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💗*愛詩*💗

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私の詩は、ほぼノンフィクションの感情そのまま。 経験しないと出ない想いを綴っています。 だから、私にとって詩は短いドラマ。 愛する誰かへの短いラブレターなのです。
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2020年8月の記事一覧

―遠い貴方を想う為(強さ。または決意)―

―遠い貴方を想う為(強さ。または決意)―

私はワタシで.

好きなものはやっぱり好きで..

眩しくて、目が眩みそうでも.

嫉妬で心、灰まみれになりそうでも..

そらすことなくちゃんと見よう.

世界はいつか交わる.

そう..信じて.

人生は今日だけじゃないから.

―貴方のいない街―

―貴方のいない街―

悲しみの深さなんてもの

計れるのでしょうか.

ただ埃だけが舞散るこの街に.

何かをみつける事が出来るのでしょうか?

その術さえ知らず..

愛しいと思っても会えなくて..

その間に見せた夢は.

儚い程眩しくて..

瞼さえ気怠く重い.

会えないのが平気になっていく.

この瞬間の今がイヤなんです..

会いたいと思うことを.

忘れ去る事の出来る今が…

とても.

悲しいんです..

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―今夜が夢に変わる頃―

―今夜が夢に変わる頃―

貴方の瞳に映る月は.

とてもきれいでした.

朝の来ること…こわかった.

貴方の彼女がどんな人かなんて.

今の私にはどうでもいいこと.

ただ 二人でいる今夜は.

永遠に続けばいいと思ってた.

今夜が明日に変わる頃.

そっと目覚めのキスしましょう.

わがままに近い我が儘..

ウソに近い嘘..

どれをとっても..貴方と私.

今夜だけの二人なら.

最高のウソをつきましょう.

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―クスリ―

―クスリ―

私のことが気掛かりなら.

いっそ..

抱いてください.

私の行動が心配ならば.

ずっと..

そばにいてください..

平凡な常識や一般的なお説教など.

なんの薬にもならない.

聞き飽きた言葉ばかり並べられても.

なんの役にもたってくれない..

それならいっそ.

私だけを愛してみてください.

その方が.

どんなに心地よいか..

あなたには 解らない…

きっと..あなた

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―赤裸々―

一つまみの夢でいい.

薄っぺらな愛でいい.

いつの日か.

淘汰される運命ならば..

今宵あなたのその腕に.

抱かれて眠るよろこびは.

落花流水..鏡花水月.

狂気に満ちた愛でしょうか.

許されない恋でしょうか.

至極の快楽に身を委ね.

あなたへ自ら身を任せ.

波間にゆれる小舟のように.

安らぎが..私を包んで..

このままあなたと.

落ちてゆきたい.

このまま.

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―昨日、浜辺にて―

―昨日、浜辺にて―

指の間からこぼれ落ちる砂。

よめない気持ちは砂のようなもの。

それでも…

欲張らなければ確実に掴める。

いつか…あふれる。

―月夜のセレナーデ―

―月夜のセレナーデ―

誰を愛し.

孤独を共有し合い.

共に奏でる愛に.

いつ涙が止まるのか.

彼の伸びる手をとるその瞬間の中で.

微かなめまいすら感じ..

手をのばすその時の中に.

不安さえおぼえ..

ふるえる指先に心が見当たらない.

置き忘れたちっぽけな感傷さえも.

もう一人の私の首を絞め続ける..

どこからが始まりの一歩なのか.

どこまでが終わりを告げる愛なのか.

ささやきさえもナイフのよ

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―月の波紋―

―月の波紋―

月の満ち欠け.

情熱の波紋..

言葉もなく.

抱き合う二つの人影.

脆く痛みやすい愛.

反面…

全てを包む優しさも持つ.

まるで雨上がりの虹..

そして.

雲間からのぞく月明かりのように。

―赤い月夜の微笑み返し―

―赤い月夜の微笑み返し―

細かく刻まれ.

風に流された.

写真の中で..

ほほ笑む貴方は私を見てる.

もう どんなに見上げても.

貴方の影は消えました.

これからの貴方の未来に1つだけ.

微笑み返してあげましょう.

赤い月夜の寒い日は.

私の温もりあげましょう..。

―ひと欠片のパズル―

―ひと欠片のパズル―

愛したがりやは僕の中.

恋したがりやは君の中.

溶け込めない夢の奥.

折り合わない僕ら.

淡々と降る月光に.

夢中で探し求めたものは.

これからという名のついたパズル.

あてはまらない1片の欠片..。

―花と蝶―

―花と蝶―

暗く閉じてた.

視界を開くのが怖くて.

まだ見ぬ世界を想像と幻想の中で怖がって.

頑なに閉ざしてた.

きっと自分などたいした花ではないと..

とりたててずば抜けたものも.

アピールポイントなどもないと..

自分の価値を決めつけて.

歪んだ安心に浸っていたの.

アナタは蝶で.

ワタシの開花を待っている.

いつも優しくノックする.

ワタシの花弁を.

はやく咲けよとノックする.

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―バラードを聴きながら―

―バラードを聴きながら―

頬に涙のつたうあと.

くちづさむ歌の情熱を.

秋の寂しい帰り道.

サヨナラと告げた後.

落ちそな涙をおしころし.

バラードを聴きながら.

静寂の中でキスをした..

幾度思い返しても.

終わった恋はそのまんま.

終わった現実無惨に残る..。

―朝露―

―朝露―

まるで水晶の 雨雫 。

跳ねる水鞠 。

心ふるわす。。。

―素顔―

醜く乱れた 本当の顔.

積み上げられた 棘の数.

気持ちは行動を支配して.

私は 心に従って..

叫びだしたい衝動を .

深く…のみこむ..

まの当たりの現実が.

分厚いカーテンのように 巻き付く.

自由を失う 私は自分に失望する..

誰が表現したのか.

これが恋というものか.

一人よがりの愛なのか…。