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資本主義コンクリートジャングル,東京で働いているしがないサラリーマン.いかにこのジャン…

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資本主義コンクリートジャングル,東京で働いているしがないサラリーマン.いかにこのジャングルをサバイブするからもっぱらの興味.自分が見聞き,手を動かし,考えたことなど書いています.

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2022年を振り返る

師走ということで一年を振り返りたい。今年はいつもに増して変化の多い一年であった。 1.転職 年明けすぐに転職をした。理由はキャリアアップと年収アップのため。目的はどちらも達成できたと思う。超ざっくり言うと年収は1.5倍くらいになった。 新しい職場にも慣れてきた。最初は右も左もわからず、また、レベルの高い同僚に囲まれる環境だったので、プレッシャーを感じ自分で自分を追い込むようなメンタルに陥ることもあったがなんとかやっていけている。 求められるアウトプットのレベルも上がって

    • 2021年3Q,4Q(私生活)を振り返る.

      2021年がもう終わるということで今年の振り返りを綴っていこうと思う. 過去の振り返りはこちら. 仕事 仕事については大きな変化があった.仕事観の変化と転職の決定だ. まずは仕事観の変化.新卒で古き良きJTCに入社したのはいいものの”サラリーマン・会社勤め”を脱したいと思うようになり,所謂「FIRE」を目指し行動していた.(Twitter開いたらそんな人が無尽蔵にいる.自分もその一人) なぜFIREを目指していたのか.それは一種の自由意志の獲得手段だったからだろう.自

      • 1週間の生活サイクル(誰得)

        月曜日〜金曜日: 06:30~08:00 起床. 起床時間はその日の眠気次第.早起きしたら読書や家事.その他朝活. 朝食(ヨーグルトとコーヒー)を取る.準備や片付けが楽なこと,栄養バランスが取れていることでヨーグルト+ナッツ+オートミール+αで定着した. 08:15〜12:00 仕事. テレワークで出社はほぼしない.会議がない時は音楽をかけたり,やる気が出ない時は気晴らしでツイッターや洗濯物を干したりと気ままに. 12:00〜13:00 昼休み. 食事は全て自炊で賄って

        • 商売の限界,幻想の売り買い

          客を小馬鹿にした商品があまりにも溢れている気がする.世の中は大変世知辛い. 健康食品なんて謳うものはだいたいこれに該当するだろう.これを食べると健康になります,痩せます,病気が治りますという雰囲気を出してはいるが,よーく読んでみると「気がする」「らしい」「感じがする」と曖昧模糊とした表現に徹し,その食品を取ること得られる効用を一切断定しないにも関わらず,何か劇的な効用を得られるような錯覚を消費者に与えようとする. 文章を読めない人(書いてあることを正しく認識せず,雰囲気で

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        記事

          ガバナンスとはなんぞや?

          仕事柄、「ガバナンス」というワードを頻繁に耳にする。だが、そのワードを聞くたびに表題の疑問が思い浮かぶ。 「ガバナンス」とは一般的には「統治すること」やそれに係るあらゆる活動を指すことが多い。この意味が厄介の元だろう。 「統治」そのものは手続きというより、その結果を表す言葉であると思っている。となると、この言葉は結果に至るための肝心なプロセスは説明しない。そこに解釈の余地が生まれ、結果、話者の「ぼくがかんがえるさいきょうガバナンス」が補完される。ここに疑問符が生まれる。

          ガバナンスとはなんぞや?

          2021年2Q(私生活)を振り返る.

          2Q(4月〜6月)を振り返っていこうかなと思います.だいたい5000字くらいになりました. 1Q(1-3月)はこちら.定点観測が定着していきましたね. まずは年初に設定したやりたいことリスト及びその達成状況から. ※マークを置いているところ+アルファでコメントしていきます. ・金融資産の形成 [OK*]生活水準を維持し勤め人における昇給分を全て入金力・自己投資に回す [OK]企業年金,積立NISAの継続 [OK]上記とは別に楽天証券のクレカ枠で投信を積立購入 [OK]さ

          2021年2Q(私生活)を振り返る.

          暗号通貨(仮想通貨)プロジェクト観察記

          暗号通貨界隈が大変盛り上がりを見せている2021年,2017年のICOバブルと同様に実態のないプロジェクトが跋扈し,無知な消費者が食い物にされるという負の一面も相変わらず発生している. 何せよこの界隈は魔界だ.通貨やトークンの大幅値上がりによる一攫千金,億万長者誕生を毎日のように目にする一方で,その裏では無知な人から金銭を搾り取る悪い人たちがウヨウヨし,物言わぬ屍が積み上がっている.そういう人たちに騙されないためにはコンピュータサイエンス,経済,金融,哲学,社会,心理,国際

          暗号通貨(仮想通貨)プロジェクト観察記

          2021年1Q(私生活)を振り返る

          時が過ぎるのはあっという間.2021年ももう25%終わってしまったということでここらで振り返ってみようと思う.誰得でもない備忘録的な記事. ちなみに2020年の振り返りはこちら. 上述の振り返りでは2021年にやりたいことも書いてあるのでそれに沿って振り返っていきたい.それではいってみよう. 2021年にやりたいこと一覧: ・金融資産の形成 ー生活水準を維持し勤め人における昇給分を全て入金力・自己投資に回す ー企業年金,積立NISAの継続 ー上記とは別に楽天証券のクレ

          2021年1Q(私生活)を振り返る

          2020年を振り返る

          2020年もいよいよ終わり.せっかくなので今年も振り返ってみよう. 今回は以下の観点でまとめてみようと思う. ・読書 ・資産形成 ・商品づくり ・仕事 ・コロナ禍 ・私生活 ・2021年にやりたいこと ちなみに2019年の振り返りはこちら. 読書 2020年は145冊も本を読んだらしい. 145冊の中には見切りをつけて読むのをやめたものや,流し読み程度で終わらせたものもたくさんあるだろうけど,それでも自分の想定を上回る数であった. 今年読んで面白かったなあ,印象の残っ

          2020年を振り返る

          絶対に外さない利回り最高の投資は「本をプレゼントすること」

          このnoteは? ・投資として”読書の良さを人にも勧めること”を勧めるnote ・私が人にオススメしたい本を数冊紹介. ・年齢の若い/同い年くらいの兄弟や同僚,恋人などに何かしたいと考えている人には特にオススメ. 最高の投資とは 投資といえば,何を思い浮かべるだろうか? 金融資産の最大化を考えると,株式への投資,不動産投資といった金融資産への投資がまず最初に思いつくだろう. ここで,投資を「種をまいて,収穫を得る活動全般」と考えれば,将来の自分が事業でより高い生産性を発揮す

          絶対に外さない利回り最高の投資は「本をプレゼントすること」

          欲望はインフレする

          豆乳カフェオレでも作るか〜って思って,冷蔵庫を開けたらロイズの生チョコレートが冷やされていた.正方形の箱に入っていて中には20個か25個,レンガのような直方体で一口サイズのチョコレートが入っている.「誰かがお土産で買ってきたのかな〜」と思って冷蔵庫をしめた. (ここでいう冷蔵庫は共用の冷蔵庫で,私のものではない.) ふと,子供の頃を思い出す. 子供時代,私の実家ではたまにロイズの生チョコレートを買っていて,私はそれを食べるのが大好きだった. でも,一箱全部食べるのは当然

          欲望はインフレする

          量産型20代都内勤務サラリーマンが年間250万円の余裕資産を生むために取った3つの指針とX個の具体的実践(2/3, 本編1)

          これは,よくいるサラリーマンが少ない手取りの割に結構な貯蓄ができたので,それはどうやって実現したのか?という記事である. このnoteは,前回の続きである.こちらは前置きしか書いていないので中身のみ興味がある人はこちらへ. この後でも述べるが資産形成というと「Youtuberになろう」「仮想通貨に投資しよう」「副業しよう」「フリーランスになろう」「Fxで一儲けしよう」「転職して収入をあげよう」などの記事が山ほど出てくるがこれらは目的達成の一手段でしかない.(そもそも資産形

          量産型20代都内勤務サラリーマンが年間250万円の余裕資産を生むために取った3つの指針とX個の具体的実践(2/3, 本編1)

          タバコのストレスから完全にフリーになるためのアイデア

          みなさん,タバコは吸うだろうか.私は吸わない.受動喫煙も大嫌いだ.喫煙可能なお店に入ってしまった後にスーツに匂いがついたりしてしまうことにもとてもうんざりする. もちろん,タバコが好きな人にも一定の理解を示す.本能を刺激するニコチンの味を脳が覚えてしまったら,その味を我慢し続けることなど不可能だからだ.これは多くの人が糖質たっぷりの甘いものが大好きで,それを食べた時にとても幸福な気持ちになることと本質的には一緒であると思う. さて,冒頭にも述べたとおり私は嫌煙家であり,タ

          タバコのストレスから完全にフリーになるためのアイデア

          満足度の高い読書経験をするために本選びで自分が実践していること.

          前回は自分が”選ばない本”の特徴について書いたので今回はその逆,満足度の高い読書経験をするためにいい本を選ぶ方法について書いていこうと思う. 前回の記事はこちら いい本と出会うと知的好奇心が最高に刺激される.一章,一段落,一文読むごとに発見があり,気づきをメモするのに忙しくてなかなか読み進められないということもある.気持ちの良い読後感も好きだ. そしていい本は読んだ後に必ず何らかの作用をもたらす,実用書の類だったら生活習慣や会社での働き方に組み込めるし,そうでないものでも

          満足度の高い読書経験をするために本選びで自分が実践していること.

          ”無のビジネス本”を買ってしまわないために心がけているX個の実践

          巷には”無”のビジネス本がいっぱい溢れている.今日はそんな”無”の本について考えてみたい. はじめに「”無”のビジネス本」とは何かをはっきりさせておこう. 「”無”のビジネス本」はその本を読む前の昨日と,読んだあとの明日に一切の変化をもたらさない本で,読了後一瞬の最大瞬間風速だけが高いもの.文字が書いてあるけど文章は書いていない本.レモンみたいに見た目は美味しそうだけど,実際かじってみると痛い目を見るような本だ.(レモンは酸っぱいだけまだいい,こう言う本は無味無臭だから)

          ”無のビジネス本”を買ってしまわないために心がけているX個の実践

          2019下半期を振りかえる.

          2019年ももう終わりということで下半期を振り返ろうと思う.上半期にツイッターにポストした振り返りを書こうとしたけど字数制限が煩わしかったのでnoteに書くことにする. 2019上半期の反省はこちら [読書] 年間目標であった50冊は上半期時点でクリアしている.今年はトータルで120冊くらいの本を読んだらしい.120冊という数字を積んで感じたことはこんな感じ. ・限界効用の逓減を感じる.本の読了数と,それらがもたらす効用の増加量は冊数を積み上げるごとに減少している.(想像以

          2019下半期を振りかえる.