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アプリフリー

不毛な闘いというのはわかってる。

ふと思い立ち、アプリフリーになろうと決めた。

店(百貨店、コンビニ、アパレルショップ)のアプリをスマホ画面から削除し、使わない。

スギ薬局アプリは塾生H君にアプリ情報を伝え、ぼくが買い物をすればするほどH君がその恩恵に浴すようにしてる(でもこれ、何年か前のH君の状況を見かねてのことだったが、今となっては不要だなあ)。

映画館のメンバー特典、使わない。

先般、大変な目にあったゴジラ映画、予約はアプリからやったが「シネマイレージ会員ですか?」と聞いてくる。会員だが「いいえ」とした。

シネマイレージというのは、「6回観たら1回タダ!」というやつで、映画館や映画業界を応援したいオレとしては、タダにされたくない。ポップコーンもコーラも要らん。コーラ飲んだら、またひどいことになる。

JR大阪駅上の映画館(ステーションシティシネマ)、不思議なことに、会員料金より「シニア料金」の方が安い(笑)。
だから会員である意味がない。

・・・どれだけ料金差があるか確認のため、いま、ウェブへ飛んだら、なんと! 「鑑賞ポイントサービス終了」とのこと。

そりゃそうだ。なぜなら、世の中シニアばかりだから。ポイントの恩恵がない。シニア料金で済んじゃう。

以前から言ってるように、ジジババばかりの日本で「シニア料金」というのは成立しないプライシングなのである。むしろ「現役料金」として、子育てにお金かかる現役世代に値引きなど、特典つけてあげて。

ユニバーサルスタジオやディズニーランド、レゴランド、ジブリパークなど、現役世代はめちゃくちゃお金かかる。彼らこそ、安く、特典厚くしてあげて。

シニアなんざ、放っておこう。むしろ高くすればいい。実質値上げが簡単にできる。

映画に限らない。

今朝ポストに入っていたこれ。

捨てるつもりで折りたたみ

アメックスビジネスカード会員同士のビジネスマッチングだって。

誰がそんなもんに登録するか。要するにこれもアメックスの「顧客囲い込み」。アメックスの顧客データに追加されるだけ。

ずっと以前から財布、クレジットカードフリーだ。

出張時など、どうしても法人カード必要な場合がある。いざというとき、「この人、誰?」とならないよう、健康保険証もあっていい。

普段ぼくは現金決済にしてる。理由は、そのほうがお金残るから。

「お金がない、ない、ピー!」と言ってる人は、クレジットカードや交通系IC・PayPayなど、キャッシュレス習慣があるはず。現金主義に変えてみたら、驚くほど楽になるよ。

さて。

なんでこんな「アプリフリー」な生活にしようとしているかというと、理由は三つある。

第一に、変人。

第二に、企業のシステムデータ・ネットワーク上のドット(点)になりたくないから。

ドットのイメージ

GAPのアプリメンバーになったとする。GAPの膨大な顧客データの中の一つのドットになったわけだ。

システムは、人のためにあったはずが、人がシステムのために動かされるようになった。販売現場は、そうなってる。

わかりやすい例でいうと、セブンで買い物したら、現金であれ、スマホ決済であれ、自分で画面をタップして、操作しなきゃならない。あれは「システムを有効に動くように行動せい」ということだ。

なんでやねん。

15年ほど前だったか、メイド・イン・チャイナ製品があまりに多いのにストレス感じ、「一年間チャイナ・フリーな生活をしてみたらどうなるか」やってみたアメリカ人女性の本を読んだ・・・いま書棚行って探したが、捨てたみたいで、見つからない。結果どうなったのか忘れちゃったのだけど、気持ちはわかる。

そしてアプリフリーの三つ目の理由。

ロックンローラーだからです。なんでお前(企業)の言う事、聞かなあかんねん。

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