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利己的な利他

こんちは、かわこうです。
最近、PIVOT TALKというyoutubeチャンネルにハマって結構見てしまってます。

宮台真司さんの回をハマって見てた中で、劣化した人間に関する議論の中で、「自分にトクだから・ルールがあるから人を助ける(利己的な利他)」のか、「内側から“自然”と湧き出る感情によって人を助ける」、我々はどちらなのかという話が出ます。

後者の方が“すごい人”というわけなんですが、東日本大震災以降、「絆ブーム」みたいなものが起こって、「いざと言うとき助けてもらいたいから人を助ける」という感じになってしまっていないか、ということです。

みなさんどうですか、こういったことで悩んだことはありませんか。

僕はまさに去年カウンセリングをしてもらっている時にカウンセラーに相談したことがあります。

カウンセリングでは夫婦関係がうまくいかないことを話題にすることがあります。妻から「私は家族に対して見返りを求めずとも家族のために家事でも育児でもやることができるのに、あなたは自分のことばっかり」と言われたことがあって、ずっとそのことが引っかかるわけです。

思い返してみると、純粋に家族のために自分の時間を使うということが難しくて、子どもに対しては多少その感覚があるものの、妻に対してどうかと言うと、結構難しい感じがしています。

家事・育児はそれなりにやる方だとは思うんですが、相手が楽になるから、相手のためを思って自分が動きたいという感じがほとんどなくて、例えば、翌日から妻子が帰省して自分1人になるから、自分が後で楽できるように家事を頑張る、みたいな感じで動いてしまいます。

カウンセリングの中では、育ってきた家族の中であまりそういう内発的に他社を助けるみたいな感覚が育まれる環境じゃなかったのかもしれないね、とかそういう感じ(あくまでも可能性であって断言はできません)。
まずは、自分のためでも良いから動いてみて、動いていると、内発的な気持ちが出てくるかもしれませんね、という感じだったので、焦らず、今のペースで自分のやれることをやろうと思っています。

まさに“利己的な利他”でしか動けない悩みを抱えているわけです。劣化した人間なんでしょうね。ただ、別に自己否定するとか自己肯定感を落とすという感覚はなく、きちんとそういう自分を受容したうえで、どう生きていこうかと考えることが重要だと思います。

利己的な利他から、少しずつでも内発的な動機で利他的な行動ができるようにしていきたいですね。

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