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里山共生デザインのキロク〜愛媛県内子町の環境保全と里山文化

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【里山共生デザイン研究会】がお届けします。 愛媛県内子町池田地区の里山での暮らしの日々、休耕田を使った湿地ビオトープの保全管理、無農薬米作り、里山の資源を使った各種イベント、池…
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2023年5月の記事一覧

2023.05.10 深水エリアの整備とカエルの新顔

2023.05.10 深水エリアの整備とカエルの新顔

深いエリアを作りたい5/10に平日ですが、急遽ビオトープの整備をしました。ユンボ(重機)を使った最後の作業として水深の深い場所を作ります。

水深が深ければ、そこを好む生物が生息することになり多様性が増します。できれば50cm程度の水深を作り、深めの水深が好きな水草、生物がくることを願って作業しました。

場所を決めて、試しにユンボで深く掘ってみました。場所は夏に日陰が多くて日照時間が短かくなると

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2023.04.30 お初のカエルさんとの出会い

2023.04.30 お初のカエルさんとの出会い

新しいカエルさん登場4/30のビオトープ整備作業中に、次男が「大きなアマガエルを見つけた」と教えてくれました。

もしやと思って見てみると、どうもシュレーゲルアオガエルのようです。アガエルよりも大きく、口先が尖っています。

近くには、泡の卵塊らしきものもいくつか見つかりましたので、周辺複数個体生息しているようです。シュレーゲルアオガエルは土の中や畔などに泡に包まれた卵塊を産みます。

このビオト

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ビオトープ大整備作業の大詰め日記(2023/3~4)

ビオトープ大整備作業の大詰め日記(2023/3~4)

今年のテーマは、より多様・安定した環境づくりしばらく、投稿が空いていましたが、ビオトープの整備活動は佳境に入っています。

昨年から初めた、休耕田の湿地ビオトープ化は、2年目を迎えました。

昨年は、草刈りをして、とりあえず水をいれて、放置してどのような生き物が訪れるかを確認しました。絶滅危惧種であるクロゲンゴロウ、ガムシのような大型水生昆虫、イモリやニホンアカガエルのような両生類、ハラビロトンボ

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