwww
あの巨大ツインドリル、3DCGダンスにおいて3, 4本目の腕のように機能するんだなとわかった。4本腕で踊るための髪型。初音ミクのツインテールよりも存在感がある。
無限ハグしたよね?? キンプリの主人公くんとそういや関係があったんだっけ

33話 トライアングル・デートにゃ
本命三角関係回
33を冠する話数でトライアングルとは徹底してるな
わかにゃんかわいすぎ ベッドに顔をうずめるカット!!!

カヅキ先輩が頭を撫でた……!! カヅキ先輩ならいいか……
ここでわかなと抱き合う姿を目撃してはじめて、あんのカヅキへの好意の自覚も芽生えるのか~~~
キンプリを観ているので、けっきょくこの三角関係が特に(二者関係に)終着せずカヅキ先輩がどちらも選ばずにダラダラ続くというネタバレは食らってるんですけどね!! ……でも、二者関係ではなく三者関係をあくまで保つというのはわりと真面目に本作のテーマ的にものすごく重要かもしれない。

わかなのお父さん観にこれなかったのかーー あそこでそっち側に落とすとは。ときどき油断ならないんだよな。あんの挫折回とかもそうだったけど。
でも、お父さんも観に来ていたら、それこそ本作でのわかなの物語がここですべて終わってしまいそうで不安でもあったので、ある意味ホッとはした。

ストリート系の練習風景、手描きで簡素なカクカク作画なのもあってどういう動きをやってるのか分かりづらくて、変な儀式をやっているようだ。いちおう時々ストリートダンスっぽいのも踊ってるけど、いつものプリズムショー的なのも混在していて、かなり謎。


7/13木
34話 ハピなるなら手をつなごう!
久々の店長回
ジュネ様は聖会長と一緒にプリズムショーをしたいの? 6人に包囲網を敷かれていたが、
孤高のプリズムスター⇔みんなで仲良くプリズムショー 的な対比がある?
プリズムショーに純粋すぎてジュネ様の気持ちに鈍感な会長かわいい
カヅキには引っ越しのことを相談できたがべるやおとはには言えないわかな……

35話 シャッフルデュオでダメだこりゃ!
デュオ組み合わせ回
ハッピーレイン3人×ベルローズ3人のデュオ決め
最終的に予定調和のペアになるとはいえ、それまでに全ての組み合わせをいちおう考慮するのはこのアニメらしい。てかあの小学生女子が大好きなプロフ帳めちゃ懐かしいな

なる店長の歩く情報漏洩体質が肝心なところでこの物語を動かしてる節はものすごくある。ようはプライバシーが存在しないということで、突き詰めれば人類補完計画のようなみんなで溶け合う社会思想をなるというキャラクターは体現しているといえるか?
あんには言っておいた方がいいと自分で判断してわかなの引っ越しを話すカヅキ先輩。さすがひとりだけ大人というか、社会人だぁ……

ジュネ様とりんねが組んでショーをやるのだろう。そしてプリズムワールドに帰る帰らない周りの騒動をやるのだろう。
大会の形式としては、ソロ(3on3チーム戦)→トリオ→デュオ と1クールごとに遷移している。最終的にオーバーザレインボーなんちゃら、というのが4クール目にあるらしいが、その形式はなんだろう。
というか、みんなのソロ曲の2曲目がほしいんだけどこれは無さそうだな……


36話 お泊り会でふたりはめちゃウマ!?
あんわかデュオ回
これでわかな個人の物語は終わりか~~ いや~~墓場まで持っていきたい神回だった・・・・・ 最後の〆にはびっくりしたけどww
あんの家だけじゃなくて森園家にまでお泊りしに行くのすげぇなw よくあの親父が許可したな
ヤバすぎる家庭環境(父親)を目の当たりにさせて「びっくりした? きみんちとは大違いでしょ」と振ったわかなに対して、あんがそのことには触れずに「ねぇ、アルバム見せてよ」と話題を変えるのがすばらしい
あのかわいい着ぐるみ的寝間着なんなん。最高すぎるんだけど
父親があまりにもクソなので、たしかにこういう、母親一転攻勢のスカッとジャパン展開は頭の片隅で可能性の1つとして考えてはいたが…… いやぁ、あれだけ尻に敷けるなら、お母さんもっと早くから本性を出してあげてよ娘のために~~~と思ってしまう。

"ぶっ飛んでたけど、「ショーを見て父が考えなおす」ではないことを評価したい" というコメントが流れてきて、たしかに!と思った。娘のプリズムショーで煌めく姿を見て感動し、改心した・・・という展開だったら、それこそプリズム教の押し付けじみていて気持ち悪かっただろう。あの父親は紛れもなく邪悪だが、「プリズムの輝き」に絶対にほだされないという、そこの筋だけは通っている。プリズムショーによって家庭環境を改善していくのではなく、あくまで家庭の問題は家庭内で(妻の反逆というかたちで)解決される。むろん、わかなやあん達の努力が無意味だったわけではなく、それが母を突き動かすきっかけになったことは確かだが、あの母が父(元凶)とわかな(プリズムショー)のあいだに入っていることの意義は大きい。

そもそも、自分がわかなを好きだと思う点の一つに、プリズムショー自体にそんなに執着していないというか、「きらめきたい」とか「わたしのショーでみんなを幸せにしたい」とか「うまくなりたい」とか「勝ちたい」のようなアイドル宗教/スポ根思想が薄いところがある。わかながプリズムショーをやっているのは常に周りの友達がいるからだ。最初にあんから教わってカヅキ達と練習していた頃も、そこから一度プリズムショーを辞めたのに、べると一緒にいたいからという理由でまた再開した頃も、エーデルローズでべるとおとはと組んでやっている今も、わかなはずっと、友達の存在がプリズムショーの原動力であり、達成したい大きな目標や夢は特にない。すぐに引っ越しで友人関係がリセットされるのが当たり前だったわかなにとって、友達とプリズムショーをしながら楽しく過ごしている「今」が永遠に続けばいいなと思っている節があるだろう。進歩や達成ではなく、維持・保存のためにプリズムショーを使っている。そこが、なるやべるが象徴する典型的なアイドル思想・スポ根精神と距離を取れていて好きだ。
そんなわかなだからこそ、プリズムショーによって父親の説得に成功する、というストレートな展開はことさら合わない。お母さんナイス。
あと、父親が尻に敷かれたあと、わかな本人は喜びよりも困惑、「よかった……のかな?」と苦笑いしながら言っているのが良い。この展開でよかったのか、彼女じしんが態度を決めかねているかんじが。

あん→カヅキ←わかな の三角関係、ふたりともが勝者というよりは敗者みたいになってるのがお得すぎる。お互いのことも大切な友人だと思っているからこそ、遠慮し合って、自分が身を引こうとしちゃう。そこでカヅキ先輩が両手でふたりをぐっと引っ張り寄せる。なるほどよく出来た三者関係だ・・・


37話 哀しみのラッキースター
いとおとデュオ回
昼ドラのじかんだあああああ
マジかよ・・・いとちゃん、そこで別れる決断をするのか・・・・・・ 両親と同じ行動を。。
コウジがただボケーっと涙を流しながら突っ立ってるだけなのウケるけど良い。そこでカヅキ先輩みたくバーニングに行動できたらコウジじゃないからね。
というか、いと父の交通事故、車と車がぶつかって赤の他人を死なせちゃったのではなくて、となりの助手席に座っていた同じバンドの仲間(コウジ父)を事故死させてしまったのか・・・・・・美瑛回での交差点事故やら赤の他人との縁やらは的外れでした!
相変わらず、親の罪を子供が背負わされる酷い環境ではある。おとはの家庭だけ異様にまともというか、わかなのとこと好対照な専業主夫家庭で素晴らしいですね。
おとはの優しさと思いやりと強さ溢れる行動に泣かされた。かつてのいとが弱気のおとはを励ましていたのとは逆になっててグッとくる・・・!
いとおとのデュオ曲めっちゃいい。曲調的にいちばん好みかも。
関係の危機を迎えているヘテロカップルのために、第三者のおとはが詞を書いて、彼氏(コウジ)が観ているなか、彼女(いと)が王子役、おとはがお姫様役を演じるヘテロミュージカルをおこなう、という状況の構図がジェンダー攪乱的でかなりよく出来ている。なんか見方によってはヘテロカップルを百合が寝取って見せつけている構図にも取れるけど、おとはの思惑というか心根はまったく逆で、同性への深い愛情ゆえに、自身が姫をやり、彼女(いと)が異性装の王子をやって、異性カップルを優しく包み込もうとしていると捉えたい。「失敗はしても、後悔の歌は奏でない」。
そして、そのおとはの意図がけっきょく果たされていないかのような幕切れをやるのがすごい。
まさか子供向けアニメのメインキャラ(中学生)に恋人が出来て、そのうえで2クール後に別れる展開をやるとは…… まぁしばらくしたら元に戻るのだろうけど。

7/14金 
38話 聖夜にハッピーベルがなる
べるなるデュオ回
なるは新生児のとき未熟児だった。
べる母への対応に、なる店長のコミュ力・人当たりの良さが存分に発揮されていた。天性の聡明さと素直さ
なるとべるがお互いに憧れ合っている関係ほんと良い
「子供を愛していない母親がいますか!!」 めちゃくちゃ保守的な、悪い意味でテンプレの子供向けアニメだけど、例のパフォーマティブな次元では正しいのか? まぁ本当に酷い虐待家庭児はこのアニメを観ることもできないか……しかしそうやって作品の側から児童視聴者を限定・排除することこそもっとも良くない行為だろう。
べる父、良いひとみたいに描かれてるけどマジで責任は母親よりも大きいからなお前!!

地味に今回もわかな回と同じで、プリズムショーを両親に披露するけど、それで直接に感動させて和解・解決するのではなく、父親が母親に「君もべるも、わたしの宝物だよ」と言葉をかけている。つまり、子供(のショー)が問題の親に直接好影響を与えるのではなく、あいだにもう一方の親がはいって仲介する構図になっている。これは「親の問題の解消を子供に押し付けてはならない」「親の問題は親同士で解決するしかない」のような思想、つまり親世代の子世代への抑圧からの解放を示唆しているかもしれない。いとコウジの家庭問題がどうなるかだな。ゆいいつデュオ回で円満解決してないし。
大団円ハッピーエンドと見せかけて別キャラのシリアス昼ドラ展開をぶっこんできて引くプリリズRLほんと好き。
べるの次はヒロ様が例の歩道橋の上を彷徨う・・・ たぶんご丁寧に、ヒロはエーデルローズ側から、べるはプリズムストーン側から歩いてきている。
「有限ハグ」くそわろたwww ハグはふつう有限だろ!!!!!www


7/17月
39話 湯けむり!虹色カッパ伝説
第3クール最終話 温泉合宿回
3クール目は大団円じゃなくて4クール目に引き継ぐかたちか……まぁ尺足りないもんな
ヒロ様があいかーらず面白すぎる。「pride」の使い方よ!!
cooさんとオーナーのペアも何気に好きだなぁ しれっと混浴してるのいい



・第4クール(40~51話)

40話 W告白?好きです先輩!
第4クール開始 あんわか失恋ショー回
オチはわかってたとはいえ、「ふたりとも失恋する」パターン好き過ぎる。
ショーの前に「全員」にそれぞれマメに応援メール送るカヅキ先輩いいセンパイすぎてほんとおもしろい
カヅキ先輩に自分以外の特別なひとができたら苦しい、と独占欲を燃え上がらせるあん(とわかな)とは対照的に、徹底的に「みんなの先輩」でいてくれるカヅキ先輩。それはヒロの「みんなのアイドル」とかなり近しいようで、しかしやはり本質的に異なるとも思う。ふだんつるんでいる「仲間」を自然体で大切にするヤンキーと、ステージ上から「観客」に愛を振りまくために自己研鑽するアイドル。ここの対比が明瞭になるほどに、前話のヒロがカヅキにかけた言葉の意義が深まってくる。
わたしなんかは、「アイドル」が苦手なので、やっぱり本作最大の良心はカヅキ先輩だという気持ちでいる。1対1の閉じたカップリングではなく、三者関係やさらに開かれたプリズム人間関係を担保する支柱としてのカヅキ先輩。
てか、このペースでデュオショーを一組ずつやっていくならあと3話で終わってしまうけど、どうするんだろう。ジュネりんねデュオショーでなにか大事件が起こって、ラストの数話はそれの解決に追われるパターンか、それともデュオ大会自体はあっさり大団円になって、最後数話は別の話をやるのかな。
最終クールEDでまた実写に戻ってくるコメントの阿鼻叫喚ほんとすき 最初にイラストパートでミスリードを誘うのももはや伝統芸能(見事にひっかかっちゃった)


41話 星がつなぐ絆
いとコウジおとはショー回
前回ふつうにスルーしちゃったけど、最終OPはtrfじゃないの!? てっきりそうだとばっかり・・・

コメント↑で気付かされたけど、RL後半って凪あすと同時期の作品だったんだ! 

いととコウジの両親が話の中心なので、デュオパートナーのおとはの存在感が薄くなってしまうことが懸念されたが、しっかり活躍してて良かった。メルヒェエエエエエエン!!!!!
いとおとはデュオのプリズムショーほんといちばん好きだわ~~~
あんわかに点数で負けさせたのが意外だ。同点でもないんだ。
おとはの家庭は平和だけど、そんな家庭を築くまでに、もうひとつ上の世代との格闘があったんだな…… 逆にいえば、いかに酷い家庭環境でも、その子供の代でなんとかすれば以降は幸せになる・・・ってそんな簡単な話でもないけど。

いと父(ゲン)とコウジ父(ジョー)の事故の真相。交差点じゃなくて海岸沿いの道路だった・・・対向トラックの不注意による不幸な事故。しかしゲンがジョーに再結成を持ちかけるために誘ったドライブだったために、責任を感じてギターを辞めてしまった。このふたりが親友になるまでの馴れ初めが完全に子世代:いととコウジの馴れ初めと同じなのがなんというべきか。生殖-再生産主義のグロさがよく表れているともいえるし、ヘテロ恋愛と同性の絆を同列に扱っているともいえる?
あと、ゲン&ジョーの解散後の顛末はかなりヒロ&コウジの関係と近くて、ほんと人間関係が互いに参照し照射して乱反射しとる。まぁヒロは法月仁による圧力のせいだけど、ゲンは完全に自分の若さゆえの過ちなのがまたいい味出してますね。
ゲンが自分に微笑んだコウジにジョーを幻視するところは泣ける・・・ うおお出生主義~~~


42話 なるピンチ!消えたラブリン
なるべる回
ジュネりんね次回予告がエヴァみたいだった。
じぶんがいちばん心から笑顔になれるのはこのアニメのヒロ登場シーンを観ているときかもしれない・・・・・・
オバレ結成までの道のりがだんだんと見えてきた。
べる様がひとのために泣いてるなんてこっちも泣いちゃうよ~
なるべるもいいし、べるヒロもいいし、なるヒロもいい・・・
ジョーとコウジ母(なっちゃん)の件、まだ終わってなかったんだ。
なる-りんね-ジュネの話とヒロ-コウジ-カヅキの話、それからジョー-なっちゃん-いと-コウジの話という3本のプロットを同時並行で、しかしヒロのなるへのアドバイスが自分にも当てはまるなど、巧みに絡み合わせてドラマをつくっている。

43話 天使の決意
ジュネりんね決闘回
そういやデュオ大会のあとに本命の個人戦あるの忘れてた
ふたりのデュオショーは、これまででいちばんステージの通路を広々と利用していたのが良かった。
カヅキ先輩「これは男子レベルどころじゃないぞ!」ってなに??

すごくむずかしい話になってきた。。
りんねの姿はプリズムの使者のデフォルトアバターみたいなことでおk?
思ったよりガッツリかぐや姫モチーフなんだな
ジュネは簡単にいえばりんねの前任者で、後任が来てるのに色恋に現を抜かしてワガママで居座っている。そうすると身体がもたないとりんねは忠告するが・・・という構図でいいのかな。
「プリズムワールドの者がこの世界のトップに立ち続けるなどあってはならない」……なるほど。神と人間の関係について。
「わたしたちプリズムの使者は世界を移動するたびに記憶を失ってしまうから本当の愛を知ることは出来ない」って、転勤族で友達ができにくかったわかなにも通ずるところがあるか。
大文字の愛の話をしている。ジュネは、もっとこの世界にプリズムの煌きを広めたいといっているが、聖との1体1の愛情関係に依拠していて矛盾しているよう。「彼はきっと……わたしのことを、愛している!」 自分が相手に向ける愛じゃなくて、相手が自分に向ける愛を信じているところがいい。
やっぱり、保守的な固定カップリング二者関係主義vs開かれていてフリーダムで流動的な多者関係主義、という対立なのかなぁ。世界を巡るたびに記憶がリセットされるとか、ひとつの世界にい続けると身体が蝕まれるとか。。三角関係や浮気、不倫を肯定しろ!!
ジュネと聖の関係は、神と人間のあいだの禁断の恋、みたいな神話的な感じになってきた。神の愛は不変だが、人間の愛は可変で信じられない。「無限ハグ」のように、神の愛は均しく人間(信者)へと分け与えられるもののはずだが、ジュネのそれはかなりいびつ。この点ではむしろプリズムショーの煌きに純粋な聖の愛情のほうが神性を帯びているといえるか。
りんね側の思想もよくわからない。ジュネの説得に失敗してなるのもとへ戻ってきたが、りんねはやがて期限がきたらこの世界を離れる覚悟があるうえでのなる達への愛情、と割り切っているのか。でなければジュネと同じ穴の狢になってしまう。


44話 虹の救世主は君ジャ!
いろいろ説明つなぎ回
メイン6人のやることは今回で明確になりすぎてしまってあまり面白くないな。
たほう男子勢やら大人組(聖、仁、礼、ジョー、なっちゃんetc.)の、言ってみればしょーもないもつれ話が面白い。

仁「ブレード以外が接地してる!減点だろ!」 名言すぎる
玲のイージートゥーダンスカバーいいな。フルでくれ
カヅキ「あの時、黒川玲の体は浮いていたんだ...」 うっそだろwwwwwwwww 意味がわからないが天才

ジュネ聖カップルってとっくに周知のものじゃなかったのか。
仁の小物ムーブが凄まじいが、彼がいろいろと動いてくれているお蔭でそれ以外のキャラの人間関係が面白くなっている節はある。
ヒロ-カヅキの関係もいいなぁ。電気は消してほしいんだ。

45話 薔薇の革命
ヒロ様浄化回
公然と振られるジュネ様。正直、聖会長にぞっこんなジュネ様よりも何考えてるか分かんない孤高のジュネ様のほうが好きだったな・・・
キンプリでも見た、ヒロの謝罪ステージだけど、正直ここに至るまでのヒロの心境の変化をちゃんと追えていない。カヅキやなるやべるに当てられて次第に変わっていったということか。
にしてもヒロの母親関係もそうやって無理やりハッピーに着地させるのか……泣くにはなくが。。
cooさん暴力ふるいまくりで草
仁の親父はまっとうな大人だった。親子関係がテーマの物語。

46話 開幕!オーバー・ザ・レインボーセッション
おとは&あんラストステージ回
1話でふたりのキャラの物語を締めくくっていくペースか。さすがに流れ作業感は否めない。シンエヴァの終盤みたいな
他の女子キャラが男子勢に励まされているなか、ひとりだけ自分でプレッシャーを克服してみんなへの喝まで入れてしまうおとはさん流石です。4連続目のイナイレみたいなシュート技(極太メルヒェン)には困惑を禁じ得ないが。。
あんの父親問題はアメリカ人のおばあちゃんが出てきて強引にすべて解決していった。流れとしては前話の法月仁-パパと似ている。
これ わかな回はわりと最後のほうになりそうだな。といっても家族問題はもうやることないし、カヅキ先輩との三角関係もあれだし、サラッと流されるのか? テキトーな感動展開をやられるよりマシだが。

7/19水
47話 愛に輝く幸せの星
ラストいと回
楽器屋のおじさん、ラッキースターの元プロデューサーだったのか
事故のときジョーがハンドルを切ってゲンを庇ったとか、実はジョーもバンド再結成したがっていたのに妻(なっちゃん)が主夫の座に束縛していたとか、うーん……それでなっちゃんが自分の罪を自覚して泣いて謝って円満解決、という筋書きにどうも乗れなかった。これなら正直、こないだのいと回で大団円になってたほうが良かったな・・・。
いとの弟くんべる様のファンなのかわいい

48話 私らしく、人間らしく
ラストわかな・べる回
また1話で2人分を清算するペースに戻った。いとだけドラマがちと複雑だった。
わかな~~~ 両親に関しては完全にギャグと化していて、あれだけ悲惨な家庭環境を描いておいて、こうしてコメディであっさり解決するのはまぁ欺瞞だ。わかなといういちキャラクターの物語としては、幸せになれて良かったね、と祝福したいが。。
そんな流れだったので、ラストのプリズムショーにも期待していなかったが、わかなの物語の締めくくりとして、かつては出来なかった「ちゃんと挑戦してちゃんと失敗する」を持ってきてくれたのはとても良かった。ほかのみんなとの競争・点数争いとか、観客に感動を届けるとか、そういうスポ根/アイドル的な動機はやっぱり薄くて、わかなはどこまでも私的な、自己完結的なモチベーションで輝いているのがすき。ところでなぜホワイトタイガー?

プリズムジャンプに失敗する展開は何度かやってるけど、それらの全てで、ジャンプ失敗と同時に流れていた音楽も止まって、そのままショーが終了する……というのは、考えてみればよくわからない。転んでも音楽が流れ続けて、終わりまでショーを続ければいいのに。実際のフィギュアスケートみたいに。ここらへんの、「音楽に合わせたパフォーマンス」演出の意識の低さはやっぱり残念だなぁ。まぁジャンプ失敗=挫折描写 として必要に応じてこうなったのだろうけど・・・。

べるヒロいいぞ~~~ ヒロのべるへの憧れや感情移入・同情や思慕が入り混じった複雑な感情いいですね。べる側は……今回頬染めてたな。
べるの7連続ジャンプで山頂に旗立てるやつ、キンプリ(Pride The Hero)のヒロの戴冠式と似てていいな。
ジャンプのイメージ映像と本人のモノローグ(と歌詞)がリンクしてべるの成長譚を表すやつは個人的にはあんまし好きじゃない。


49話 命燃え尽きるまで・・・
ジュネ回
1話冒頭のアレがここでようやく完全に説明された。ようするにプリズムの使者のジュネ様がメンクイで聖に目を付けたのが全ての原因ってことか。聖の母に似ているのは偶然ではなく、目を付けたイケメンがマザコンだったので取り入るために模倣したらしい。

ジュネがあんまり好きではない……というか、ジュネと聖の関係にまったく心を動かされない。三角関係じゃないのが悪いのかな! ジュネも聖に恋する乙女であると明かされる前の陶然とした佇まいのほうが好きだったし、聖も最終的にジュネへの愛を打ち明けて凡庸な両想いヘテロカップルの悲劇?と化した。

ついでにいえば、りんねちゃんもジュネとの決闘回以来、かつての意味不明でマイペースだったキャラクター性を失って、「善なる味方」になってしまってから全く魅力的でない。なる店長と一緒に他のみんなのライブを「頑張って!」と素直に応援するりんねちゃんを見ると哀しくなる。
あと、今さらだけど、なるは主人公にしてはめちゃくちゃ影が薄い………
オバレの3人がオバレを結成しそうな雰囲気だった。コウジもあっさりプリズムスター再挑戦したがってて草
ジュネの相棒だったペンギンマスコットは、山田さん=田中さんにぞっこんらしい。生まれ替わり設定。

50話 煌めきはあなたのそばに
なるライブ&タイトル回収&りんね離別回
これが実質最終回か。
ものすごい詰め込まれようだった・・・もう20分前になにやってたか思い出せない
最後はモモオーナーの手作り衣装でなるがショーやるのいいね。U149の千枝回のような。
プリズムショーの採点が最後まできっちり規則通りシビアなのほんとすき
「レインボーライブ」タイトル回収の、7人でのプリズムライブ 歌のない合奏曲
そしてりんねのソロライブ「GIFT」。聞いたことある曲! ビルの屋上での野外ライブが締めくくりなのいいですね
りんねのショー中、ほかの7人が女神像の置物のようになってる姿が背景でチラチラ映るのがちょっと笑えた
ジュネはけっきょく記憶を失うかわりにプリズムワールドへ帰らずこの世界で人間として生きていくことが(プリズム女神に)認められる。ええ・・・いいんかい。茶番だ。 でも、だからキンプリでのジュネ様あんな感じだったのね。
去り行くりんねちゃんに向けてなるが誓った7つの約束、これぞ子供向けアニメな教育的・啓蒙的な内容だった。

51話 GIFT
最終回
うおおおおおお プリティーリズム・レインボーライブ、完!!!!!!!
いい最終回だった・・・・・・・
まさか最後の最後で男子3人がオバレを結成して、がっつりCGプリズムショーをやってくれるとは・・・まじで最高
コウジが最初っからギターを持って演奏してるの良すぎる。プリズムライブよりこっちでしょ!
えっ、この男子勢が主役の派生アニメシリーズがあるんですか!?! キンプリっていうの?? そんなの観たいに決まってるぅ~~~!!!
田中(山田)さんとペンギン先生?の再開シーンが例のプリズムストーンとディアクラウンが向かい合う4車線道路の横断歩道なの流石。マスコットの地獄に堕ちたけど。
クーモモ最高~~~! わかなの次にRLで好きなキャラ、ふつうにモモオーナーかもしれないってくらいには好き。かなり終盤まで、あくまで自己保身のために行動してたのがすごい好き。最終話で表彰されたところでは善堕ちしちゃったけど。
カヅキ先輩への同時告白。なるほどキンプリにこうして繋がるのか。恋愛にはうぶすぎる先輩・・・
そういえばなる達はあくまでプリズムストーンに職業体験で働いていたのを忘れていた。忘れるわこんなん。
プリズムストーン卒業後、即ディアクラウンの店長に就任するちゃっかりしたたかさワロタ。なるちゃん良いキャラだわ~~
「わたし達、失恋仲間ってところですねっ!」でヒロ-なる のフラグが急速に建設された。ここの店長たらしすぎるだろ。にしてもヒロは誰にフラれたんだ? コウジ? べる? コウジなら店長と同じひとにフラれた仲間ってことになるけど……。赤いバラを持っているからべるなのかなぁ。フラれたというか、ヒロが勝手に諦めたとしか思えないんだが。
てか、なるさん今まで自分のあの号泣が「失恋」だったと認識してなかったの草 すごいなあ


・まとめ

めっちゃおもしろかった!
4クールアニメを1か月で完走してしまうなんて、当社比でいえば有り得ないくらいの事態。それだけ視聴が止まらないほど乗りに乗って楽しめた。6話くらいで男子キャラが本格的に話に絡み出してからは基本的にずっとおもしろかった。
女児向けアニメらしさと、自分好みの多角関係昼ドラ的群像劇が合わさって最強に見える。
面白さの半分以上は男子キャラ3人によるものであることは否めない。
森園わかなという、久々にぶっ刺さるアニメキャラクターに出会えたこともほんとうに良かった。

思想・批評的な偉大さ、ラディカルさでいえば『プリパラ』のほうがすごいのかもしれないけど、わたしのような人間には、RLの昼ドラ要素がめちゃくちゃ好みなので断然こっちに軍配が上がる。異性関係も同性関係も雑多に混ざり合っているほうがここちよい。
「RAINBOW」が基本コンセプトなので7人のメインキャラがまず存在して、その奇数のかたちにあわせるように、いくつもの三者関係を基本単位として各話のストーリーが組まれている。ペアよりもトリオ、という思想が好きだ。
主人公勢とライバル勢と男子勢それぞれ3人ずつの、3+3+3の構図を設定した時点でかなり勝っている。こういう図式的なキャラ構成は、じぶんのかなり根深い心の奥のほうをそそられる。
各キャラの物語の少なくない割合が、両親との家庭問題(親子関係)で占められている。親子関係も、人間社会の基本的な三者関係の一例である。その家庭問題の深刻さに対して、最終的な落としどころ/解決の仕方には疑問を抱かざるを得ない面も多々あった。子供向けアニメでリアルな社会問題をどこまでシリアスに描くか、というのは本当に難しい問いである。

ライブ(プリズムショー)要素に関しては、楽器演奏をするプリズムライブがそれまでの歌とダンスのパフォーマンスから浮いていて効果的には思えないことが多かった。また、プリズムジャンプによるイメージ映像でCGパートが終わってしまうのも残念で、イメージ映像(メイキングビデオ)から元のダンスパートに戻ってパフォーマンスを締めてくれる『プリパラ』のほうがそこは好みだった。
ダンス部門ではわかなのちゃんとしたロックダンスが圧倒的に好き。ストリート系の星。
プリズムライブ部門では小鳥遊おとはのサックスが群を抜いてかっこよかった。音も見栄えも。
楽曲部門ではいと&おとはデュオの「ALIVE」がいちばん好き。
プリズムストーンとかの屋内ステージよりも、cooさんが運転するプリズムトラックなどの野外ステージでのプリズムショーのほうが好き。いかに現実・日常世界と地続きであるか、という点が個人的に大事なのかもしれない。プリズムジャンプのイメージ映像パートがあんまり好きじゃなくて、CGダンスパートに戻ってきてほしいというのもそれに関連する。

4クールアニメとしての構成の完成度がすごい、とも聞いていたのだけど、たしかに良かった。なかでもいちばん好きだったのは第2クールかな。おとはがべる様から拒絶されてプリズムストーン側についたのをきっかけに、ベルローズ3人が敵役から徐々に良きライバルになっていくのを描く。
第4クール目はデュオ大会とソロ大会という2つのイベントが詰め込まれていて、さすがに尺が込み入っていた。第3クールでペアごとの合宿回などをめっちゃ丁寧にやったしわ寄せ。ただ、終盤は尺の足りなさもあるけど、広げてしまった各種の人間関係ドラマを穏当に決着させることに終始していたのも微妙な点だと思う。どうしても、風呂敷は広げるより畳むほうが難しく、そして広げているときのほうが畳んでいるときよりも面白くなりがち。聖とジュネ、ジュネとりんね、りんねとなる店長……らへんの関係にそんなに乗れなかったのも痛い。あと、興味なさすぎてほぼ言及すらしなかったけど、「プリズムの煌きが失われて、このままではこの世界でプリズムショーをすることができなくなる。だから皆、プリズムを煌かせて世界を救うために頑張れ!」的な壮大で抽象的なスケールの話がとても苦手なので、鼻をほじりながら聞き流していた。そんなものよりローカルなしょうもない人間関係の痴話が見たいんじゃ。

プリズムのきらめきを捨てろ! プリズムライブもプリズムジャンプも捨てて、カヅキ先輩のように踊りたいときにその場でただ踊れ!ヒロ様のように歌え!コウジのように普通に楽器を演奏しろ!

ってことで、

キンプリを観返すぞ~~~!!!




おわり





・全話感想noteシリーズ


この記事が参加している募集

アニメ感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?