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ケガをしたらとりあえずアイシングってどうなんでしょうか??

こんばんは。

今日は、晴れてると思ったら急に雨が降ったり、雷が鳴ったりと変な天気でしたね。

さて、今日はケガをしたときのアイシングについて少し書きたいと思います。

ケガをした時には、痛いところの皮膚が熱くなったり、内出血が起こったり、腫れてきたり、と炎症といわれる症状が出現してきます。

炎症は、ケガを治すために必要不可欠な反応と言われています。

言い換えると、ケガを治そうとして体が頑張ってくれているということです👏

しかし、その炎症反応が過度に働くと、炎症が起きている周辺の組織に血流が行き届かず、周囲の組織が酸欠状態になってしまいます。

そうなることで、ケガをした所を治そうとしてくれているのに、その周りの健康な組織まで破壊してしまう事もあります(T_T)

それを防ぐために、アイシングが活用されます。

過度な炎症反応を抑えるために、アイシングで冷やすことによって、

もう血流は十分ですよ!と体に知らせることが出来ます。

また、同時にアイシングには痛みを減らしてくれる効果もあると言われているので、ケガをした最初の方には上手く使うことで、痛みもごまかすことが出来ます👏

しかし、ここで1つマイナスな報告もお伝えしておきます。

【アイシングは、損傷した組織の治癒を遅らせる】

つまり、アイシングをすることで、ケガの治りが遅くなる可能性を示唆しているのです。

また、先ほど話した炎症に共通するところで、

【過度な炎症ってどの程度の炎症?】

という疑問点です。確かに、どこからが過度で、どこまでが正常なのかという定義は見つかりませんでした。おそらく定義づけなど出来ないのかと...

もし、結構腫れていても、それが正常な炎症であり、アイシングをすることで正常な炎症反応を抑えているとしたら、治癒を遅らせているという事にもなるのかな?などいろいろ想像することが出来ます。

こうなると、アイシングってどうなの?と混乱すると思います。

現に、アスレティックトレーナーの方の中にも、アイシングを使う方もいれば、使わない方もいるのが現実です。

結局は、アイシングをすることの目的・効果・マイナスな面を理解した上でその判断をしているのかというところになると思います。

もちろん、必ずしなければいけないものではないし、してはいけないというものでもありません。

私は、痛みの軽減については一定の効果が出ているので、すごい痛がっている方に対してはアイシングを勧めます。

その他、そんなに腫れや痛みが強くない方に関しては、効果とマイナスな面を説明して、やる・やらないの判断はケガをされた方に任せることが多いです。

決して人任せというわけではなく、効果・マイナス面を理解しているからこその判断だと思っています。

スポーツチームでは、監督・コーチなどがケガをしたらすぐアイシング!という風潮がまだ残っているところが多いと思います。

私自身、昔からしているから・誰々が効果あるって言ってたから、などで

やり続けること以上に怖いことはななと感じています。

アイシングに限らず、【何事も一度は自分で調べてみる】という癖をつけていかなきゃなと思っていますが、いかがでしょうか。

疑いから入るというちょっと嫌な感じかもしれませんが……笑

以上、今日の思ったことでした。




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