運動会でのかけっこ競争。
私は保育園以外ではとても活発な子でした。
次女、ということもあり姉の様子を観察して次々に色んな遊びを習得していきました。(鉄棒、縄跳び、自転車…など。)
公園では近所の子達(年齢、性別バラバラ)とたくさん遊び、そこに初めましての子が来ると、「いっしょにあそぼうよ!」と次々お友達になっていきました。
保育園で過ごす自分とは全く違う性格の自分がそこにいました。
日頃から家の近所で走り回っていたせいか?小さい頃は足が速く、自分がクラスの子達より足が速いんだと自覚したのは保育園の運動会でのかけっこです。
競争で1番になり、景品にお風呂セットをもらいました。(スポンジやタオル、湯おけなどよくわからないキャラクターの絵がついたもの。)
走り終わった後に、1番だ!みたいな感覚はあまり無く、それ以上に、初めて先生と両親にすごく褒められたことがとてもとても嬉しかったことを覚えています。
運動会後、しばらくは家でお風呂の時に、景品でもらったお風呂セットを使うたびにその嬉しかった日を思い出していました。
そのくらい褒められた経験はあの頃の私にとって大きな大きな出来事でした。
ちなみに、跳び箱も得意でしたが、年長の頃に今まですんなり飛べていたのに頭から落ちてしまったことがあり、
マットが敷いてあったので痛みは多少ありましたが、我慢できる範囲で、
それ以上に跳び箱から落ちたことが恥ずかしくて、誰にも見られていないといいな。。と瞬間的に思い、
でも、特に誰にも声をかけられなかったのでそのまま何事もなかったように過ごしました。
これ以来、私は跳び箱が一切飛べなくなってしまいました。
小学校に上がりバンバン飛んでるクラスメイトを見て、かっこいいな、私もあの時跳び箱から落ちなければ、、と、体育の時間が跳び箱だと憂鬱な気分で過ごしていました。
いま思うと、体操選手でもない限りそんなに落ち込むことないんですけどね。
跳び箱飛べなくなっても、大人になってから困ることなんてないから大丈夫だよ、とあの頃の自分に言ってあげたいです。
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