気が合う人間が全然見つからない。

私はとにかく気が合う奴が少ない。
かれこれ十数年以上は人漁りをしているにも関わらずだ。
絡んだ人間の数なんざ当然の如く覚えてない。
「気が合う人が居ない。」とか「友達が出来ない。」とか思ってる奴自体はかなり居ると思う。
だが、その大半は単なる努力不足にしか思わん。
そーいう人間の大半はそもそも行動してないかんなー。
私の中では当たり前の事だが自ら動かないと何事も始まらないんだよな。
だからうだうだと言ってる奴の大半は待ってるだけの受け身人間だと思ってる。
それに加えて本人に魅力が無い場合が殆どだ。
言うまでも無いが人それぞれ己の体は1つしか無いし誰かと時間を共有するなら相手を選んで絡む訳だ。
それならウザる程に居る人間の中から選ばれないといけない訳だ。

開幕からなんか偉そうに書いてるお前はどうなんだ？と問われれば少なくとも大半の人間よりは優れてると思うし自分に自信もある。
器用貧乏を通り越して器用万能にすらまで思う。
そんじゃあ何故にそんな自称エリートが孤立してんの？と思うだろう。

理由は簡単、強すぎるが故に孤立してるのだ。

人間誰しも身の丈にあった事しかしないだろうし、それは当然に人付き合いにも当て嵌まる。
私の場合は他人が恐れて寄って来ない、もしくは私が力を抑えて絡んでる事に疲れ果て斬り捨てる場合が殆どだ。

他人と喋るにせよ遊ぶにせよ力量が釣り合ってないと関係は成り立たない。
そして力量が釣り合わない相手と絡む場合は強者が弱者に合わせるしかない。
その場合、弱者側は楽しいであろう。
だが、強者側はつまらん。少なくとも私は全力を出せない相手と一緒に居ても面白くは無い。

例えば雑談するとしよう。当然だが会話は相手に通じなければ意味が無い。
ならば雑談に必要なのは知識量と読解力や理解力だ。
会話をしつつ相手の知識量を探りながら自分が伝えたい事を相手のレベルに合わせた言葉で発し、そして相手が伝えたい事を瞬時に理解し適した発言を返す。
これが私が思う雑談のルールだ。少なくとも私の中ではそうなってる。

知識量に限ればまだなんとかなる。相手が知らない事は教えれば良い。
だが、読解力や理解力に関してはどうしようもない。
これ等が低い相手と喋る場合は言いたい事を伝える際に相手のレベルに合わせて言葉を変換する必要性がある。
勿論、疲れるし喋っててつまらん。

私は物事を伝える際に例え話をよく使う。
理由は簡単、言語ではなくイメージで処理しやすいからだ。

例えばこれ。

このポーズを言葉で伝えるとしよう。
太陽賛美で伝わるならベストだ。
それで通じないならソラールさんのポーズ。
それでも駄目なら体をYの字みたいにしたポーズ。

それでも通じないとしたら？
まず足を揃えて直立して、それから両腕を斜め45度の角度に真っすぐ伸ばしたポーズ。
ここまで行くと言うまでも無いが伝えるのが酷く面倒くさい。

では、これでも伝わらないとしたら？
世の中には直立の意味が分からない奴や斜め45度が分からない奴も居る。
仮にそんな奴が相手ならほぼお手上げだ。
それこそ画像で見せるか自らそのポーズをやって見せるしかない。
勿論、そこまでしないと言いたい事が伝わらない相手と喋ってて楽しい訳が無い。むしろ苦痛しか無い。

そして大半の人間の相手は私からしてみれば物事を伝えるのが面倒くさい、もしくは苦痛な場合が殆どだ。

だから他人と絡むと大半の場合、私は疲れ果てる。そんで酷くつまらん。