泣きたいくらいの副作用

社会人1年目の健康診断で尿検査に引っかかり、
そこから指定難病「Iga腎症」が発覚。
3回の入院と手術を経て、
今は月一回の通院と毎日の大量の薬で治療をしている。

担当医から、薬を飲むことで以下の副作用が出ることを説明された。
・感染症にかかりやすくなる
・骨粗鬆症になりやすくなる
・食欲増進
・生理不順
・不眠症
・疲れやすい
・ムーンフェイス（顔が満月のようにまるくなり、頬が赤くなる）

説明を聞いた時は、「しょうがないし、そこまで酷くないだろうな〜」
くらいの感覚だった。

だけど今は泣きたくなるくらい、というか泣いたことがあるくらい
副作用が酷い。特に最後のムーンフェイスが一番酷く、久しぶりにあった人には必ず「めっちゃ太ったね！」と言われる。

毎回「実は病気になっちゃって、薬の副作用が酷くてね〜」と説明するのは大変なので「そうなの〜」で終わらすが、内心はすっごく悲しい。
だって、完全に副作用のせいだから。

それに加えて私の場合は、大量のニキビができた。
スキンケアは手を抜かずしっかりしていたので、薬を飲む前は
ニキビなんて滅多にできなかったし、「肌ほんと綺麗だよね」と褒めてもらえることが多く、自分でも自分の肌がとても好きだった。

それなのに、今は顔中ニキビだらけ。

皮膚科の強い薬を塗っても治る気配はゼロ。
飲んでる薬の方が強いらしい。

脂肪もつきやすく43キロだった体重も今は50キロまで増えた。
お気に入りの服も入らなくなった。
食事の量は43キロの時の方が多く、今の方が食べる量は少ないのに、みるみるお腹周りに脂肪がついていく。

メイク、ファッションを楽しむ年頃の私にとっては
本当に辛い副作用。メイクする気にもなれないことが多い。

副作用と闘って、今月で5ヶ月目。
薬の量は徐々に減ってきているけど、あと半年は必ず毎日薬を飲み続けなければいけない。

でも、私よりも何倍も辛い副作用をしている方がいると思うと
私の副作用は、比べものにはならないんだろうな・・・

そう自分に言い聞かせて、あと半年我慢していきたいと思う。
少し、ネガな文章になってしまったけど
こうやって今の感情や感覚、考えを言葉にして残すことで
無意識に自分の気持ちを整理しているんだと思う。

noteってとっても素敵！！笑