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ゼレンスキー大統領の主演ドラマ「国民の僕」

ウクライナのゼレンスキー大統領が、実際に大統領になるきっかけになったドラマが「国民の僕」。

ずっと見たかったが、5月16日から日本のネットフリックスでも放映が開始された。

YouTubeでは、日本語はないが英語の字幕などでは無料で見られるらしい。

とりあえずシーズン1をすべて観たが、恐ろしくレベルの高いドラマでびっくりした。

ウクライナのドラマは、初めて観たが、完全にアメリカのドラマだった。

ウクライナのローカルな要素は薄く、アメリカがウクライナで作ったドラマとして見た方がいいかもしれない。

なぜウクライナのドラマなのにアメリカのドラマなのかと疑問がある。

理由は、このドラマが作られる1年前に親ロシア政権を倒したマイダン革命があったからだ。

この革命の後、ロシアはウクライナのクリミア半島を占拠した。

このドラマはアメリカによるプロパカンダドラマで、今日のゼレンスキー政権誕生の高度な演出だったといううがった見方も一部にはある。

お金もかなり使っているし、作りもアメリカ。

このドラマ、主演、プロデュースだけにとどまらず、制作会社もゼレンスキー氏の会社。

2015年にスタートして、2019年までに3シリーズ制作後、ドラマと同じ名前の「国民の僕」という党が結党される。

そして、2019年にゼレンスキー氏が大統領に選ばれる。

あまりに出来過ぎのストーリーだか、このドラマを見ると、アメリカの影響がかなり大きいことを理解できる。

間違いなく言えることは、ゼレンスキー氏は、芸人としても、役者としても、経営者としても一流だということである。

しかし、戦争をさせないことがよい大統領だと思うので、いくら戦争の後の対応が巧みでも素直に評価できない。

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