自分の人生に納得したい話

天気の子を見た。
年末の紅白歌合戦のRADWIMPSの曲たちがつい美しかったから。
彼らの曲の世界観が関与しているあの映画に興味が湧いた。

東京に憧れる少年が東京で見つけたのは愛だった。
というすごくストレートで定石通りなストーリー展開に見えたけれど、天気という人間の力では変更不可能な自然の摂理をストーリーの軸においてくれたことで、世の中と一個人の距離感の不毛さ、ちっぽけさに関する希望と絶望をうまく感じられて共感した。感動した。

世界を変えられる人間はなかなかいないけれど、世界を変えることを夢見ている人は多いのかな。
けど世界を変えることはほぼ不可能なことを理解しているからなおさら絶望は深いし、遠くにある何かを死ぬまで追ってしまうのかな。
自分もそんな人間の一人で。日々夢と現実と理想と過去のジレンマに押し潰されそうになりながら生きているけれど。
せめて死ぬまで何かを追い続けることになってしまう人生ならば、その過程くらいは自分自身で納得していられる人生を送りたいな。そのための努力をたくさんしたいな。
2020年の目標が少し見えたような気がした。

#日記 #エッセイ #夢 #コンテンツ #天気の子

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