(ブログ)イギリス人は雨でもカサささないなと思ったら持ってもなかった
大学じゃない、現場で学ぶ留学スタイル。トビタテ生の生活とか知ってほしくて、ブログも更新しいきます〜気軽に読んでください!
イギリスに来てから2週間、半分以上の日が雨が降っていると思います。そうじゃなければ曇り。本当折りたたみ傘持ってきててよかった。。。
と思ったんですが、ロンドンでもフルーム(今インターンしている南西部の田舎町)でも、誰も傘をささないんです。小雨でも何食わぬ顔して歩いています。確かにすぐ乾くけど、、、大事な服濡らしたくないよね?
でもイギリス人は、雨が降ってる日には「今日はwetだね」って言います。完全に濡れる前提ww
ロンドンで傘をさして歩いていたらむしろ浮いてしまったので、最近はみんなと雨の中を駆け抜けています。日本人の悲しい習性ですね。。。聞いてみたら「濡れた傘はジャマだし持っても行かないよ」とのこと。代わりにカッパか防水のしっかりしたコートを着てお出かけしています。
土曜も1日中雨が降っていました。雨でも構わず、ドライブなら大丈夫っしょ!と言うことでおでかけ。近くのナニー城(Nanny Castle)におでかけ。建造は1370年頃とのことで、めちゃ古い。
雨ざーざーでしたけど結局車降りました(笑)17世紀の戦争で大砲によって大破したみたいだけど、その後もずっとこんな古い城が残ってるのも、石造りの文化ならではですよね。日本では20年ちょい前に建てた首里城も燃えちゃうくらいだし、建築物が残ってる事自体にとても感動します。塔を見上げると雨の滴がいい感じ。
そう思ってたら、隣の教会はさらに200年も前にできてました(1100年頃)。連れてきてくれたホストファミリーの知り合いのおじさんも「知らんかったわ」ってww
今でも普通に使われてて、地元の人達(2000人くらいの集落)は毎週のお祈りと冠婚葬祭でお世話になっているとのこと。
極めつけは、その後お邪魔したホストファミリーの友達のお宅。集合住宅なので狭かったですが、綺麗で素敵なキッチンと暖炉があり、美味しいディナーを頂きました。でも帰りの会話でふと「この家って1866年にできたんだよね」と。
まじかよ!!??
江戸時代じゃん。日本だったら何かの文化財になってそう。でも集合住宅には今でも沢山の人が住んでいて生活を営んでいます。古くなっても大事に、リニューアルして時代に合わせて生活している。日本の古い建築は、文化財としてお金集めて観光名所にしている所が多い気がします。それも歴史的建築を守るために大事だけど、とても長い目で見たらヒトの生活に溶け込んでいった方が自然で素敵だなあと感じました。
雨について書こうと思ったら、建物の話になっていました(笑)
ここまで書いてて、ふと感じたこと。
ハード面(建築や物作り)での進化が早くなりすぎた今、ソフト面(それらをどう使うか、とかの心の変化)を追いつかせるためにもっと時間を使わなきゃなのかな。
古いもの・新しいものって割り切らずに、戦前/戦後だとか平成/令和だとか区別しないで、本当はゆっくり変化しているものとして受け入れたい、生活に溶け込んでいってほしいですね。
イギリスとフルームがもっと好きになりました。
明日は晴れますように。
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