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まだ新大阪駅出たばかりです

昨夜は8時に寝て、7時に起きた。寝ることがメインの生活である(笑)

久しぶりにJR大阪駅周辺を見て回った。阪神百貨店が改装され、すごく面白くなってる。お店一つずつを丁寧に時間かけて見てみたいような、興味深い出店があって、楽しい。でもこれまでの濃いファン(ぼくの姉世代、70代)には不評なんだろうなあ。最上階のフードコートと地下食料品売り場はその姉たちでいっぱい。その間の階に「わたしたちの店がない」と文句言いそうだ(笑)

エキマルシェ大阪もお店が一新され、面白さが増えた。楽しみである。

さて、今日は韓国語の勉強をどうやっているか。誰が興味あるねん、そんな話、という感じもするが、まあ、他に書くこともないので。

韓国語は、「音」の言語だ。日常会話で交わされる言葉をハングルに転換している。ハングルには一定のルールがあり、同じく表音文字のローマ字みたいな仕組み。母音と子音で成り立っている。ただ、そればかりではない。ネイティブスピーカーならではの息づかいや間がある。「クローゼット」を「옷장」と書いて、読みは「おっちゃん」なのだが、「お・・・っ・・・ちゃん」とたっぷり間を置く。その間がハングルで表現されている。日本語の「おっちゃん」をハングルのルールで書くとまた違うものになる。ここのところが面白く、勉強し甲斐ある。ネイティブスピーカーの発音を、まるごと真似するしかない。

韓国語の成り立ちは三種類あって、元からある言葉、漢字(漢語)由来の言葉、そして外来語だ。外来語は「ファッション」「ショッピング」「テレビジョン」「コンピュータ」などで、これは簡単に覚えられる。
漢字由来のものも、「家具」「散歩」「習慣」など、推測しやすい。
一番難しいのが、元からある言葉だ。たとえば、体を表す言葉たちは昔からあるので、独自だ。なので、これは覚えるしかない。目、耳、鼻、足、手・・・

そこで、元からある言葉を増やすために、覚えやすくするために、語源を調べる。たとえば、水という単語がある。「물」。これと目「눈」をくっつけると「目の水」となって、「涙」(눈물)。同じように、「川の水」は川「강」とくっつけると「강물」となり、一度覚えると忘れない。

語源を遡ることで、一見遠回りに見えるかもしれないが、ボキャブラリーが増える。

これは日本語も同じで、たとえばジェラシー、嫉妬することを「焼き餅焼く」というよね? どうしてだろう? 調べてみたら、もともと「ジェラシー」「妬む」を「焼く」と表現していたらしい。これは江戸時代の黄表紙、いわゆる大衆読み物にも出てくる。「せっかく『焼く』んだから、餅をくっつけちまえ」ってんで、「焼き餅を焼く」となったそうな。

ともあれ、外国語を学ぶときに、一番大事なのは、用例の文章まるごと覚える。「夕飯は毎日私が作ります」というのを覚えてしまうと、「夕飯」を「朝飯」に、「毎日」を「たまに」、「私が」を「娘が」と入れ替えても成立する。単語一つひとつを覚えていくより、文章で覚えるメリットのほうが良い。何より近道になる。

何はともあれ、声に出しながら、書く。書くことで、脳ではなく、潜在意識地下2階まで浸透する。あと、単語集を何冊も使うのではなく、一冊をまるごと、すべて、まずは暗記してしまう。

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プラス、好きな韓流ドラマは何回も見ているので、セリフの内容を覚えてる。その内容を表現している韓国語セリフを耳だけで聴いて、覚える。

ということで、亀の歩みですが、韓国語、コツコツ、勉強しています。ソウルで講演する、というゴールが、新大阪から新幹線乗って東京駅まで行くことになぞらえるなら、現時点ではまだ新大阪駅出たばかりの感じです。でも、言える用例が増えると楽しい。この、楽しさこそが、勉強の対価なんだろうなあ、と思います。


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