一輪のお花

最近、1人暮らしを始めた。

実家に住んでいた時から、「1人暮らしを始めたら、こんな暮らしがしたいな〜」とか想像するのが好きだった。
そして、絶対にお花を飾ろうと決めていた。

だから私は、玄関に一輪お花を飾っている。
毎日お水を変えて、余裕がある時は外に出して日光浴をさせている。

お花を買う時の楽しみは、“その時の自分と向き合える”こと。
その時の気分で、お花の形や色、カットしてもらう長さが毎回違う。

普段なら、選ばない色に惹かれた時に、何に影響されてるんだろうって考えることがまた楽しい。

お花を選ぶたびに、新しい自分に気づいたり、やっぱりこれが好きなのね。って再確認したり。

選んでるたった数分がすごく充実する。

だから、私にとってお花は買ってよかったもの。って毎回思う。

お花も生きてるから、"もの"って表現は失礼かしら。