タバコのストレスから完全にフリーになるためのアイデア

みなさん,タバコは吸うだろうか.私は吸わない.受動喫煙も大嫌いだ.喫煙可能なお店に入ってしまった後にスーツに匂いがついたりしてしまうことにもとてもうんざりする.

もちろん,タバコが好きな人にも一定の理解を示す.本能を刺激するニコチンの味を脳が覚えてしまったら,その味を我慢し続けることなど不可能だからだ.これは多くの人が糖質たっぷりの甘いものが大好きで,それを食べた時にとても幸福な気持ちになることと本質的には一緒であると思う.

さて,冒頭にも述べたとおり私は嫌煙家であり,タバコによってもたらされる一切のダメージを負いたくない.あなたはどうだろうか?
私と同じ考えをもっている人がいたら,この記事は役にたつかもしれない.

嫌煙家なのに世間にはタバコが出回っていて自分は受動喫煙などの被害を被るというある意味納得できないこのストレスからフリーになるにはどうしたら良いか?私なりに実践していることがあるのでこのnoteではそれを書こうと思う.

いきなりネタバラシをするとそれは

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タバコ関連の商品を取り扱う株式を保有すること!これしかない.

どういうことか説明するとこんな感じである.
誰かがその企業のタバコを吸っていれば,その企業の収益は配当金や株価の上昇という形で回り回ってあなたの手元に入ってくる.例えば日本たばこ産業,いわゆるJTの株式を100株(記事執筆時点で24万円ほど)を保有することであなたは配当金として毎年1.5万円の配当金を得ることができる.タバコ銘柄の株式を保有することはタバコの存在を許す強いインセンティブが働くわけだ.

このアイデアは私も実践していて,現にJT株を保有している.するとどうだろう,街を歩いてタバコを吸っている人を見かけた時に「あ,お客様だ!」「この人がいるおかげで自分の手元にお金が入る」という気持ちになれる.しまいにはタバコの煙の匂いをちょっと嗅ぐだけで「あ,お客様!」と思ってしまうようになった(改めて申し上げるが私は嫌煙家でタバコの匂いは好きではない)

このアイデアをもう少し抽象的に表現すると「嫌いなものがあったら,それが好きになるインセンティブを自分で設定しよう.」といえる.こう考えるとこのアイデアはタバコ以外でも簡単に転用できることがわかる.
パチンコ,テレビ,Youtube,ゲーム,アルコール...世の中にはうまく距離を取れないと破滅を招くような消費物やそれを取り扱う企業がとても多い.これらの中であなたが「好まないもの」があったら,あえてそれを取り扱う企業の株式を保有してみてはどうだろう.実生活におけるストレスを確実に減らす有効なライフハックではないだろうか.

おまけ
こういう話をすると必ず「タバコ銘柄の株式を保有することは,そのタバコ銘柄を応援することになる.自分はタバコが本当に嫌いなのでそのようなことをしたくない」と話す人がいる.
しかし常識的に考えてみてほしい.あなたが「タバコが一切ない,理想的な世界」を夢想しても現実は何も変わらず需要と供給の力学によってタバコは市場を流通することを止めることはできない.タバコは吸う人個人の健康を明らかに害するだけでなく,周囲の人にも悪影響を与えうる場合がある.また,タバコが原因の疾患の発生による社会医療費の圧迫など社会全体で見てマイナスの面もある.
しかし,私は信念や綺麗事を貫くことは大変な美学であると思う一方,この件に関しては私は実生活の利益(配当金やインセンティブ設定によるストレスフリー)を大事にしたい,と考える.

おまけ2 この記事を書こうと思ったきっかけ.

以上.






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