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大樹レーシングクラブ2022募集馬(2021年産)AI馬体診断

2021年産の一口クラブ募集馬AI馬体診断の第8弾として、大樹レーシングクラブの募集馬の診断結果を紹介する。

全13頭の募集で、平均スコアは0.43満点評価は2頭と、平均点としては非社台系の他クラブと比較するとほぼ標準的な結果となった。またこの頭数で満点が2頭というのは多い部類と言える。
牡馬の平均が0.61で牝馬は0.28と極端に性別差がある結果となっている。
また募集額で見ると、最高募集金額の2頭はスノーサミットの21が0点、タイキキララの21が満点と非常に極端な結果が出た。もう1頭の満点評価となったピアレジーナの21も募集額では低いほうに属するので、あまり診断スコアと募集額の相関は見られない。

最後に、当クラブの2019年産(現3歳)の診断スコアと現在までの競争成績をおさらいしてみる。
2019年産のAI馬体診断スコアを公開したのはこの記事で、一般公開したのはスコア0.70以上の診断結果となったものだけとしていた。大樹からの該当馬は満点評価となったスウィートナー(タイキグラミーの19)のみだった。しかもこの馬は追加募集であったため、診断時の写真は他より成長度合いが高く、精度に疑問ありという注釈付きとしていた。結果は4戦0勝 [0-0-1-3] で未勝利のままJRA抹消となっている。
一般公開していないものも含めた診断スコアベスト3の競争成績(2022/07/16現在)を見ると、
・1.00 スウィートナー(抹消:4戦0勝 [0-0-1-3])
・0.64 タイキマクスウェル(現役:4戦1勝 [1-2-0-1])
・0.58 アメイジングアイル(現役:5戦0勝 [0-1-0-4])
となっている。
大樹のこの世代は全12頭中4頭が勝ち上がり、全て1勝のみという状況から、この結果からは何とも評価しづらい内容である。


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