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徳島VS北九州

明治安田生命J2第38節
徳島VS北九州

6分、徳島は最初のCKで岩尾選手のクロスに岸本選手がボレーで流し込んで先制する。
長身の選手が飛び込んだ中央を全ておとりにつかってファーでフリーになっていた。
この最初のセットプレーで先制したのは大きかった。
12分、岩尾選手が倒されるがアドバンテージをとり、右サイドの岸本選手へ。クロスに垣田選手がヘディングで合わせるが、これはキーパー正面。
北九州は徳島と同じようにビルドアップから縦パスで攻撃のスイッチを入れてサイドから崩していく。一方徳島は、いつもとは違って長身の2トップのため、ポストプレーからサイドに散らしてクロスというスタイル。
先制したものの、内容は五分五分といったところ。

飲水タイム

32分、上福元選手から右の渡井選手へ。渡井選手からダイレクトで岸本選手へ渡り、岸本選手が1人かわして独走。シュートまで行くが、コースが甘くキーパーにキャッチされる。
37分、北九州にエリア内に侵入されてシュートを打たれるが、上福元選手がファインセーブ。
前半終了

ハーフタイム
徳島は佐藤選手に代えて浜下選手を投入。

後半開始
後半は、北九州の攻撃を凌いでカウンターという展開が続く。相手に合わせてさまざまな戦い方ができるのが、今の強さのひとつ。
58分、徳島は一瞬の隙をつき鈴木選手のロブパスに渡井選手が飛び出して角度のないところからシュート。これが決まって追加点。
65分、徳島は左サイドを田向選手が持ち上がりグラウンダーで中へ。受けた浜下選手が1人かわしてシュートを狙うが、これはキーパーがファインセーブ。
65分、徳島は今度は右サイドで岸本選手、浜下選手、垣田選手と流れるように裏をとり、グラウンダーのクロスに渡井選手が合わせるが、これは枠を捉えられず。

飲水タイム

徳島は、田向選手に代えて藤田選手を投入。岸本選手が左へ、藤田選手が右に入る。
71分、徳島はエリア内でクロスに対応した石井選手がハンドをとられてしまいPKの判定。これを決められて2対1に。
直後のキックオフから、垣田選手がロングパスをヘディングで落として、渡井選手から左サイドでフリーの西谷選手へ。勢いに乗ろうとする北九州にボールは持たれても主導権は握らせない。
しかし、西谷選手のシュートは元徳島の永井選手にセーブされる。
83分、徳島は北九州のアーリークロスを岸本選手がクリアしてこぼれ球を拾った渡井選手がドリブルで左サイドを端から端まで突っ切る。粘って中へ送り、垣田選手から浜下選手へ。タメを作って後ろから上がって来た藤田選手へ。藤田選手の折り返しを垣田選手が合わせるとボールはゴールへ吸い込まれた。北九州にとって精神的に重い重い1点を見事なカウンターで奪った。
そして、垣田選手は河田選手と交代。
88分、徳島は渡井選手と西谷選手に代えて、内田選手と清武選手を投入。
93分、徳島はCKのこぼれ球を浜下選手が詰めて、とどめの一撃。浜下選手は、移籍後初ゴールとなった。
試合終了
徳島は勝ち点80。いよいよ物語も終盤。湘南戦の悔しさは自分も現地で共に味わった。昇格まで、優勝まであと少し!


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