見出し画像

営業に復帰してまたハナイキ荒くなる

 2年目の途中から営業に復帰することになり、東京時代に迷惑ばかりかけて不完全燃焼で終わった悔しさやをぶつけてやろうと意気込みます。それまでも既存顧客に対してフォローする為の訪問やコミュニケーションを取っていたのですが、売上に関わる様な案件を持つことは無かったので、いよいよフロントに立ち営業として復帰すると。

 新卒で入社してから「バリバリ働きキャリアアップして年収上げるぞ!」と考えていた先には、必ず営業として成果を残すという思いがありました。学生ながら、成果も給料も上げやすいのが営業だと思っていたので、まずは営業で活躍することがマスト。そんな中での休職だったので、自分としてはこのチャンスを何とかモノにしたいと考えていました。

 営業に移るということで、復職した時にお世話をしてくれた先輩方からも「頑張ってね」と優しい言葉をかけてもらいます。素直に「ありがとうございます!」と受け止めれば良いものの、心の中では「もうここに戻ってくることが無いように頑張ろう」と、こじらせた受け止め方をしてました。若さといえばそうかもしれないけど…。

 同期と比較した時の焦りや想像していた社会人生活を送れていない自分をコントロールできないまま、「何かしないと」という気持ちだけが先走っていたかなと。僕の表情や様子から先輩方にはその気持が伝わっていたと思いますが、皆さん優しく受け止めてくれていました。今振り返ってみても感謝しかありません。

 新たな配属先となる営業部門はバリバリの雰囲気です。東京ほど若手が多い訳ではありませんが、新卒からキャリアを積んでいる先輩や中途入社の中堅社員の方など、猛者揃いという印象。大阪の営業は東京と比べて顧客数は多くありませんが、1社1社に対して深い提案が必要となってくるので、また異なったスキルが求められます。

 僕が所属することになったチームリーダーも、僕に期待をしてくれつつ、休職したこともモチロン知っているので「無理だけはしないように」と声をかけていただけました。「いや、頑張ります!」とハナイキ荒いモードに入っていた僕がそこにもいましたが。

 期の変わり目から席も移動して、営業チームに入り、それまで内勤だったのでビジネスカジュアルだった服装から、スーツを着用しての出勤が始まりました。新卒で入ってから2度目の営業職、どうなるのやら。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?