ネガティブ閑話休題
いつからだろう。
洋服が趣味となったのは。
服が好きなのか?
嘘をつき続けている気がしてならない。
この他責志向の性格は何なのだろう。
幼い頃は自分が無かった。言いなりだった。この言い分はあくまで自分の中での感覚。後日母にそれっぽく聞くと、「お前は褒めらることを嫌がった」っと…
「それ、いつのこと?」
「小学校入学前」
「はぁ」
(マジかよ…そのままの意識で育てようって思ったのかよ)
といった具合の他責志向だが、取り急ぎ褒めて伸ばすというより叱咤型の教育法を選択したような気がする。
基本的に母の言うことに従っていた。父より母の方がまともだと思っていた。それと、私は賢いといったような旨の発言が多かった。つまり、父より母を信頼した。
そう言った中での絵にかいたような夫批判。まぁ、父も問題の多いタイプの人間だが、それを小学校4年の私に打ち明けられ、息子を自分の味方につけることで一時の休息を得ていたというわけ。
母も辛かったには違いないが。
この感覚は私が30代になってから分かり始めた。
というか、結婚した自分が子供を持った時にどのように育てるべきかをシミュレーションした時に思い出したのである。
(はぁ…やだやだ)
あ、そうそう洋服。
つまり親の趣味を小学生の時に押し付けられた。
もちろん反論した時もあるが、
「この服はこうやって着るんだ」
の主張のみ。
応用ではなくルールしか言わんなこの人、と幼いながらに思ったものだ。と、アップデートしないのもなんだか変な感じだった。
続く。
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