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【kdl2】本の巻き方を考える。

こんにちは。B4の鵜川です。しばらく間が空いてしまいましたが、kdl2の進捗報告になります。今回は、先生のベッドのスタディの様子をお届けします。

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前回の記事で少し触れていますが、先生の部屋には捨てることも移動することもできない本が約200冊ほどあり、これを傷つけずにベッドの構造に利用してしまおうということになっています。詳しくは前回のnoteをご覧ください。

本は重ねただけだとどうしてもずれてしまうので構造体にはならないということで、どうにか固定しなければなりません。ただこの本は傷つけられないので、梱包用ラップで巻いて固定したらよいのではという案を研究室会議内でアドバイスとしていただきました。

そこで、今回は実際に梱包用ラップを使っての巻き方のスタディを行います。

ちなみに梱包用ラップは空港のスーツケースをぐるぐる巻きにしていたり、荷物をまとめる時に使うあれです。素材はポリエチレンです。

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↑初めての本の梱包に苦戦中です

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↑巻きやすい方法を見つけられました

縦に圧縮しないと固定できないので縦方向に巻くのは確定ですが、縦に巻くだけだとあまりラップのしわなどが見えず、空港でよく目にするぐるぐる巻きのスーツケースのようにはなっていないので、斜め巻きに挑戦してみました。

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斜めに巻くことで縦方向だけでなく様々な方向から圧縮できより頑丈になりそうですが、巻くときに隙間が生じるという微妙な点も見受けられました。

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斜め巻きの隙間を無くすために、一ひねりしてから巻く方法に行きつきます。

この方法で巻くと、さらにきつく締められ頑丈になりました。見た目のかっこよさも増しました!

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さらに、1重だけではすぐに傷ついて穴が開いてしまうという問題も発見しました。

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破れてすぐに本が露出してしまうのを防ぐために、巻くときの重ね代を多くとるか、何重にも巻く工夫が必要そうです。

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↑ななめ巻きをせずに、縦方向にに重ねて巻いたものです。

こんな感じで、やってみては問題を探って解決していきスタディを進めていきましたが、縦方向に巻いてある程度本を固定し、さらに強く固定するために斜めに巻くか、さらに縦方向に巻きを重ねるかの二種類が最終候補になりました。


最後に床に置いて上に板(カッターマットですが…)を置いた感じを再現してみます。

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座ってみると↓

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実際に手を動かしながら進めて、やはり議論を交わしたり想像したりするだけでは分からない実際の感覚や、細かい問題点などが発見できたスタディでした。

今後、どうなっていくかお楽しみに!!


おまけ

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セイイキのパーテーションの下地探し中です…こちらも進行中。


B4 鵜川友里香

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