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【 #2 破水したとき編】パパと3歳児の二人生活!ママの出産~入院期間をご機嫌に過ごす為にできること

 2人目の出産を迎えるにあたり、上の子のケアもしながら準備を進めていくことが得策だと前回の記事では書かせてもらいました。前提となる時間の作り方、実際にママとすり合わせておいた方が良いことなど、気になる方は以下の記事もセットで読んでいただけますと幸いです↓。

 今回は破水をしてからの一番バタバタする1日のことについて。事前に準備をしておけば対応できることもあれば、現場対応を求められる事も色々ありますが、出来る限りの準備をして対応できれば「コイツいざという時に頼りにならねぇな…」とママから思われずに済みます。


お産前後の流れを把握しておく

 通常のお産であれば妊娠週数や胎児の体重などから、いつから破水や陣痛がやってくるのかを把握することができます。出産予定日通りに生まれることはあまり無く、2人目は早く生まれがち(実際にうちも予定日5日前に出産)なので、いつ頃からお産体制に入った方が良いかスケジュール登録しておきましょう。

 そして可能であれば通っている産婦人科などで行っているお産に関する講習も出ておくと吉です。僕の場合、妻からの勧めもあって「後期母親学級」という妊娠後期のママたちがお産を迎えるにあたって知りたいことや流れを教えてくれる講習に参加させてもらいました。

 オンラインの受講で助産師さんが陣痛を迎えるまでの身体変化や破水のパターン、入院時に必要なもの、入院期間など、お産に関わる事を細かく説明してくれます。分かりやすく流れで説明をしてくれるので、自分ごと化できる点が良く、僕は聞いたことで逆にドキドキしてしまいました。

 破水や陣痛が始まった時に何をすれば良いかが分かるので、パパとしても準備できることが分かるので、あとは行動に落としていきましょう。実際のところ、入院セットなどはママが準備してくれる事が多いので買い物やパッキングの手伝いができると良いです。

 また破水や陣痛がくるタイミングによってどう行動をするかシュミレーションしておくことも大切。昼間であれば上の子が保育園にいっているタイミングなので仕事の調整さえすればOK、夜中であれば入院セットとママを迅速に車に乗せて上の子は最後に車へ滑り込ませて病院へ行く、など。夕方に送迎するとなった場合も想定して、保育園で何時まで延長利用できるのか、直前の連絡でも良いのか、なども確認しておくことは大切。

 僕の場合は、生まれる可能性がある期間は出来る限り仕事を入れず、お酒も飲まないようにして、夜間の送迎に備えていました。お産前後、一番大変なのはママなので、代わりに病院への連絡はしてあげた方が良いのかな?と考えがちですが、電話口での様子から助産師さんが把握したい情報もあるそうで、連絡はママからして欲しいという事も事前に知っておいて良かったことです。

産後手続きの確認といつするかを決めておく

 お産からのバタバタ、立ち会い(僕はできなかった)、出産の感動と人生でも忘れられないイベントを終えて休む間もなく手続きに追われるのがパパの役割。特に2人目出産であれば、上の子をみながら手続き関係を進めていかなければならない為、どんな手続きが必要でいつ行うのかもシュミレーションしておくと後々が楽です。

 自治体により手続き内容の差はありますが大概は、出生届の提出、児童手当、子ども医療費申請などがあるでしょう。出生届は紙だけ先にもらうこともできるので、その際に必要な書類(出生証明書・母子手帳など)を窓口で確認しておくことが出来ます。丁寧な窓口であれば、出生届と共に行う手続きをまとめて教えてくれるので、産後に焦って動く前に整理しておきましょう。(この辺りは妻がやっておいてくれたのでマジ感謝)

 育休を取る際に必要な情報や保険証の手続きなどを会社の担当者と確認しておくことも先にやっておきましょう。予め欲しい情報の指示などがあればメモに残しておいて、どのタイミングで取得できるかを頭に入れての行動を。産後1ヶ月検診に間に合うよう保険証が欲しいパターンが多いので保険証の発行手続きは早めに動いた方がママも安心します。ここでデキるパパアピールをしておきましょう。

 僕の場合は、出生届を提出したタイミングで住民票をもらい、記載されているマイナンバーを会社に伝えることで、その後の手続きが進んでいくことを把握していたので、窓口に行く回数を最低限にできました。細かい点ですが、上の子も見ながら色んな事を進めていくには無駄な時間を削ぎ落としていくことが自身の精神衛生上、大事です。

いざ破水!その時どうした!?

 諸々準備やシュミレーションをしていた中、ついに破水。実際に我が家ではどんなパターンだったのかを記載します。ちなみに住んでいる場所は田舎で、通っていた病院には車で30分かかります。移動は基本的に車で公共交通機関はほぼ無いに等しいエリアです。

 妻が破水したのは夜の22時頃。ちょろちょろと破水したようで妻から病院へとりあえず電話。僕はというと上の子と共に爆睡中。病院からはまだ様子を見て欲しいと指示を受けて待機する妻。トイレに目覚めた僕は事態を把握し送迎モードになったのですが、「今の時間ならタクシーでいけるかも」と妻からの提案があり、とりあえず必要なモノを玄関に準備をして待機。

 病院に再度破水の様子を伝える電話をしたところ、病院へ来てくださいと指示を受け、タクシー会社にも連絡。夜中ではありましたがギリギリ営業していた時間帯だったので配車OK。眠っている上の子を起こして送迎する気満々だったので拍子抜けでしたが、上の子の事を考えたらそりゃ安眠できた方が良いに決まっています。次の日も保育園がある曜日だったし。

 タクシーが家の近くまできて連絡をもらい、入院荷物を僕も抱えて妻をお見送り。これが日中で上の子を保育園に預けられていたら、付き添って陣痛から出産まで立ち会いができたのですが、今回はそれが叶わずでした。しっかり準備をしていたのでバタバタすることもなく、というか妻がめちゃくちゃ冷静で、勇ましくタクシーに乗り込んでいく姿を見送り、ダッシュで寝室に滑り込むことしか出来なかったのでした。

出産した日はパパも無理せず休もう

 妻を見送った後も目は冴えてしまい、LINEで連絡を取りながら変化する状況を見守ります。とはいえ、陣痛もすぐにはきていなかったので、眠ったり起きたりを繰り返しながら、早朝無事に生まれたという連絡をもらうことに。

 上の子は、夜中に何度かママがいないことに気付いて一瞬泣きましたが、僕が寄り添ってあげることで、安心して眠ってくれました。そんな落ち着かない夜を過ごして迎える朝。目覚めてすぐママがいないことに気づく上の子。「なんでママいないのー?(涙目)」という反応をされますが「ママは◯◯ちゃんを産みにいったんだよ」と伝えると「そっかぁ」としょんぼりしているけど理解してくれた様子でした。

 この日からワンオペでの育児がスタートです。前夜のバタバタで睡眠不足の中でも、上の子にご飯をあげて保育園へ連れていかなければいけません。普段から保育園への送迎はパパの役割だと、ここでかかるストレスはだいぶ軽減されるので、朝は忙しくともルーティンで出来ることを作っておくことは大事です。

 ご飯をつくって、準備物をリュックに入れて、着替えさせて、車に乗せて、保育園へ。何かと顔を合わせる保育士の先生たちにも出産を報告。帰宅後もちょっと一息ついてから親族や仕事の関係者へ出産できたことを連絡。役所が開けば出生届など手続きに動き、午後の面会時間になれば病院へ移動して妻や産まれてきてくれた子どもへ会いに行きます。

 入院生活がスタートするママに必要なものがあれば買い物をして届け、子どもとの初対面の時間。バタバタしながらも幸せを感じる瞬間です。そんな時間もあっという間に終わり、上の子のお迎え時間がやってきます。夜ご飯の準備と明日以降にやることを確認し、お迎えに行ってからは子どもとの時間に。

 そんな出産当日なので、パパは無理をせず夜ご飯くらいラクしてゆっくり休みましょう。その日は上の子のワガママを許してあげて、ご機嫌に好きなものを食べ合うなど。明日からも続く二人生活に向けて、まずは体力の回復が優先です。

 パパがご機嫌に過ごすことが、上の子が安心して過ごす為に何より大切。ママが居ないことで寂しさを感じるのは子どもだけでなくパパも同じです。だからこそ、体力くらいさっさと回復させて、ご機嫌に過ごせる英気を養いましょう。

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