テクノロジーの進歩で下積みがなくなることはいいことでもあり、受け継がれる出会いの機会も失っている!
テクノロジーの進歩で、私たちの暮らしは、どんどんといいものになっている。
そうでなければ、この創生の雑談者・佐野弘の雑談メディアもこうして読んでもらえていない。
しかし、テクノロジーが進歩で、享受してきた恩恵もある反面、失っていくものがある。
下積みがなくなっている。
下積みがなくなることは、いいことではないのか。
その下積みがなくなることで、職人が生まれにくい環境になっていると感じている。
下積みがなくなることは、いいことでもあり、問題でもあると考える
下積みと聞くと、一人前になるための誰しもが体験する期間であったり、苦行とも思われたりしているだろう。
また、雑務をさせられる、なんてイメージも浮かぶ。
特に職人の様な専門的な技術が必要とする業界には、よくある話でもある。
ITしかり、特に今後はAIにとって変わるなどして、簡単な仕事や雑務がなくなっていく。
簡単だけど面倒な雑務や仕事が、機械が行ってくれれば、自分のやりたいことの時間が増える。
ネットの発達によって、下積みを経験しなくても、ブログやYouTubeなどで、無料でスキルを簡単に学べるようになった現代。
個人で、短期間にそのスキルを習得しようと思えばできてしまう。とてもいいことではなかろうか。
しかし、練習をしたい、細かく教えてもらう場や機会が減ってしまっていると、佐野弘は危惧している。
個人で学べるようになったとはいえ、職人が育ちになくい環境にもなっていると。
出会いの場と学びの場がなくなっていく
下積みで行う簡単な仕事が抜かれていくことで、そこで繫がる出会いや、下積み視点での学びがなくなってしまう。
そうなると、上達している人から学びたい人が、教えてもらう場や一緒に何かする場が消えていく。
特に、ライターやインタビューアーは、顕著にその傾向にある。
機械による文字起こしの精度が上がり、面倒な作業が楽に済ませられるようになった。
しかし、その文字起こしを媒介にして、弟子として巡り会えた関係性がなくなっている。
しっかり教えてもらいたい、練習したい場が減ってしまっている。
なにも学びたい側だけの話ではない。しっかりスキルを伝えたい先達も同じである。
下積みという場がなくなることで、出会える者たちの機会が失われてしまっていた。
まとめ:今後は、マッチングの機会や出会い方が、大事になってくる
ITやAIの発達によって、無駄な手間はなくなっていく。
それと一緒にあった出会いや機会も失われてしまう。必要とされるものは、なんとか生かしておきたい。
弟子や後輩との出会いや、教えたい、学びたい人をマッチングする機会があると良さそうと思えている。
今後は、ただ出会うだけでなく、どう出会うか、どうマッチングするか、出会い方も大事になってくる気がしている。
次の佐野弘(仮)もお楽しみに!
佐野弘 with 水島一輝
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