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ピアノの前のピアノ


数日前、Youtubeの生放送でショパンのピアノコンクールがおすすめに出てきてたので、少し眺めていました。

なんだかピアノの見た目があの黒いピアノと違ったんです。濃いめの茶色に木目が見え、

コンサートグランドほど大きくはない、いわゆるグランドピアノに近いサイズです。

動画のタイトルに ’period instruments’ と書いてありました。
「当時の楽器」というような意味です。

ショパンが生きていた時代のピアノの姿が、私が動画で見たピアノなんですね〜。

そのピアノは「プレイエル」なんて呼ばれてるみたいです。これはプレイエル社というメーカの名前です。

少し小柄な楽器で音も現代の黒いピアノに比べると軽快な音で、演奏者も余裕で指を動かしている印象でした。

恐らく(私はピアノ弾けませんが)、より弱い力で音を出すことができるんだと思います。

日本人は欧米の人に比べると小柄な場合が多いと思うんですが、このプレイエルのような楽器であれば、手が小さい、力が弱い、などのハンディーを軽減できるのではと、弾けないながら考えてました。

もっと昔に、フォルテピアノっていう楽器もあったみたいです。今はフォルテピアノと呼ばれていますが、当時はそれがピアノでしたのでピアノと呼んでいたのでしょう。フォルテピアノはもっと小柄で見た目はチェンバロに近く、細長い印象です。これなら手が小さくても大丈夫そうです。

いろんなピアノがあるんですね。




勝手ながら私の好きなショパンの曲を

舟歌 作品60 (Barcarolle in F sharp major, Op.60)

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