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子どもや大人にも増えているADHD(注意欠陥・多動性障害)とは?

最近は大人でも発達障害の人もいると言われていますが、子どもにも多くなってきました。発達障害の定義は幅広いようです。

「発達障害」は「自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害、その他これに類する脳機能障害であってその症状が通常低年齢において発現するもの」(発達障害者支援法における定義 第二条より)と定義されています。

発達障害 1歳 特徴

つまり、上記の色枠の①自閉症アスペルガー症候群注意欠陥多動性障害(ADHD)学習障害の4種類が主な発達障害の特徴となります。

ADHD(注意欠陥・多動性障害)

注意欠陥・多動性障害(ADHD)は、何百万人もの子供が罹患し、多くの場合、成人期まで続いてしまう慢性疾患です。ADHDには、集中力の難しさ、多動性、衝動的な行動など、持続的な問題の組み合わせが含まれます。

また、ADHDの子どもは、自己肯定感が低いことやコミュニケーションがとりづらい、学校での成績の悪さに悩まされることもあります。

ADHDの症状は12歳以前に始まり、早ければ3歳で顕著になる子もいます。女子よりも男子に多くみられ、行動も男の子と女の子で異なることがあります。例えば、男子はより落ち着きがなく、女子はおとなしいですが注意力が下がる傾向があるそうです。

ADHDはざっくり分けると注意力がないか、落ち着きがないか、もしくはどちらの要素もある複合方に分かれます。そのうちの注意力がない子どもの特徴と落ち着きがない子どもの特徴を見て行こうと思います。


注意力がない子どもの特徴(ADHD)

注意力がないのパターン子どもは、しばしば以下のような場合があります。

・勉強では細かいことが苦手で、ケアレスミスをしたりする
・仕事や遊びで集中力が続かない
・直接話しかけられても、話を聞いていないように見える
・指示に従うことが難しく、勉強や家事を最後までやり遂げることができない
・タスクや活動を整理するのが苦手
・宿題など、集中力を必要とする作業を避ける、または嫌がる
・課題や活動に必要なもの(おもちゃ、学校の課題、鉛筆など)を紛失する
気が散りやすい
・家事を忘れるなど、日常的な行動を忘れる

多動性(落ち着きがない)・衝動性

多動性(落ち着きがない)・衝動的な症状を示す子どもは、しばしば以下のような場合があります。

手や足をそわそわさせたり、叩いたり、座席でもじもじしたりする
・教室やその他の場面で、座っていることが困難である
常に動き回っている
・不適切な場所で走り回ったり、よじ登ったりする
静かに遊んだりすることが苦手
しゃべりすぎる
・自分の順番を待つことが苦手
・他の人の会話やゲーム、活動に割り込んだり、邪魔をしたりする

必ずしもADHDとは限らない

とはいえ、健康な子どもの多くは、不注意や多動、衝動的な行動をとることがあります。小学校に入学する前の子どもは、注意力がない子が多く、一つのことを長く続けることができないこともあります。小学生以上でも、注意力は興味の度合いで左右されることが多いようです。

多動性についても同じことが言えます。幼い子どもは本来エネルギッシュで、親がへとへとになってもずっと元気です。また、生まれつき活発な子もいます。友達や兄弟と違うからといって、ADHDと決めつけてはいけません。

ADHDの原因

症状は年齢とともに軽減されることもありますが、一部の人々は、ADHDの症状は完全には治りません。ADHDを完全に治すことは難しいです。薬や治療で緩和することができても副作用の影響で別の問題が出る可能性もあります。


一般的にADHDの原因で上げられるものは、

環境有害物質(主に古い建物の塗料や配管に含まれる鉛など)
●妊娠中の母親の薬物使用、アルコール使用、喫煙
未熟児出産
糖分のとりすぎ


などがあげられます。

よって、妊娠中は、胎児の発育に害を及ぼす可能性のあるものを避けたほうがいいです。例えば、飲酒、娯楽用薬物の使用、タバコの喫煙をしないことやタバコの煙や鉛の塗料など、汚染物質や有害物質への暴露から子供を守る必要があります。


まだ証明されていませんが、生後5年間はテレビやビデオゲームをしすぎず、できるだけ自然の中で遊ばせたほうがいいかもしれません。

また、口から入る普段の食べ物を意識することと、環境を整えることは今からでも対処できます。観葉植物を部屋に置いたり、添加物を意識するなどして対策をされてみてもいいと思います。



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