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うつ病から回復しつつある私が辿っている、感情の過程を書いてみました。

こんにちは。こころです。
春の気候が気持ちよく、最近はとても調子がいいです。
どん底だった2015年の冬は、こんな風に感じられる未来が来るとは想像もできませんでした。
2015年の冬から2019年の春までの私の感情の過程を実際に書いてみました。
もちろん日々のアップダウンはありますし、1ヵ月単位で見ても本当は上がったり下がったりしますが、ここでは簡略化させていただきます。

ステージ1:どん底(2015年冬-2017年冬)
何をやっても楽しくない、何もしてなくても涙が出る、生きている意味がわからない、誰も信用できない。

ステージ2:超低空飛行(2018年春-2018年秋)※2018年春に部署異動
どん底は抜けるも、「生きるのを辞められたらいいのに」という考えから抜け出せない。少し嫌なことがあると一週間は引きずって泣いたり嘆いたりする。幸せの感度が低く、楽しいことがある瞬間は良いが、それ以外は基本ネガティブ。幸せの余韻が残らない。

ステージ3:低空飛行(2018年冬前半)
やりたいことがない。何か意味のあることをやっていないと時間を無駄にしているように感じる。でもやる気も起きないので早く寝たり無駄にゲームをしたりする。興味は長続きしないが湧く。何か理由がなければ涙は出てこない。生きる意味を必死に探す。

ステージ4:低中域飛行(2018年冬後半)
興味をもったことに少し打ち込めるようになる。調子がよいと1日中向き合えるが、沈んだ日は全く興味もやる気も湧かない。幸せの感度が以前より高くなり、幸せの余韻が感じられるようになる。ネガティブな時間は多いが、気分は安定している。

ステージ5:中域飛行←今ココ(2019年春)
小さなことも幸せやありがたさを感じられるようになる。怒られたり辛いことがあったりすると気分は深く落ち込むが、何か出来事がなければ無意味にひどく落ち込むことはめったになくなる。とにかくやる気に満ち溢れるタイミングがあるが、それは長くは続かない。自分の意志で自分の人生を生きている実感が湧きつつある。

※ちなみに薬は「ステージ1:どん底」で飲んでいた種類・量を今でも変わらず飲み続けています。お医者さんからは、もう少し様子を見てみましょうと言われています。少し減らそうとして、うまくいかなかった過去があります(2018年夏)。


浮上し始めてからの展開は早かったように思います。環境が変わること(部署異動)、これが私の大きな転機でした。
環境が変わり、ネガティブな刺激から離れられて徐々に徐々に自分を取り戻していった形であることがわかります。
例えば転職等をして環境が良い方向に変わったのに、ネガティブな感情が消えなかったり、幸せの感度が低かったりしても、慌てないでよいと思います。私の場合、環境が変わってから1年経ってやっと中域まで浮上してきました。私はとにかくこの辛さから抜け出したくて、本を読んだりカウンセリングに通ったり、お医者さんを信じて薬を飲み続けています。当然私より早く回復する人もいると思いますが、もっと時間がかかる人もいらっしゃると思います。
焦らず、ゆっくり様子を見てみましょう。


もし同じように苦しんでいる方々、そして苦しんでいる方が身近にいらっしゃる方のご参考になれれば幸いです。
最後までお読みくださいまして、ありがとうございました。

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