KKL 20221128 研究室会議レポート

こんにちは。今回の研究室会議レポートを担当するM1の鵜川です。
門脇研のnoteを書くのはとても久しぶりです!頑張って書いていくのでご一読いただけたら嬉しいです。

今回の研究室会議はB4全員とM1 3名の個人発表が主でしたが、初めに少し、今年度の締めに向けての話題が出ていました。今後、振り返りゼミの位置付けをM1を中心に議論していきます。
このレポートでは、今回の会議、またここ最近の会議で私が感じたことを素直に言葉にしてみようと思います。


B4の発表、レジュメに感じた変化

前期のB4の発表は「どうしたらいいかわからなくて教えてほしい」だったり「これとこれどっちがいいですか?」と判断を仰いだりするものが多かったイメージで、自分もそうだったのだろうなと思う一方で、卒計は自分のものなのだからもっと主張が欲しいなと思ってもいました。しかし、今回含めここ数回の発表を見ていると、だんだんと「こう考えたが、どう思うか」と議論を喚起するような方向に変わってきているように感じ、とても良い変化だなと思っています。それぞれに案が発展してきて進んでいる証拠であり、今度は逆に考えられる事が多すぎて煮詰まることも多いと思うので、研究室会議だけでなく同期や先輩をうまく活用してほしいなと思います。B4は次々会が最後の発表ということで、有意義な議論のできる発表に期待します。(そしてわたしたちも応えていけるように頑張ります)


研究室会議の副音声(?)

B4の卒業設計のための作業場所として、いつも研究室会議を行っている自在画室の占有化が始まったことに伴い、今回から研究会議を小さい会議室で行っていきます。小さい会議室に門脇研約30人は全員入れないので、原則発表者と司会以外はオンライン参加にすることで全員参加の会議を続行しますが、何人かは自宅ではなく研究室からオンライン参加をしています。わたしは今回この研究室からの参加をしたのですが、ここがなんとも面白い場所で、言ってしまえばテレビの副音声のようになっていました。ZOOM越しに研究室会議に参加しながら、同時進行で少人数で議論をしているという感じです。

右が会議室、左が研究室の様子。
全員映ってはいませんが今回研究室では主に5人が副音声(?)に参加していました。


こうやって同時進行で議論をしてみると、M2の先輩方は後輩の卒計を見るのも2年目で、より核心に迫る意見や、今後の進め方を冷静に見据えた意見を出していてやはり視野が広いなと感じます。また意見を出す瞬発力は個人的にまだまだ修行が足りないので、残り少なくなってきた先輩方といられる時間にたくさん吸収しておかなければと焦りも感じました。少し個人的な感想になってしまいました。

部屋の制約によって全員が同じ空間にいることができなくなってしまい雰囲気も変わってやりにくさも感じますが、そんな状況で発生する研究室会議の副音声(?)は議論がたくさんできこれはこれで良い空間です。家で1人でオンライン参加するよりも学ぶことが多いと思うので、今後も発表日以外には参加していきたいと思います。


限られた持ち時間での発表

今回の会議レポートとは少しそれますが、最近研究室会議でよく考えることがあるので書いてみたいと思います。
ありがたいことに門脇研はここ数年で人数が多くなりましたが、全員で議論を共有するために週に一回の研究室会議で完結させています。人数が増えると必然的に一人当たりの時間は減っていくわけですが、その限られた持ち時間の中でいかに伝わる発表をして、議論ができるかはとても重要です。発表が長すぎると、あまり様々な人の意見は聞けないし、発表が短すぎて議論も起こらず持ち時間を余してしまうのももったいないわけです。
聞いていてわかりやすかったり、コメントがしやすい人の発表はどういった工夫があるのか私なりに分析してみると、
  “まず簡単に自分の研究の概要を共有してから”
前回の内容→今回の内容と発表する人が多いのかなと気が付きました。発表では言わなくても、レジュメにまとめたものを残している人も多く、それも聞き手からするとありがたいです。当たり前にやっている人からすると今更と思うことかもしれないし、とても簡単なことですが、意外と自分の研究の概要を共有するのは忘れがち、というよりも時間を作るために省略しがちな部分です。(きっとみんなわかってくれてる!という気持ちからくる省略ではあります。)しかし改めて聞く側で考えてみると、急に進捗を話し始められるよりも格段に聞きやすくなります。内容を覚えていないのが悪いのでは、という指摘もあるかもしれませんが、個人発表は2週間以上空くことがほとんどなので、全員分を覚えておくもしくは瞬時に思い出すのは難しいと(少なくともわたしは)感じます。議事録や自分で取ったメモを追えば思い出すことができますが、その時間を発表で補ってくれる人の発表は、置いていかれないのでとても聞きやすくわかりやすいです。

もちろん、わかりやすい発表の工夫なんて考え始めればきりはないし、講評会などではもっと色々な部分に気を配りますが、研究室会議の発表ではそこまで考える余裕がないことも多く、すぐできることを考えたときにはまず始め方を考えることが大事だと思います。自分の限られた持ち時間を最大限に活用するためには、内容だけでなく意識していきたい部分です。私自身、物量やマシンガントークで押し切ってしまうことが多いので、発表自体の組み立ても考えて、わかりやすい発表を心がけようと思います。


久々のnoteで、思っていたよりもたくさん書いてしまいました。ここまで読んでくださりありがとうございました。

M1 鵜川友里香

おまけ
毎年恒例?の、卒計参考スケジュールカレンダーを研究室会議後に作成しました!今年はポップに、見たときに元気を出してもらえるように色々してみたのでぜひB4には参考にしてほしいです笑

卒計参考スケジュール2022-2023

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