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宵越しの金は持たねえ

「この本の著者なんです」

若い女性レジスタッフが

「キャー!!!」

とハートマークいっぱい飛ばして拍手してくれた。

「あんなに大きく展開してくださって、ご担当の方にお礼を言いたくて」

おしゃれな街、二子玉川の蔦屋家電さん。あいにく担当者さん、今日はお休みとのこと。くれぐれもお礼をお伝え下さい、と名刺置いてきた。

出版の仕事、26年やってるが、ここまで大々的にやってくれているのを見るのは初めて。こういうのが、喜びだよなあ。人生、ありがとう。

朝から新品スニーカー履いてゴキゲン新幹線。

この出張はクライアントさん絡みではなく、純粋にJOYWOWの仕事。

ディスカバー・トゥエンティワンさんを訪問する。

担当編集者・・・23:58タイムスタンプの男(笑)・・・伊東さんと、もうお一人、翻訳書をはじめ、長く編集に携わっておられる藤田さんとお目にかかった。

オフィスに入ると、5月新刊の本が並んでいて。

ありがとうございます。

ミーティングはとても有意義な内容だった。
また新しいドアが開いた、そんな印象をもった。

とてもあとあじの良い会社だなあ。他の出版社では感じられない気持ちよさ、心地よさだった。

ビルを出て、ふと降りてきた。
そうだ、二子玉川行こう。大きく展開してくれていると聞いた。半蔵門線ならそのまま直通で行ける。

ということで、蔦屋家電さん行ったという次第。

久しぶりの東京、いろいろ刺激的で、面白い。東京にオフィス構えるか、とも思ったのだが、よく考えればぼくはいつもあっちこっち出かけるから、オフィスにいない。

今回のこの出張旅費は往復4万円。だとすれば、行きたければ出張すればいい。家賃4万円では東京でオフィス借りられないだろう。
ミーティングはどこかホテルのカフェ使えばいいし。

宵越しの金は持たねえ

という姿勢でいる。
円は宵越しするたび、価値の下がる時代だ。

今回の出張費はクライアントさん絡みじゃないからJOYWOWから出す。原資は、この本の印税だ(まだもらってないけど)。

通常のJOYWOWのビジネスで、十分利益は出ている。だからこの本の印税は「おまけ」みたいなもので、「おまけ」を貯金しちゃいけない。
使わなきゃ。

ぼくはいつもこういうお金との姿勢をしている。年金もらったら、それはJW-UPのNPO活動のランチ代などに使う。

宵越しの金は持たず、その分、体験に使う。

リターン、大きいから。

若い女性から「キャー」拍手なんて体験、なかなかできないしね(笑)

*5月31日17:00pm 追記

二子玉川蔦屋家電のビジネス書担当の方からご丁寧なメールをいただきました。

嬉しくて飛び跳ねています(笑)

ありがとうございます!

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