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どうやら「企業案件」みたい。

かの悪名高きマイクロソフトEdgeがいま、面白い。

ChatGPTが搭載され、Windows版ではImage Creatorというアプリがサイドバーに標準搭載されている。

これは、プロンプトをテキストで入れると(現時点では英語のみ)、まるで写真のようなイラストを自動生成してくれる。無料。あまりに便利なので、今朝、EdgeのMac版をダウンロードした。ところがMac版にはImage Creatorがサイドバー標準搭載ではなく、いちいち検索しなければならない。

でも、アカウントでログインしているから、「作品」として、Windowsパソコンで作った画像もそのまま使える。いずれMac版にもくっつくだろう。

こんな感じ。

sleeping baby, boy

AI robot

zen

smiling woman in the office

ぼくはセミナー・スライドをMac上でMicrosoft365立ち上げ、パワポ作成するという「MacとWindowsのいいとこ取り」ユーザーなので、Edgeも必須なんだ。

話は変わります。

昨日、マーケティングZEN講義中、塾生が「新しいブランドを立ち上げました」と報告してくれた。
「で、どんなマーケティングを?」
「はい、インフルエンサーに200万円かけました」

坊や、いったい何を教わってきたの?(笑)

その塾生は阪本塾以来ずっとぼくのマーケティングを耳にしている。
というか、マーケティングZENの前回スライドでこういうのを目にしている。

そもそも人間の世の中にニーズなんてものは4つしかない。

ほかはすべて「ほしー!」という欲求(ウォンツ)を創造しなきゃならない。そしてすべての前に、「関係」を築くのが一番最初にやらないといけないこと。

商品はあとだ。

ブランドは記憶されて初めて「ブランド」になる。それまでは「自称プロのギタリスト」と同じく、「自称」。

では、なぜ記憶されるかというと、そこに共感があるから。共感はなぜあるかというと、関係ができているから。堂々巡りみたいだけど、出発は「関係」なんだ。

インフルエンサーにお金渡したら、「自動顧客生成装置」よろしくお客さんを連れてきてくれる、という考えがいかに幼稚か。

「それで、結果は?」
「ゼロでした」

でしょ? 何の不思議もない。

インフルエンサーといえば、ご贔屓にしているYou Tubeがあって、旅がテーマ。

でもなんか、この回おかしいな、という時があった。仔細に観察すると、どうやら「企業案件」みたい。そう、どこそこのホテルが「是非うちに泊まっていただいて」というやつだ。

そんなので5万だか10万だかもらっても、視聴者にはすぐにわかる。その瞬間、「再生」を止める。

そういえば、こんなのもあった。こちらはライフスタイル系なんだけど、何かといえば「オイシックス」を連呼する。
オイシックスからお金もらってるんだ。
そこで「停止」ボタン。

たかだか5万だか10万だかのお金のために、自分からお客さんとの「関係」を損なうことをしているわけである。

チャンネル登録者は、今どき、バカじゃない。全部透明と思ったほうがいい。

企業案件は、受けないほうがいいよ。

そう、インフルエンサーも、企業案件を受けないほうがいい。
企業サイドも、インフルエンサーを使わないほうがいい。

結局、地道に顧客との関係を築いていくしかないんだ。
スローに、いきましょう。

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