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『虹のむこうに』

2006〜2007年頃の作。
思えば、結局こんなふうに大事にしていた人とも
離れ離れになってしまって、時間が経った。
一緒にいる人は変わってもその人のことを、
忘れるわけじゃないし、変わらずに大切に思う。

そんな人が増えていくってことを
悲しいことや寂しいことだとせずに、
嬉しいことなんだって思えるようになれたら、
またひとつ、素敵な出会いがそこにあったんだって
受け入れていけるんだなって今だからこそ言い切れる。

ずっと一緒にいたいと思うのは、素晴らしいこと。
でも、ずっと一緒にいられない、
っていうことも大人になるとわかること。
それでも、それでも。
この人に会えて良かった、と、心から感謝している。


***


ふたり出会ってどれくらいの時が経ったのかな?
そんなことを考える必要ないほど一緒。

むずかしい言葉じゃなくていい
伝えたい想いはきっと 触れるぬくもりを伝って
心から心へ 渡っていくんだよ

しあわせの景色はこんなふうに
ありふれていてありきたりで 見逃してしまうことばかり。
だけど ずっと一緒にいようね。

なんてことないすれ違いで お互いに意地を張って
どうしようもないケンカして 家を飛び出した

雨が上がった空に架かる七色の橋が
すっと消えそうになって、だけど消えなくて
いつまでもそこにあったよ。

虹の向こうに届く頃に
ふたり笑っていられるように
僕たちもつないだこの手を
にぎりしめていられたらいいね

それは美しい なんて美しい
君と僕と 未来の色

虹の向こうに届く頃に
ふたり笑っていられるように
僕たちもつないだこの手を
にぎりしめていられたらいいね

だから ずっと一緒にいようね。

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